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例文で解説!「made of」と「made from」と「made out of」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「made of と made from と made out of の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「made of と made from と made out of のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

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「made of と made from と made out of」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
made of 材料(見た目で分かる)
※材質の変化がない
~で作られている
made from 原料(見た目で分からない)
※材質に変化がある
~で作られている
made out of 加工品の加工品
※リサイクル
~で作られている

 

 

 

「made of」のニュアンス

 

 

「made of」の意味:(~で作られている)

・The chair is made of wood.
・その椅子は木でできています

⇒その椅子が木を材料にして作られているというイメージ
※一目で材料が分かる加工品

made ofのイメージは「材料(見た目で分かる)」です。感覚的には「その椅子が木を材料にして作られている感覚」なので、上記の例文の場合は「その椅子は木でできています」という意味になります。

何でできているのか見た目で判断できるのがポイントですね。

 

・make ⇒ 力を加えて変化させる
・of ⇒ 切っても切れない繋がり(分離)

 

 

 

「made from」のニュアンス

 

 

「made from」の意味:(~で作られている)

・Plastic bottles are made from oil.
・ペットボトルは石油からできています

⇒ペットボトルが石油を原料にして作られているというイメージ
※目で原料が分からない加工品

made fromのイメージは「原料(見た目で分からない)」です。感覚的には「ペットボトルが石油を原料にして作られているという感覚」なので、上記の例文の場合は「ペットボトルは石油からできています」という意味になります。

何でできているのか見た目で判断しづらいのがポイントですね。

 

・make ⇒ 力を加えて変化させる
・from ⇒ 何かの起点

 

 

 

「made out of」のニュアンス

 

 

「made out of」の意味:(~で作られている)

・The bag is made out of plastic bottles.
・そのバッグはペットボトルから作られています

⇒そのバッグはペットボトルを素材にして作られているというイメージ
※加工品を加工して作られたもの

made out ofのイメージは「加工品の加工品」です。感覚的には「そのバッグはペットボトルを素材にして作られているという感覚」なので、上記の例文の場合は「バッグはペットボトルから作られています」という意味になります。

ペットボトルなどの加工して作られたものを材料や原料にして作られたものですね。

 

・make ⇒ 力を加えて変化させる
・out ⇒ 内から外へ
・of ⇒ 切っても切れない繋がり(分離)

 

 

 

「made of と made from と made out of」の例文

 

 

「made of と made from」の例文

 

素材によっては「made of/made from」の両方が使える場合があります。

・Tires are made of rubber.
・タイヤはゴムで作られている

⇒タイヤはゴムを材料にして作られているというイメージ
※一目で材料が分かる加工品

made ofのイメージは「材料(見た目で分かる)」です。感覚的には「タイヤがゴムを材料にして作られている感覚」なので、上記の例文の場合は「タイヤはゴムで作られている」という意味になります。

・Tires are made from rubber.
・タイヤはゴムから作られている

⇒タイヤはゴム原料にして作られているというイメージ
※一目で原料が分からない加工品

made fromのイメージは「原料(見た目で分からない)」です。感覚的には「タイヤはゴム原料にして作られているという感覚」なので、上記の例文の場合は「タイヤはゴムから作られている」という意味になります。

実際、タイヤは「パッと見で分かる材料(個体のゴム)+材料の材質の変化(ゴムの樹液)」のように、材料と原料の両方を意識することができますね。

・The omelet is made of eggs.
・The omelet is made from eggs.

他にオムレツなども「パッと見で分かる材料(殻付きの卵)+材料の材質の変化(溶いた卵)」のように、材料と原料の両方を意識することができます。

 

 

「made out of」の例文

 

 

・I made this bag out of plastic bottles.
・ペットボトルでこのバッグを作りました

⇒ペットボトルを加工してバッグを作ったイメージ
※加工品を加工して作ったもの

made out ofのイメージは「加工品の加工品 」です。感覚的には「私がペットボトルを加工してバッグを作った感覚」なので、上記の例文の場合は「ペットボトルでこのバッグを作りました」という意味になります。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると「同じ~作られているを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「made of と made from と made out of」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。

 

 

 

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