例文で解説!「concerned about」と「concerned with」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「concerned about と concerned with の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「concerned about と concerned with のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「concerned about と concerned with」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
concerned about | 懸念と関心 | ~を心配する ~に関心がある |
concerned with | 関りと関心 | ~に関わっている ~に関心がある |
「concerned about」のニュアンス
「be concerned about」の意味:(~を心配する)
・He is not concerned about the project.
・彼はそのプロジェクトについては心配していません
⇒彼がそのプロジェクトに懸念がないイメージ
concerned aboutのイメージは「懸念と関心」です。感覚的には「彼がそのプロジェクトに懸念を持っていない感覚」なので、上記の例文の場合は「彼はそのプロジェクトについては心配していません」という意味になります。
元々「concerned=心配・懸念・関係・関心」などのニュアンスがあるので、前置詞「about」と合わさって「~について心配する」という意味を生み出している訳ですね。
ニュアンスとしては「関心がある=懸念や心配が生まれる」といった感じです。
・about ⇒ ざっくり・だいたいその周り
「concerned with」のニュアンス
「be concerned with」の意味:(~に関心がある)
・He is not concerned with the project.
・彼はそのプロジェクトには関心がありません
⇒彼がそのプロジェクトには関心を持っていないイメージ
concerned withのイメージは「関りと関心」です。感覚的には「彼がそのプロジェクトに関心を持っていない感覚」なので、上記の例文の場合は「彼はそのプロジェクトには関心がありません」という意味になります。
元々「concerned=心配・懸念・関係・関心」などのニュアンスがあるので、前置詞「with」と合わさって「~に関心がある」という意味を生み出している訳ですね。
ニュアンスとしては「関りがある=関心がある」といった感じです。
・with ⇒ 共に
「concerned about と concerned with」の例文
「be concerned about」の例文
・I am not concerned about the matter.
・私はその件について心配していません
・私はその件について関心がありません
⇒私がその件について心配や関心がないイメージ
concerned aboutのイメージは「懸念と関心」です。感覚的には「彼がその件について心配や関心がない感覚」なので、上記の例文の場合は「私はその件について心配していません/私はその件について関心がありません」という意味になります。
どちらの意味になるかは文脈次第ですが、基本的に「関心がない」と伝える場合は、前置詞「with共に」のイメージから「concerned with」の方がしっくりきます。
「be concerned with」の例文
・I am not concerned with the matter.
・私はその件には関心がありません
・私はその件とは何の関係もありません
⇒私がその件に関心や関係がないイメージ
concerned withのイメージは「関りと関心」です。感覚的には「私がその件に関心や関係がないという感覚」なので、上記の例文の場合は「私はその件には関心がありません/私はその件とは何の関係もありません」という意味になります。
どちらの意味になるかは文脈次第です。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ関心があるを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「concerned about と concerned with」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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