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ややこしい動詞suggestの使い方!意味と例文で徹底解説!動名詞&that節のポイント!

 

 

今回は、動詞「suggest」の使い方です。

動詞「suggest」は、学校の授業などでは「提案する」という意味で教わることが多いと思いますが、辞書で調べてみると「提案する」の他に「暗示する」や「示唆する」という意味も掲載されています。

ですが、これらの意味を理解したとしても、実際に使う場面になると、あまりピンと来ないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では感覚で捉えやすいように、動詞「suggest」の意味を紹介します。また、この動詞「suggest」は、文中で使う際に注意しなければいけない点がいくつかありますので、そちらについても徹底解説していきます。

 

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動詞「suggest」の意味を理解しよう

 

まずは、動詞「suggest」の意味を理解しましょう。

冒頭でもお伝えしたように、動詞「suggest」には「提案する」「暗示する」「示唆する」という意味があります。これら意味は辞書にも載っているので、ご存知の方も多いと思いますが、文字通り理解しようとすると、少々堅苦しい印象を受けます。

実際、日本語で「~を提案します」「~を暗示しています」「~を示唆しています」と言われたら、なんだかかしこまった印象を受けてしまいませんか?

 

動詞「suggest」の意味を感覚的に捉える

辞書で、英語の意味を紹介する際には、万人が理解できるように、簡潔な日本語の意味が付与されます。ですので、辞書に掲載されている意味を文字通りに捉えると、かしこまった印象になりやすいのですが、もう少し日常的な感覚で口語的に「suggest」の意味をご紹介すると、以下のようになります。

・~を提案する ⇒ ~しようよ
・~を暗示する ⇒ ~した方が良いよ
・~を示唆する ⇒ ~を示している

こんな感じで、普段使っている日本語の感覚と照らし合わせて、意味を覚えると、実際に使う際にも感覚的に使いこなすことができそうですよね?

 

動詞「suggest」を使った例文

せっかくなので「提案する」をベースにいくつか例文を見てみると、こんな感じになります。

・I suggested a drink to him.
・私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた
・I suggested staying at home.
・家にいた方が良いよと言った
・I suggested that he should go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

 

どうですか?

文の内容を見てみると、辞書に載っている通り「提案」なのですが、口語で表現する際には「私は彼に一杯やらないかと提案した」と言うよりも、「私は彼に一杯やろうよを持ちかけた」と言った方が自然に感じますね。

こんな感じで、英語は辞書に掲載されている意味が「具体的にどういう動作なのか?」を意識して、動作をベースに日本語の感覚として捉えると、実際に使う際に違和感なく使いこなせるようになります。

なので、辞書などで単語の意味を調べたら、例文を見ながら具体的な動作も一緒に思い浮かべて、掲載されている意味と感覚を結びつけていきましょう。

 

動詞「suggest」の類義語と違いを掴もう

 

さて、「提案をする」などの意味を表す動詞「suggest」ですが、「提案をする」という意味の動詞は他にもたくさんあります。

 

類義語「advise」との違い

例えば、よく聞くのが動詞「advise」です。この「advise」という動詞は、日本語として使われている単語「アドバイス(助言)」の動詞形なので、日本語の意味と感覚が結びついている思います。

具体的な感覚としては「誰かが誰かに何か助言をする感覚」ですね。なので、同じ「提案をする」という意味を表す動詞でも、先程の「suggest」の例文に当てはめて使うと不自然になります。

〇 I suggested a drink to him.
〇 私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた
× I advised a drink to him.
× 私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた

実際、普通に「一杯やると提案」する際には、「advise」のような「助言をする気持ち」はないですよね?なので、この例文に「advise」を使うのは不自然です。

 

類義語「reccommend」との違い

また、この他に「reccommend」も広く解釈すると「提案する」という意味になりますが、こちらは「誰かに何かをお勧めする感覚」なので、先程の「suggest」の例文に当てはめると文のニュアンスが変わります。

〇 I suggested a drink to him.
〇 私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた
〇 I recommended a drink to him.
〇 私は彼にドリンクを勧めた
※文全体のニュアンスが変わる

実際、会話で「reccommend」はよく使われるので、ご存知の方も多いと思いますが「recommend=お勧め」なので、この例文に当てはめると、イメージとしては「バーテンダーの私が、お客様の彼にカクテルなどのドリンクを勧めるイメージ」になります。

 

辞書に掲載されている意味を字面だけで読むと、「提案」という意味で掲載されていますが、感覚が全く異なるので「日本語の意味」と「どういった感覚の提案」なのかを一緒に覚えるようにしましょう。具体的には以下のような感覚ですね。

・suggest ⇒ 考慮を促す感覚の提案
・advise ⇒ 忠告を促す感覚の提案
・recommend ⇒ 行動を促す感覚の提案

因みに、今回の主役である動詞「suggest」は「考慮を促す感覚の提案」になので、そこから派生して「何かを暗示する」や「何かを示す」という意味が生まれています。

 

動詞「suggest」の使い方と注意点

 

動詞「suggest」は「第三文型(SVO)」の文を作る

最初の注意点ですが、動詞「suggest」は「提案する」などの意味ですが「第三文型(SVO)」の文しか作ることができません。

実際、動詞「suggest」が作る文は「第三文型(SVO)」の文で、以下の3つのパターンのみです。

■第三文型の文(SVO)
・I suggest + 名詞.
・I suggest + 動名詞.
・I suggest + that節.

具体的な例文をあげると、先程の例文がそうですね。

・I suggested a drink to him. (suggest + 名詞.)
・私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた
・I suggested staying at home. (suggest + 動名詞.)
・家にいた方が良いよ
・I suggested that he should go to the UK. (suggest + that節.)
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

 

なので、例えば「私は彼に一杯やろうよと持ちかけた」を英語にしたいならば、必ず「第三文型(SVO to 人)」の形にする必要があります。

〇 I suggested a drink to him.
〇 私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた
× I suggested him a drink.
× 私は彼に一杯やらろうよと持ちかけた

これと同じように「第三文型(SVO to 人)」の形しか取れない動詞に「explain(説明する)」や「indroduce(紹介する)」などがあります。

〇 I introduced him to her.
〇 私は彼女に彼を紹介した
× I introduced her him.
× 私は彼女に彼を紹介した

なぜ、「第三文型(SVO)」の文しか作れないのかは、動詞「introduce」の例文を見れば一目瞭然ですよね?その理由は「introduceする先」を「to her」と明記してあげないと、ややこしいからです。

つまり、それと同じように、動詞「suggest」の場合も「提案する先」が人の場合は「to 人」の形にする必要があるという訳なのですね。

 

動詞「suggest」の「that節」には要注意!

つづいての注意点ですが、動詞「suggest」は「I suggest + that節.(SVO)」の文も作れるのですが、文の構造を読み解く必要があります。

例えば、先程の「that節」を使った例文なのですが、以下のように表現されることも少なくありません。

■I suggest + that節
・I suggested he go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

この文を見ると、先程「suggestの後ろに人がつづく場合は『suggest to 人』にする必要があると説明したばかりなので矛盾してるんじゃないか?」と思うかもしれません。ですが、この場合は「he」は目的語ではなく、「that節」の中の主語になるので、問題ありません。

■I suggest + that節
・I suggested he go to the UK.
・I suggested (that) he go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

つまり、1つ目のポイントとして、上記の文は「that節」の「that」が省略されているという訳なのですね。なので、このような文の場合は「he」は目的語ではなく、「that節の一部である」と捉えるようにしましょう。

 

そして、2つ目のポイントとして、以下の文の「that節の内容」なのですが、こちらにも違和感があるともいます。

■I suggest + that節
・I suggested he go to the UK.
・I suggested (that) he go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

具体的には「that節の主語が『he』なのだから、動詞は『go』ではなく『goes』なのではないか?」という点です。ですが、こちらも「助動詞のshould」が省略されているだけで「go」を使うのが正解になります。

■I suggest + that節
・I suggested he go to the UK.
・I suggested (that) he go to the UK.
・I suggested (that) he (should) go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

つまり、1つ目のポイントとして、上記の文は「that節」の「that」だけではなく「should」も省略されているという訳なのですね。

 

とても、ややこしいのですが、英語は「しばしば文中の単語が省略されること」があります。見慣れない形の文を見つけたら、文中の単語が省略されている可能性もありますので、知識として覚えておくと良いでしょう。

因みに、「sugget」と同じように「that節の中にshouldを使う動詞」には、「insist」「propose」「request」などがあり、今回の例文のような「仮定法現在(実際に起きたことではなく、主語が頭の中で考えたこと)」の文を作ります。

 

動詞「suggest」の意味に要注意!

つづいての注意点ですが、主語がモノの場合、動詞「suggest」は「提案する」ではなく、「暗示する」や「示唆する」という意味になることが多いです。

具体的な例文をあげると、以下のような文です。

・The result of experiment suggests his idea is correct.
・その実験結果は彼の考えが正しいということを示している

ですが、この文を見て、「suggestを使ったthat節の文は『should』省略されているはずので、動詞は「is」ではなく、動詞の原形『be』になるのでは?」と思った人もいると思います。

 

実際、先程の文は「動詞の原形」でしたよね?

■I suggest + that節(提案)
・I suggested he go to the UK.
・I suggested (that) he (should) go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った

ですが、今回の文では「動詞の原形」にはなりません。というのも、今回の文の場合「that節の内容」は「主語が頭の中で考えたこと(仮定法現在)」ではなく、「実際に起こっている事実」です。つまり、仮定の話ではないので、助動詞「should」は文中に存在していないんですね。

■I suggest + that節(示唆)
・The result of experiment suggests his idea is correct.
・The result of experiment suggests (that) his idea is correct.
・その実験結果は彼の考えが正しいということを示している

つまり、動詞「suggest」の意味が「示す」の場合は「仮定法現在」ではなく、通常の「that節」の文ということになります。

 

まぁ、よく考えてみたら動詞「suggest」の意味が「提案する」の場合は、まだ現実に起きていないことなので仮定の話ですが、「示唆する」の場合は、実際に起きていることなので事実になるので、仮定法ではないですよね?

大学入試やTOEICなどでは、よく出題されるひっかけ問題ですので、動詞「suggest」の「that節」をテストなどで見かけた際には、その意味が「提案なのか示唆なのか?」を見極めて、問題を解くようにしましょう。

 

動詞「suggest」と「動名詞」の文

では、最後の注意点です。動詞「suggest」は、後ろに「動名詞」を置くことも可能です。つまり「suggest + ~ing」ですね。

具体的な例文をあげると、以下のような文です。

■I suggest + 動名詞
・I suggested staying at home.
・家にいた方が良いよと言った

この形は、動名詞が目的語になっているだけなので難しくはないのですが、この「staying」は動名詞ですので「意味上の主語を動名詞の前に置くこと」ができます。

 

その際のルールは「suggest + 目的格 or 所有格 + ~ing」になるので、以下のような文になるのですが

■I suggest + 動名詞
・I suggested them staying at home.
・家にいた方が良いと彼らに言った

実際に、このような形の文を見ると、動詞「suggest」の後ろに直接「them(人)」がついているので、「them」が目的語のように感じられてしまいます。

 

なので、意味上の主語を置きたい場合には、以下のように「suggest + that節」の文にするのが好まれます。

■I suggest + 動名詞をthat節に置き換える
・I suggested them staying at home.
⇒I suggested (that) they (should) stay at home.
・家にいた方が良いと彼らに言った

一朝一夕で理解するのは、大変な内容だったともいますが、試験などでは出題されやすい内容ですので、しっかりと覚えて使い分けられるようにしましょう。

 

今回のまとめ&動画で復習

 

いかがでしたでしょうか?

今回お伝えした内容を簡単にまとめると以下のとおりです。

 

■動詞「suggest」の意味

・~を提案する ⇒ ~しようよ
・~を暗示する ⇒ ~した方が良いよ
・~を示唆する ⇒ ~を示している

■動詞「suggest」の使い方(第三文型「SVO」)

・I suggest + 名詞.
・I suggest + 動名詞.
・I suggest + that節.
※第四文型(SVOO)の文は作れない

■動詞「suggest」の「that節」には要注意

・I suggested he go to the UK.
・I suggested (that) he (should) go to the UK.
・私は彼にイギリスへ行くべきだと言った
※意味が「提案」の場合は仮定法現在なので「should」が使われている

・The result of experiment suggests his idea is correct.
・The result of experiment suggests (that) his idea is correct.
・その実験結果は彼の考えが正しいということを示している
※意味が「示唆」の場合は事実なので「should」は使われていない

 

動詞「suggest」を使った文は、試験などにも出題されやすく、英文を作る際にも間違えやすい要素がたくさんありますので、最後にもう一度、しっかりと動画を観て復習してみてくださいね。

 

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永沢りょうこ

永沢りょうこ

英語コーチの永沢りょうこです。中高英語教員免許保有。留学なしで英検1級 TOEIC965点。翻訳学校講師および映像翻訳コンテスト審査員経験あり。初中級英会話・ビジネス英語・TOEIC対策などを指導しています。映画やドラマなどの翻訳家として培った「口語表現」や「自然な英語表現」を交え、英語だけでなく学習に対するモチベーション維持から、時間管理や体調管理、メンタルの保ち方など、コーチング理論を用いて幅広く指導を行っています。

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