英語で「再開」ってなんて言う?物事を再び始める際に使える4つの表現!
今回は「営業再開」に関する英語表現です。
新型コロナウイルスの影響で自粛していたお店が営業を再開した!というニュースが報道されていますが、なかなかコロナウイルスが流行する前のようにはいかないみたいで、飲食店などを経営されている方々は苦労されているようですね。
海外のニュースなどを観ていても、同じように「お店や会社が営業を再開した」というニュースをみかけます。
そこで、今回の記事では「お店や会社が営業を再開する」という英語表現についてお伝えしていきます。
「再開するを表す動詞1」
最初にお伝えする「営業再開の英語表現」は「reopen(再開する)」です。
この表現は、日本語でもお馴染みの「rebound(リバウンド)」でも使われている「re(もう一度)」に「open(開く)」をくっつけた表現で、文字通り「re(もう一度)+open(開く)」で「reopen(再開する)」という意味になっています。
この「re(もう一度)」という接頭辞が付いた英語は、今回の「reopen(再開する)」の他にも、「return(戻ってくる)」や「recycle(リサイクル)」といった単語にも使われていますし、これらの英単語は、もはや日本語としても使われているので理解しやすいですよね。
・Many of Japan’s bars and restaurants are reopening after weeks of closure.
・多くの居酒屋やレストランは数週間の閉店のあと営業を再開した。
・Public Schools in Saitama reopen next week.
・来週、埼玉の公立高校が再開します。
・They reopened a discussion.
・彼らは議論を再開した。
・Aさん : I put on 5 kilos because of Covid-19.
・Aさん : コロナのせいで5キロ太ってしまった。
・Bさん : Me too. We have to exercise.
・Bさん : 僕もだよ、運動しないとね。
・Aさん : Oh, you know what? I heard ABC gym reopen next month.
・Aさん : あ、そう言えば、ABCジムが来月営業再開するって聞いたよ。
・Bさん : Great. Then Let’s go there from next month.
・Bさん : いいね、じゃぁ来月から行こうか。
「再開するを表すシンプルな表現」
次にお伝えする「営業再開の英語表現」は「begin ~ again(再び始める)」です。
先程、ご紹介した「再開する」は、動詞「reopen(再開する)」の一語で表現しましたが、「何かを再び始める」ということを表現したいのであれば、別に一語で表現しなくても問題ありません。そういった観点で考えると、シンプルに「begin(始める)」と「again(再び)」を組み合わせて使っても表現するのも手です。
英語を話す際に、どうしても単語が思いつかない時には、この「begin ~ again」のように「自分が伝えたい内容がどういう内容なのか?」を考えると、意外と簡単な単語の組み合わせでも、伝えたいことを表現することができるので、単語が思い浮かばない場合は、発想を膨らませて考えてみると良いと思います。
・The restaurants began serving again.
・レストランは食事の提供を再開した。
・The detective began the search yet again.
・その探偵は再び調査を開始した
・Aさん : I think I can’t go to ABC island this year.
・Aさん : 今年は、ABC島にいけそうにないわ。
・Bさん : Why?
・Bさん : なんで?
・Aさん : Because ABC airline won’t begin operation again until around November of this year.
・Aさん : 今年の11月くらいまでABC航空は運航再開しないでしょうからね。
「営業を再開する・仕事に戻る」
次にお伝えする「営業再開の英語表現」は「be back in business(営業を再開する・仕事に戻る)」です。
この表現は「be back(戻る)+ in business(仕事の中へ)」なので、組み合わせると「be back in business(営業を再開する」になるのは想像しやすいですね。特に説明は必要ないと思います。
また、この「back in business」は「営業を再開する」という意味だけでなく、「思わしくない状況や停滞している状態が解消されて、物事が良い方向に再び進み始める」といった意味を持つこともあります。なので、例えば「We’re back in business.」と言った場合、文字通り「営業を再開する」という意味もありますが、シチュエーションによっては「これからだ!」みたいな意味にもなるので、覚えておきましょう。
因みに「be back in business」から「back(戻る)」を抜かして、「be in business」にした場合は、「be in business(営業している)」という意味になります。
・Even gyms are back in business.
・ジムでさえ営業を再開した。
・Looks like we’re back in business.
・どうやら仕事に戻れそうだ。
・We’re back in business.
・よし!復活だ!
・Aさん : I almost finished repairng the roof.
・Aさん : 屋根の修理はほぼ終わったよ。
・Bさん : Well. Looks like we’re back in business from next week.
・Bさん : じゃ、来週から営業再開できそうだね。
「再開するを表す動詞2」
最後にお伝えする「再開する英語表現」は「resume(再開する)」です。
この動詞は「何か物事を一度中断した後再び始める際」に使われます。日本語では、パソコンの画面を一旦スリープ状態にして、再び元に戻す際などに「リジュームする(resume)」といった言葉で使われているので、お馴染みの方も多いと思います。
また、この「resume」という単語は、動詞「resume(再開する)」の他に、名詞「resume(履歴書)」として使われることもあります。その際、動詞の場合は「レジューム」という発音になるのですが、名詞の場合は「レジュメ」という発音になり、同じ単語なのですが、発音が異なります。発音によって意味が異なるという珍しい単語ですので、合わせて覚えておきましょう。
・Restaurants in this city can resume outside dining on May 15
・この町のレストランは5月15日に外での食事提供を再開できる。
・The meeting will resume at 10:00.
・会議は10時に再開されます。
・People resume a normal, active life.
・人々は普通の活動的な生活を再開した。
・Aさん : Hey wait. I’m exhausted.
・Aさん : ちょっと待って、もうクタクタだよ。
・Bさん : Ok. Let’s take a break and resume in 15 minutes.
・Bさん : 分かった。休憩して15分後に再開しましょう。
「動画で復習しよう」
いかがでしたでしょうか?
今回の「再開する」は、動詞「reopen」や「resume」などを使って、一語で表現することもできますが、もっとシンプルに「begin ~ again」や「be back in business」などのように、「again(もう一度)」や「back(戻る)」といった、再開を示唆する単語で表現することも可能です。
英語を話す際に、どうしても単語が思いつかない場合は、2語以上の単語を使って表現しても全く問題ないので、発想を膨らませて表現を考えてみてくださいね。
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