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徹底解説!comeと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!

 

 

今回の記事では「comeの文型」や「comeを使った熟語やイディオム」をまとめてみました。

英語は動詞ひとつとっても「全体の構造や文脈や他の単語との組み合わせ」で意味が変わるので、慣れていないと難しいですよね?

この記事では、そんなモヤモヤを払拭できるように「comeを使った表現」を徹底的に解説してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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この記事の目次

comeのコアイメージ

 

 

まず、comeの本来のイメージは「話題の中心に何かがやって来る」になります。

日本語では「来る」という意味でお馴染みですが、それだけにとどまらず「達する・思いつく・広まる・公になる・夢が叶う・だんだん変化する」など、様々な意味を生み出します。

ですが、それら全ては「話題の中心に何かがやって来る」から生まれた意味になっているので、コアイメージをおさえておくと臨機応変に対応しやすくなります。

 

 

そんなcomeですが、コアイメージの「話題の中心に何かがやって来る」から、大まかに分けると以下の4つの意味になります。

1.来る
2.到達する
3.出現する
4.ある状態になる

この「話題の中心」というのは、基本的には「話し手と聞き手の視点のあるところ」になるので、視点が話し手のいる場所にある場合は「来る」、視点が聞き手のいる場所にある場合は「行く」といった意味になります。

comeを使う際は「どこに視点があるのか?」が使いこなす鍵になるので、注意しましょう!

 

come:来る

1.来る

 

comeのイメージは「話題の中心にやって来る」なので、そのイメージから「来る」などの意味を生み出します。

・Can you come to my office?
・私のオフィスに来れますか?

⇒相手が話題の中心(オフィス)に来るイメージ

・She comes from Canada.
・彼女はカナダ出身です

⇒彼女が話題の中心(現在いる場所)に来たイメージ

・The spring has come.
・春がやってきた

⇒春が話題の中心(現在)に来たイメージ

3つ目の文「The spring has come.(春がやってきた)」は、過去形を使えば良さそうな気がしますが「春は毎年巡って来るもの」ですよね?なので「過去形:過去の一点の表現」ではなく、「現在完了形:過去から現在までの繋がりの表現」が使われます。

日本語だと「春がやってきた」は過去形に思えますが、実際は「季節は巡るもの」なので現在完了形になります。

 

come:到達する

1.到達する

 

comeのイメージは「話題の中心にやって来る」なので、そのイメージから「到達する」などの意味を生み出し、その際「話し手や聞き手の視点は話題の中心」に向いています。

・I’m sorry. I’m coming now!
・ごめん、今行く

⇒自分が話題の中心(相手のいる場所)に行くイメージ

・The movie came to the climax.
・その映画はクライマックスを迎えた

⇒映画の内容が話題の中心(最終局面)に来たイメージ

・The cost comes to $1000.
・費用は1000ドルに達した

⇒費用が話題の中心(1000ドルという価格)に来たイメージ

話題の中心は「場所・位置・価格」など様々なところを指しますが、どこを指すにしろ「そこに向かう感覚がある」のがポイントです。

・Can I come with you?
・私も一緒に行っていい?

⇒私が話題の中心(相手の行く先)に一緒に行くイメージ

なので「話し手と聞き手の視点が話題の中心(行く先)」にある場合は、日本語訳では「行く」でも、上記のように「go」ではなく「come」を使うのが自然です。

 

come:現れる・出現する

1.現れる・出現

 

comeのイメージは「話題の中心にやって来る」なので、そのイメージから「現れる・出現する」などの意味を生み出します。

・A good idea came to me.
・良いアイディアが浮かんできた

⇒良いアイデアが話題の中心(私の頭の中)に来たイメージ

・A bitter taste came to her mouth.
・苦い味が彼女の口の中に広がった

⇒苦い味が話題の中心(彼女の口の中)に来たイメージ

・His true character came out.
・彼の本性が現れた

⇒彼の本性が話題の中心(表面)に来たイメージ

 

come:ある状態になる

1.ある状態になる

 

comeのイメージは「話題の中心にやって来る」なので、そのイメージから「ある状態になる」などの意味を生み出します。

・His dream came true.
・彼の夢は叶った

⇒彼の夢が話題の中心(現実)に来たイメージ

・She came to get up early.
・彼女は早起きするようになった

⇒早起きの習慣が話題の中心(彼女のルーティーン)に来たイメージ

・I come to enjoy studying English.
・英語の勉強が楽しくなってきた

⇒英語の勉強が話題の中心(楽しいという感情)に来たイメージ

 


2.順序や位置や優先するもの

 

comeのイメージは「話題の中心にやって来る」なので、そのイメージから「位置や順序を優先するモノ」などを表現することもできます。

・He came first in the race.
・彼は競争で1位になった

⇒競争の結果が話題の中心(1位という順序)に来たイメージ

・Family cames first in my life.
・家族優先です

⇒家族への想いが話題の中心(優先順位1位)に来るイメージ

・Study cames first.
・勉強が第一です

⇒勉強が話題の中心(優先順位1位)に来るイメージ

 

comeのイメージ ⇒ comeのイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

 

goとcomeの感覚

 

 

goのイメージは「ある地点から去って離れていく・進行する」ですが、comeのイメージは「話題の中心へやって来る」になります。

●話題の中心から離れていく
・I’m going.
・どこかへ行く
⇒ある地点から離れる(どこかへ行く)

●話題の中心へやって来る
・I’m coming.
・そちらへ行く
⇒話題の中心にやって来る(そちらへ行く)

日本語訳に引きずられると「come=来る」なので、使い分けの際に勘違いしてしまいます。

ですが、英語には「来る・行く」の区別はなく「話題の中心へ向かう場合は『come』、ある地点から離れる場合は『go』」になります。

なので、例えば「誰かに呼ばれて向かう(相手のいる場所へ行く)」場合は、「come:話題の中心へ向かう「I’m coming.(今行きます)になる」のがポイントです。

 

 

comeの文型

 

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第一文型
(S+V)
come
come + 副詞
come + to 名詞
come + to 動詞
来る・到達するなど
場所・時点に来るなど
場所に来る・時点や値に達するなど
Vしに来る・Vするようになるなど
第二文型
(S+V+C)
come + 形容詞 Cになるなど
come + 動詞のing形
(※構造上は第二文型)
Vしながら来るなど

 

基本的にcomeは、第一文型と第二文型に使うことができます。そのため動詞の分類としては「自動詞」に分類されます。

 

第一文型(S+V)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第一文型
(S+V)
come
come + 副詞
come + to 名詞
come + to 動詞
来る・到達するなど
場所・時点に来るなど
場所に来る・時点や値に達するなど
Vしに来る・Vするようになるなど

 

第一文型は「主語の単純な動作を表現する文」を作ります。

comeを使った第一文型は「話題の中心にやってくる」を意識していれば、だいたい理解することができます。基本的に以下の4つを表現できます。

1.来る
2.到達する
3.出現する
4.ある状態になる

どのような意味になるにしろ、文字通り「主語の単純な動作」を表現します。

 


come「来る・到達する」など

 

 

・The time has come.
・時は来た
⇒時期が話題の中心(現在)に来たイメージ

・The train is coming.
・電車が来た

⇒電車が話題の中心(今いる場所)に来たイメージ

こちらの表現は、一般的によく使われている表現「来る」なので簡単ですね。文字通り「主語の単純な動作」です。

 


come + 副詞 「場所・時点に来る」など

 

 

・Come here!
・おいで

⇒相手が話題の中心(自分がいる場所)に来るイメージ

・He came home all weepy.
・彼は泣きながら帰宅した

⇒彼が話題の中心(彼の自宅)に来たイメージ

・The new movie is coming soon.
・新しい映画が近日公開です

⇒新しい映画が話題の中心(近日中)に来るイメージ

こちらも一般的によく使われる表現「来る」なので簡単ですね。文字通り「主語の単純な動作」です。

 


come + to 名詞「場所に来る・時点や値に達する」など

 

 

・Are you going to come to the party?
・パーティーに来ますか?

⇒相手が話題の中心(パーティー)に来るイメージ

・The total comes to 3,000 yen.
・お勘定は3000円になります

⇒お勘定が話題の中心(3000円という価格)に来たイメージ

・The secret came to light at last.
・その秘密がついに明らかになりました

⇒その秘密が話題の中心(白日の下)に来たイメージ

後ろに続く名詞(to以下:到達点)によって訳が変わります。到達点は「場所・価格・位置」など様々なところを指していますが、どこを指しているにせよ、心理的には「その地点(話題の中心)に向かう感覚」があります。

 


come + to 動詞「Vしに来る・Vするようになる」など

 

 

・They came to see me.
・彼らは私に会いに来ました

⇒彼らが私に会うために来たイメージ

・He came to get the book.
・彼は本を取りに来た

⇒彼が本がある場所を取るために来たイメージ

・They came to see me in the hospital.
・彼らは病院にお見舞いに来ました

⇒彼らがお見舞いするために病院へ来たイメージ

toには到達点のイメージがあるため、後ろに動詞を置くことで「Vしに来る・Vするようになる」などの意味になります。

 

第二文型(S+V+C)

 

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第二文型
(S+V+C)
come + 形容詞 Cになるなど
come + 動詞のing形
(※構造上は第二文型)
Vしながら来るなど

 

第二文型は「主語の状態を説明する文」を作ります。

comeを使った第二文型の表現は、基本的に「come + 形容詞(~になる)」が使われることほとんどです。もう一方の「come + 動詞のing形(~しながら来る)」は、厳密に分類すると第二文型とは異なりますが、構造上は第二文型になので、ついでに覚えておきましょう。

 


come + 形容詞「Cになる」など

 

 

・His prediction has really come true.
・彼の予言は現実のものとなった

⇒彼の予言が現実に起こったイメージ

・It will come cheap at 8pm.
・午後8時になると安くなります

⇒それが安くなったイメージ

・She came awake.
・彼女は目覚めました

⇒彼女の状態が起きている状態に来た

イメージとしては「その状態へやって来る(話題の中心にやって来る)」です。文字通り「S=Cの関係が成り立っている」ので簡単ですよね。

 


come + 動詞のing形「Cしながら来る」など

 

 

厳密に分けると、以下の例文は第二文型に分類するのは違和感がありますが、文の構成としては第二文型と同じ形なので、今回の記事では第二文型扱いにしています。

・He came running.
・彼は走りながらやってきた

⇒走っている状態で話題の中心にやって来たイメージ

・He came dancing.
・彼は踊りながらやって来た

⇒踊っている状態で話題の中心にやって来たイメージ

上記の例文のように「comeの後ろに現在分詞(動詞のing形)が置かれてい形」には違和感がありますが、この場合の「現在分詞(runningやdancing)」は「文の要素としては補語と同じ役割を果たし、品詞としては形容詞に分類」されます。

 

この「補語と同じ役割を持つ要素」は、一般的には「準補語(擬似補語)」と呼ばれているのですが、学校の授業などでは教わらない項目のため、あまり知られていません。

ですが、実際に英語を使う場ではよく見かける項目なので覚えておきましょう。(※準補語については、少し難しい考え方が必要になるので、以下の解説を参考にしてくださいね。)

 

準補語(擬似補語)とは?

 

 

英語には、特殊な使い方をされる「準補語(擬似補語)」と呼ばれる要素があります。

●準補語(擬似補語)の特徴

1.補語と同じ役割を持つ
2.文中では名詞や形容詞として働く
3.第二文型ではS=C、第五文型ではO=Cが成り立つ
※【重要】補語と同じ役割だが、無くても意味の通じる文が作れる!

この「準補語(擬似補語)」の最大のポイントになるのが、役割は補語と同じだが「文中に無くても意味の通じる文が作れる」という点です。

 


 

では、実際に例文をチェックしながら「補語:He looks young.」と「準補語(擬似補語):He died young.」の違いについて見ていきましょう。

 

補語は文の主要素なので「文中から外すことは不可能」です。

●補語は文中から外すことはできない

○ He looks young.
○ 彼は若く見える
⇒S=Cが成り立つのでyoungは補語

× He looks.
× 彼は見える
⇒youngは補語なので外してしまうと文が成立しない

実際、上記の文から「補語(young)」を外してしまったら、文として成立しないですよね?

一方、準補語は、文中で補語と同じ役割を果たしていますが「文から外すことが可能」です。

●準補語は文から外すことができる

○ He died young.
○ 彼は若して亡くなった
⇒S=Cが成り立つのでyoungは補語と同じ役割

○ He died
○ 彼は亡くなった
⇒youngは準補語なので外してしまっても文として成立する

実際、上記の文から「補語(young)」を外していまったら、文として成立しないですよね?

つまり、「準補語(擬似補語)」は「役割としては補語だが、文から外しても意味の通じる文が作れる語句」ということになります。

 


 

文中から外しても意味が通じるのであれば、「準補語(擬似補語)は必要ないんじゃないの?」と思ってしまいますが、準補語が文に付与する情報は「その文にとっては非常に重要な情報」になります。

・He died young.
・彼は若して亡くなった
⇒この文で「若くしては」は非常に重要な情報
※この文では「亡くなった」ことではなく「若くして」がメインの情報

・He died
・彼は亡くなった
⇒準補語が無いとどういう人が亡くなったのかが分からない
※「若くして」はメインの情報なので外してしまうと伝わる意味が変わる

実際、「彼が若くして亡くなる」のと「彼が亡くなる」とでは、相手に伝わる情報が大きく異なりますよね?

 

とはいえ、準補語はあくまで「補語と同じ役割」を果たす要素というだけで、「補語」ではないため「文中に無くても意味の通じる文を作ることが可能」です。

ですが、構造や役割は「第二文型や第五文型の補語」と同じですし、品詞も「名詞や形容詞になるという点」では「補語」と同じです。なので、準補語は「相手に情報を伝えるためには欠かせない要素」と言えます。

詳細はこちら ⇒ 準補語(擬似補語)って何?基本5文型との関係と補語との違い!

 

 

comeを使った熟語やイディオム

 

 

熟語・イディオム comeの表現 一般的な日本語訳
come come about
come across
come after
come along
come back
come by
come down
come down with
come up
come up with
come from
come in
come into
come off
come out
come over
how come
when it comes to
起こる・生じるなど
横切る偶然出会うなど
~の後に来るなど
現れる・上手く行くなど
思い出す・戻るなど
手に入れる・訪れるなど
降りる・下がるなど
病気にかかるなど
上る・起こる・など
思いつく・作るなど
~から来るなど
入る・到着するなど)
入る・~に変わるなど
取れる・行なわれるなど
出る・世に出るなど
やってくる・襲うなど
なぜ?・どうして?
~ということになる

 

最後に、よく使われる「comeを使った熟語」をまとめてみました。せっかくなので、例文とイラストを交えてご紹介します。

 

come about「起こる・生じる」など

1.come about「起こる・生じる」など

 

 

・How did that come about?
・どうしてそうなったの?

⇒状態が話題の中心(周辺)に来たイメージ

・How did the accident come about?
・その事故はどうして起こったのか?

⇒事故が話題の中心(周辺)に来たイメージ

・How did this problem come about?
・問題はどのようにして生じたのでしょうか?

⇒問題が話題の中心(周辺)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「about:その周辺」で「起こる・生じる」などの意味になります。感覚的には「周辺にやって来る感覚」ですね。

 

come across「横切る・~と思われる・偶然出会う・伝わる」など

1.come across「横切る」など

 

 

・The boat came across the river.
・ボートが川を渡ってきた

⇒ボートが川を横切って話題の中心(こちら)に来たイメージ

・They came across the street.
・彼らは通り渡ってやって来た

⇒彼らが通りを横切って話題の中心(こちら)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「across:平面を横切る」で「横切る」などの意味になります。感覚的には「横切ってやって来る感覚」ですね。

 


2.come across「~と思われる・印象を与える」など

 

 

・She came across really well.
・彼女はとてもいい感じだった

⇒彼女の印象が横切って話題の中心(こちら)に来たイメージ

・He came across as a little nervous
・彼は少し緊張しているように見えた

⇒彼の印象が話題の中心(面接官)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「across:平面を横切る」で「~と思われる・印象を与える」などの意味になります。感覚的には「印象などが横切って来る感覚」です。

 


3.come across「偶然出会う・偶然見つける」など

 

 

・I came across her on the street.
・私は通りで彼女にばったり会った

⇒私と彼女が話題の中心(交差した地点)に来たイメージ

・I came across the old pictures in parents’ house.
・実家で古い写真を見つけた

⇒私と古い写真が話題の中心(交差した地点)に来たイメージ

・I came across an interesting book at the store.
・お店で面白い本を見つけました

⇒私と面白い本が話題の中心(交差した地点)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「across:交差して」で「偶然出会う・偶然見つける」などの意味になります。感覚としては「お互いに交差する地点に来る感覚」です。

 


4.come across「ふと思い浮かぶ・心をよぎる」など

 

 

・A stupid idea came across my mind.
・愚かな考えが頭をよぎりました

⇒おろかな考えが話題の中心(頭の中)に来たイメージ

・Old memory came across my mind.
・昔の記憶がふと頭をよぎりました

⇒昔の記憶が話題の中心(頭の中)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「across:平面を横切る」で「ふと思い浮かぶ・心をよぎる」などの意味になります。感覚的には「横切って来る感覚」です。

 


5.come across「伝わる・気づかされる」など

 

 

・Her lecture came across well.
・彼女の講義は十分理解された

⇒彼女の講義が話題の中心(頭の中)に来たイメージ

・My idea did not come across well.
・私のアイデアがうまく伝わらなかった

⇒私のアイデアが話題の中心(相手の頭の中)に来なかったイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「across:平面を横切る」で「伝わる・気づかされる」などの意味になります。感覚的には「横切って来る感覚」です。

 

come after「~の後に来る」など

1.come after「~の後に来る」など

 

 

・I will come after you.
・後から向かいます

⇒私が話題の中心(後から行き先)に行くイメージ

・My daughter come back after a while.
・暫くして娘が帰って来た

⇒娘が話題の中心(後から家)に帰ってきたイメージ

・She didn’t come after all.
・とうとう彼女は来なかった

⇒彼女が話題の中心(後からこちら)に来なかったイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「after:後についていく」で「~の後に来る」などの意味になります。感覚的には「後から来る感覚」です。

 

come along「到着する・現れる・上手く行く・一緒に行く」など

1.come along「到着する・現れる」など

 

 

・The train came along at 3.
・電車は3時に来ました

⇒電車が時間の流れに沿って話題の中心(駅)に来たイメージ

・The bus will come along shortly.
・もうすぐバスが来ます

⇒バスが時刻表に沿って話題の中心(バス停)に来るイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「along:(沿って・従って)細長いモノに沿う」で「到着する・現れる」などの意味になります。感覚的には「予定や時間などの流れに沿って来る感覚」ですね。

 


2.come along「上手く行く・改善する・上達する」など

 

 

・How is the project coming along?
・プロジェクトは順調に進んでいますか?

⇒プロジェクトが(良い流れに沿って)終わりへ向かっているイメージ

・My work is coming along smoothly.
・仕事は順調に進んでいます

⇒仕事が(良い流れに沿って)終わりへ向かっているイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「along:順調で(細長いモノに沿う)」で「上手く行く・改善する・上達する」などの意味になります。感覚的には「良い流れに沿って来る感覚」です。

 


3.come along「一緒に行く」など

 

 

・Come along to my booth.
・私のブースに来てね

⇒流れと共に話題の中心(ブース)に来るイメージ

・My brother came along with us.
・弟も私たちと一緒に来ました

⇒弟が私たちと一緒に話題の中心に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「along:一緒に(細長いモノに沿う)」で「一緒に行く」などの意味になります。感覚的には「何かと共に来る感覚」です。

 

come back「思い出す・再び流行する・戻る」など

1.come back「思い出す」など

 

 

・Her doubts came back.
・疑念が蘇ってきた

⇒疑念が話題の中心(頭の中)に戻って来たイメージ

・Old memories are coming back.
・古い記憶が蘇ってきた

⇒古い記憶が話題の中心(頭の中)に戻って来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「back:後ろ」で「思い出す」などの意味になります。感覚的には「後ろに戻って来る感覚」ですね。

 


2.come back「再び流行する」など

 

 

・I heard bubble tea is coming back in style.
・タピオカティーが再流行しているらしい

⇒タピオカティーが話題の中心(流行)に戻って来たイメージ

・Loose socks are coming in style among teens.
・ルーズソックスが10代の間で再流行しています

⇒ルーズソックスが話題の中心(流行)に戻って来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「back:後ろ」で「再び流行する」などの意味になります。感覚的には「後ろに戻って来る感覚」ですね。

 


3.come back「戻る」など

 

 

・He came back home at 6 yesterday.
・昨日、彼は6時に帰宅しました

⇒彼が話題の中心(彼の自宅)に戻って来たイメージ

・She came back to Japan.
・彼女は日本に帰ってきました

⇒彼女が話題の中心(日本)に戻って来たイメージ

・His consciousness doesn’t come back yet.
・彼の意識はまだ戻っていない

⇒彼の意識が話題の中心(彼の頭の中)に戻って来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「back:後ろ」で「戻る」などの意味になります。感覚的には「後ろに戻って来る感覚」です。

 

come by「手に入れる・立ち寄る」など

1.come by「手に入れる」など

 

 

・The ticket is hard to come by.
・そのチケットは入手困難です

⇒チケットが話題の中心(手元)に来るイメージ

・She came by a large amount of money.
・彼女は大金を手に入れた

⇒大金が話題の中心(彼女)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「by:すぐ側」で「手に入れる」などの意味になります。感覚としては「側に来る感覚」ですね。

 


2.come by「立ち寄る・訪れる」など

 

 

・She came by a convenience store.
・彼女はコンビニに立ち寄った

⇒彼女が話題の中心(コンビニ)に立ち寄ったイメージ

・They came by the bar to watch the soccer game.
・彼らはサッカーを見るためにバーに立ち寄った

⇒彼らが話題の中心(バー)に立ち寄ったイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「by:通り過ぎて」で「立ち寄る・訪れる」などの意味になります。感覚としては「来る途中に立ち寄る感覚」です。

 

come down「降りる・降る・下がる・都会から地方へ行く」など

1.come down「降りる」など

 

 

・He came down from the mountain.
・彼は山から下りてきた

⇒彼が山から話題の中心(下)に来たイメージ

・She came down the stair.
・彼女は階段を下りてきた

⇒彼女が上階から話題の中心(下)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「down:下へ」で「降りる」などの意味になります。感覚的には「下に来る感覚」ですね。

 


2.come down「降る」など

 

 

・The snow came down last night.
・昨夜雪が降りました

⇒雪が話題の中心(下)に降ってきたイメージ

・The rain is coming down harder.
・雨が激しくなってきている

⇒雨が話題の中心(下)に降ってくるイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「down:下へ」で「降る」などの意味になります。感覚的には「下に来る感覚」ですね。

 


3.come down「下がる・値下げする」など

 

 

・The temperature came down.
・気温が下がってきた

⇒気温が話題の中心(下)に来たイメージ

・Can’t you come down a little more?
・少しまけてもらえませんか?

⇒価格が話題の中心(下)に来るイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「down:下へ」で「下がる・値下げする」などの意味になります。感覚的には「下に来る感覚」ですね。

 


4.come down「都会から地方へ行く・南下する」など

 

 

・He came down to Okinawa for the holidays.
・年末、彼は沖縄に遊びに来た

⇒彼が話題の中心(都会から地方)に来たイメージ

・The bird comes down from the north in the winter.
・その鳥は冬になると北からやって来ます

⇒その鳥が話題の中心(北から南へ)に来るイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「down:南へ(下へ)」で「都会から地方へ行く・南下する」などの意味になります。感覚としては「下へ(南へ・都会から地方へ)来る感覚」です。

 

come down with「病気にかかる」など

1.come down with「病気にかかる」など

 

 

・She came down with a cold.
・彼女は風邪で寝込んでいました

⇒彼女が風邪のせいで悪い健康状態に来たイメージ

・He came down with fatigue.
・彼は疲労で倒れた

⇒彼が疲労のせいで悪い健康状態に来たイメージ

・She has come down with the flu.
・彼女はインフルエンザにかかってしまった

⇒彼女がインフルエンザのせいで悪い健康状態に来たイメージ

3つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「down:弱りきって・衰えて・沈んで」+「with:共にある」で「病気にかかる」などの意味になります。感覚的には「ウイルスや疲労で健康状態が悪い状態へ来る感覚」ですね。

 

come up「上る・昇る・近づく・起こる・地方から都会へ行く」など

1.come up「上る・昇る」など

 

 

・She came up the stair.
・彼女は階段を上がってきた

⇒彼女が話題の中心(上階)に来たイメージ

・The submarine came up to the surface.
・潜水艦が水面に上がってきました

⇒潜水艦が話題の中心(海上)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:上へ」で「上る・昇る」などの意味になります。感覚的には「上に来る感覚」です。

 


2.come up「近づく」など

 

 

・The cat is coming up.
・猫が寄ってきた

⇒猫が話題の中心(自分のところ)に近づいてきたイメージ

・The robot contest is coming up soon.
・もうすぐロボットコンテストです

⇒日付が話題の中心(ロボットコンテスト)に近づいてきたイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:近づいて」で「近づく」などの意味になります。感覚的には「近づいてくる感覚」です。

 


3.come up「起こる・生じる」など

 

 

・Something has come up.
・急用ができてしまった

⇒急用が話題の中心(現在)に来たイメージ

・A problem suddenly came up.
・問題が急に浮上した

⇒問題が話題の中心(現在)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:事が持ちあがって・起こって」で「起こる・生じる」などの意味になります。感覚的には「事が持ちあがって来る感覚」です。

 


4.come up「話題に上がる」など

 

 

・His name came up in the conversation.
・会話中に彼の名前が出てきました

⇒彼の名前が話題の中心(会話上)に来たイメージ

・The issue came up for discussion.
・その問題は議論の対象になりました

⇒その問題が話題の中心(議題)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:話題や議題にあがって」で「話題に上がる」などの意味になります。感覚的には「話題や議題にあがって来る感覚」です。

 


5.come up「地方から都会へ行く・北上する」など

 

 

・He came up to Tokyo on the trip.
・彼は旅行で東京に来ました

⇒話題の中心(地方から都会)にやって来た

・I came up to New York last month.
・先月ニューヨークに来ました

⇒話題の中心(地方から都会)にやって来た

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:北へ(上へ)」で「地方から都会へ行く・北上する」などの意味になります。感覚的には「上へ(北へ・地方から都会へ)来る感覚」です。

 

come up with「思いつく・(お金などを)作る」など

1.come up with「思いつく」など

 

 

・He just came up with a great idea.
・彼は良いアイデアが思いついた

⇒良いアイデアが話題の中心(思考上)に持ちあがって来たイメージ

・They didn’t come up with a solution.
・彼らは解決策が思いつかなかった

⇒解決策が話題の中心(思考上)に持ちあがって来たイメージ

3つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:持ちあがって・起こって」+「with:共にある」で「思いつく」などの意味になります。感覚的には「思考が持ちあがって来る感覚」です。

 


2.come up with「(お金などを)作る」など

 

 

・How did you come up with this money?
・このお金はどうやって用意しましたか?

⇒お金が話題の中心(自分のところ)に来たイメージ

・It was difficult to come up with the rent.
・部屋の家賃を工面するのが大変でした

⇒お金が話題の中心(自分のところ)に来たイメージ

3つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「up:持ちあがって・起こって」+「with:共にある」で「(お金などを)作る」などの意味になります。感覚的には「お金を起こす感覚」です。

後ろにお金を現す語句がついているのがポイントですね。

 

come from「~から来る・~が原因になる」など

1.come from「~から来る」など

 

 

・He comes from NY.
・彼はニューヨーク出身です

⇒彼がニューヨークから話題の中心(ここ)に来たイメージ

・He just came back home from work.
・彼はちょうど仕事から帰ってきたところです

⇒彼が職場から話題の中心(自宅)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「from:何かの起点」で「~から来る」などの意味になります。感覚的には「何かの起点から来る感覚」です。

 


2.come from「~が原因になる・~に由来する」など

 

 

・This movie comes from a Japan legend.
・この映画は日本の伝説を基にしています

⇒ストーリーが日本の伝説から話題の中心(映画)に来たイメージ

・Many English words come from Latin.
・多くの英単語はラテン語に由来している

⇒多くの単語の由来がラテン語から話題の中心(英単語)に来ているイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「from:何かの起点」で「~が原因になる・~に由来する」などの意味になります。感覚的には「何かの起点から来る感覚」です。

 

come in「入る・到着する・入賞する」など

1.come in「入る」など

 

 

・May I come in?
・入ってもいいですか?

⇒私が話題の中心(部屋の中)に来るイメージ

・A news came in of the earthquake.
・地震のニュースが入ってきました

⇒地震のニュースが話題の中心(自分のところ)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「in:ある空間の中」で「入る」などの意味になります。感覚的には「ある空間の中に来る感覚」です。

 


2.come in「到着する」など

 

 

・What time does the bus come in?
・バスは何時に到着しますか?

⇒バスが話題の中心(自分のところ)に来るイメージ

・The flight came in from Italy.
・イタリアから飛行機が到着しました

⇒飛行機が話題の中心(空港)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「in:ある空間の中」で「到着する」などの意味になります。感覚的には「ある空間の中に来る感覚」です。

 


3.come in「入賞する」など

 

 

・He came in first at the Olympics.
・彼はオリンピックで1位になった

⇒彼の順位が話題の中心(1位)に来たイメージ

・My horse came in first!
・私の馬が1着になった

⇒馬の順位が話題の中心(1位)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「in:ある空間の中」で「入賞する」などの意味になります。感覚的には「ある空間の中に来る感覚」です。

 


4.come in「(商品などの大きさ・色など)~で入手できる」など

 

 

・This shirts comes in four colors.
・このシャツは4色あります

⇒シャツの色が話題の中心(4色の中)に来るイメージ

・The comic comes in seven volumes.
・コミックスは全7巻です

⇒コミックスが話題の中心(全7巻の中)に来るイメージ

・Cars come in a variety of shapes.
・車にはさまざまな形がある

⇒車が話題の中心(さまざまな形の中)に来るイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「in:ある空間の中」で「(商品などの大きさ・色など)~で入手できる」などの意味になります。感覚的には「ある空間の中に来る感覚」です。

 

come into「入る・~に変わる・~の状態になる」など

1.come into「入る」など

 

 

・She came into my room.
・彼女は私の部屋に入ってきた

⇒彼女が私の部屋の中(話題の中心)に来たイメージ

・Mt. Fuji came into view.
・富士山が見えてきた

⇒富士山が視覚外から視覚内(話題の中心)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「into:外から中へ」で「入る」などの意味になります。感覚的には「外から中へ来る感覚」ですね。

 


2.come into「~に変わる・~の状態になる」など

 

 

・VR will come into common use.
・VRは一般的に使われるようになるでしょう

⇒VRが話題の中心(常用外から常用内)に来るイメージ

・The plan will finally come into play.
・その計画はやっと動き始めました

⇒その計画が話題の中心(進行外から進行内)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「into:外から中へ」で「~に変わる・~の状態になる」などの意味になります。感覚的には「外から中へ来る感覚」ですね。

 

come off「取れる・行なわれる・~という結果になる・印象を与える」など

1.come off「取れる・外れる・はげる」など

 

 

・My bike chain came off.
・自転車のチェーンが外れた

⇒チェーンが外れた状態になったイメージ

・The chewing gum doesn’t come off.
・ガムが取れません

⇒ガムが剥がれた状態にならないイメージ

・The paint has come off from the wall.
・壁からペンキが剥がれてしまった

⇒ペンキが剥がれた状態になったイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「off:離れている」で「取れる・外れる・はげる」などの意味になります。感覚的には「離れた状態になる感覚」です。

 


2.come off「行なわれる・実現する」など

 

 

・The event did not come off.
・イベントは開催されませんでした

⇒イベントが終わりの状態まで行われなかったイメージ

・The fireworks festival is coming off in the summer.
・夏には花火大会が行われます

⇒花火大会が終わりの状態まで行われるイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「off:すっかり・終わりまで」で「行なわれる・実現する」などの意味になります。

副詞「off」には「動作を終わりまで行う」というニュアンスがあるので、そこから上記の意味が生まれている訳です。

 


3.come off「~という結果になる」など

 

 

・Her speech came off very well.
・彼女のスピーチはとても上手く行った

⇒スピーチを終わりまで行った結果のイメージ

・Their entrance exam didn’t come off.
・彼らの入学試験は不合格だった

⇒入学試験を終わりまで行った結果のイメージ

・My presentation came off quite well.
・私のプレゼンとても上手く行きました

⇒プレゼンを終わりまで行った結果のイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「off:すっかり・終わりまで」で「~という結果になる」などの意味になります。

副詞「off」には「動作を終わりまで行う」というニュアンスがあるので、そこから上記の意味が生まれている訳です。

 


4.come off「印象を与える・~のように見える」など

 

 

・I thought he came off honest.
・彼は誠実そうに見えた

⇒彼の印象が話題の中心(状態)にやって来た

・He comes off as bit arrogant.
・彼は少し傲慢な印象を受ける

⇒傲慢な印象が(彼から分離して)来るイメージ

・It comes off as being expensive.
・それは高価に見える

⇒高価な印象が(それから分離して)来るイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「off:離れている(分離)」で「~印象を与える・~のように見える」などの意味になります。

副詞「off」には「分離した位置」を表現するニュアンスもあるため。そこから「元のモノから分離して得られる印象」、つまり「印象を与える・~のように見える」といった意味が生まれています。

・He came off his horse.
・彼は馬から落ちた

⇒彼が馬から分離したイメージ

この他にも、単純に「(馬や自転車から分離する)落ちる・落下する」などの意味にもなるので、覚えておきましょう。

 

come out「出る・現れる・発売される・世に出る」など

1.come out「出る・出てくる・現れる」など

 

 

・The sun came out.
・太陽が出てきました

⇒太陽が話題の中心(地平線の外)に来たイメージ

・He doesn’t come out of a coma.
・彼は昏睡状態から回復していない

⇒彼が話題の中心(昏睡状態の外)に来ないイメージ

・A cat came out from a side road.
・脇道から猫が出てきた

⇒猫が話題の中心(脇道の外)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「out:何かの外」で「出る・出てくる・現れる」などの意味になります。感覚的には「何かの外へ来る感覚」ですね。

 


2.come out「出版される・発売される・世に出る」など

 

 

・Our new product will come out next year.
・我々の新製品は来年発売されます

⇒新製品が話題の中心(未発表の外)に来るイメージ

・The new movie came out.
・新しい映画が公開されました

⇒映画が話題の中心(未公開の外)に来たイメージ

・My secret came out.
・秘密がバレた

⇒秘密が話題の中心(外)に来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「out:何かの外」で「出版される・発売される・世に出る」などの意味になります。感覚的には「何かの外へ来る感覚」ですね。

 

come over「やってくる・(感情が)襲う・支配する」など

1.come over「やってくる」など

 

 

・Do you want to come over for a cup of coffee?
・コーヒーを飲みに来ませんか?

⇒空間を超えて話題の中心(こちら)に来るイメージ

・Come over to my office.
・私のオフィスまで来てください

⇒空間を超えて話題の中心(オフィス)に来るイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「over:上の方を覆って(孤を描いて超える)」で「やってくる」などの意味になります。感覚的には「空間を超えて来る感覚」ですね。

 


2.come over「(感情が)襲う・支配する」

 

 

・The wave of sadness came over me.
・悲しみの波が私を襲いました

⇒悲しみの感情が私を覆うように来たイメージ

・A feeling of dread came over the town.
・恐怖が町を襲った

⇒恐怖の感情が町の人々を覆うように来たイメージ

2つのイメージ「come:話題の中心にやってくる」+「over:上の方を覆って(孤を描いて超える)」で「(感情が)襲う・支配する」などの意味になります。感覚的には「感情が覆うように来る感覚」ですね。

 

how come「なぜ?・どうして?」など

1.how come「なぜ?・どうして?」など

 

 

・How come you are late?
・どうして遅れたのですか?

⇒遅れた理由を持ってくるイメージ

・How come you are here?
・どうしてここにいるの?

⇒ここへ来た理由を持ってくるイメージ

・How come you didn’t do homework?
・どうして宿題をやらなかったの?

⇒宿題をやらなかった理由を持ってくるイメージ

2つのイメージ「how:どのように」+「come:話題の中心にやってくる」で「なぜ?・どうして?」という意味になります。文字通りなので簡単ですね。

 

when it comes to「~ということになると」など

1.when it comes to「~ということになると」など

 

 

・He is an expert when it comes to teaching English.
・彼は英語を教えることに関してはエキスパートです

⇒彼は英語を教えることが話題の中心になると

・When it comes to money, he is very stingy.
・お金のことになると彼はとてもケチです

⇒お金のことが話題の中心になると

・When it comes to snowbording, she is always serious.
・スノーボードに関して彼女はいつも真剣です

⇒スノーボードが話題の中心になると

1つのフレーズ「when it comes to(~ということになると)」として覚えておくと便利です。

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「comeが使われている表現」をまとめてみましたが、こうやって改めてまとめると、comeを使った表現って多いですよね?

ですが、どのような文にせよ、comeのイメージ「話題の中心にやってくる」という感覚は常に活きています。主語とcomeの後ろにつづく語句が、どんなに複雑になろうとも「話題の中心にやってくる」を意識することで、文全体の意味も理解しやすくなります。

英語はイメージが非常に重要な言語ですので、日本語の意味だけでなく、英語本来のイメージも覚えるようにしましょう。

 

 

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