例文で解説!「brilliant, fabulous, marvelous, magnificent, spectacular」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「brilliant と fabulous と marvelous と magnificent と spectacular の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「brilliant と fabulous と marvelous と magnificent と spectacular のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「brilliant と fabulous と marvelous と magnificent と spectacular」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
brilliant | 煌めく・光り輝く ※才能や能力などが高い |
素晴らしい 見事な 驚くべき |
fabulous | 信じられないほど 嘘のような ※寓話・神話・伝説 |
素晴らしい 素敵な |
marvelous | 驚くほど・並外れた ※不思議・奇跡 |
素晴らしい 見事な |
magnificent | 圧倒されるほど ※壮大・立派・高尚 |
素晴らしい 壮大な 立派な |
spectacular | 目をみはるほど ※印象的で壮大 |
素晴らしい 壮観な 見事な |
「brilliant」のニュアンス
「brilliant」の意味:(素晴らしい・華麗な・見事な)
・The party was brilliant.
・パーティーは素晴らしかった
⇒パーティーが煌びやかで素晴らしかったイメージ
・His movie is brilliant.
・彼の映画は素晴らしい
⇒彼の映画が素晴らしかった(光るものがある)イメージ
brilliantのイメージは「煌めく・光り輝く」です。感覚としては「キラリと光る素晴らしさ」といった感覚ですね。
・She is a brilliant pianist.
・彼女は優秀なピアニストです
⇒彼女が才能あふれる素晴らしいピアニストだというイメージ
また「才能や能力が高い」といったニュアンスもあるため、上記の例文のように「才能がある・動力が高い」という意味でも使うことができます。
※才能・能力などが高い
「fabulous」のニュアンス
「fabulous」の意味:(素晴らしい・素敵な)
・He lives in a fabulous house.
・彼は素晴らしい家に住んでいます
⇒彼が素晴らしい家に住んでいるというイメージ
・She has a fabulous dress.
・彼女は素敵なドレスを着ています
⇒彼女が素晴らしい(素敵な)ドレスを着ているというイメージ
・She did a fabulous job on the project.
・彼女はプロジェクトで素晴らしい仕事をした
⇒彼女がプロジェクトで素晴らしい仕事をしたというイメージ
fabulousのイメージは「信じられないほど・嘘のような」です。語源としては「fábula(ラテン語):寓話・神話・伝説」+「-ous:~でいっぱい」の組み合わになっており、感覚的には「伝説的なレベル」といった感覚ですね。
※寓話・神話・伝説
「marvelous」のニュアンス
「marvelous」の意味:(素晴らしい・見事な)
・It was a marvelous view.
・それは素晴らしい景色だった
⇒それが素晴らしい景色だったイメージ
・That musical was marvelous!
・あのミュージカルは素晴らしかった
⇒あのミュージカルが素晴らしかったイメージ
marvelousのイメージは「驚くほど・並外れた」です。語源としては「mirari(ラテン語):驚く・感嘆する」+「-ous:~でいっぱい」の組み合わになっており、感覚的には「並外れたレベル」といった感覚ですね。
・He made a marvelous recovery from his cancer.
・彼は癌から見事に回復した
⇒彼が癌から見事に回復したイメージ
また「不思議・奇跡」といった感覚もあるため、上記のように「病気などからの奇跡の回復」という意味でも使うことができます。
※不思議・奇跡
「magnificent」のニュアンス
「magnificent」の意味:(素晴らしい・壮大な)
・The castle was magnificent.
・その城は素晴らしかった
⇒その城が壮大で素晴らしかったイメージ
・That waterfall was absolutely magnificent!
・あの滝は本当に素晴らしかった
⇒あの滝が本当に壮大で素晴らしかったイメージ
magnificentのイメージは「圧倒される」です。語源としては「magnus(ラテン語):大きい」から派生した言葉で、そこから「壮大・立派・高尚」といった感覚が生まれています。
※壮大・立派・高尚
「spectacular」のニュアンス
「spectacular」の意味:(素晴らしい・壮観な)
・That fireworks display was spectacular!
・あの花火大会は素晴らしかった
⇒あの花火大会が素晴らしかったイメージ
・The adventure was exciting and spectacular.
・その冒険は刺激的で壮大だった
⇒その冒険が刺激的で壮大で素晴らしかったイメージ
・The musical ended with a spectacular finale.
・ミュージカルは壮大なフィナーレで幕を閉じた
⇒ミュージカルが素晴らしいフィナーレで幕を閉じたイメージ
spectacularのイメージは「目を見張るほど素晴らしい」です。感覚として「印象的で壮大」といった感覚になります。
※印象的で壮大
「brilliant と fabulous と marvelous と magnificent と spectacular」の例文
「brilliant」の例文
・His performance was a brilliant.
・彼のパフォーマンスは素晴らしかった
⇒彼のパフォーマンスが素晴らしかったイメージ
・He is brilliant.
・彼は優秀だ
⇒彼が優秀であるというイメージ
brilliantは「光り輝く素晴らしさ」なので「才能や能力が高い」といった感覚になります。
・The picture was drawn in brilliant colors.
・その絵は鮮やかな色彩で描かれていた
⇒その絵が鮮やかな色彩で描かれていたイメージ
また、色の鮮やかさなどの「色彩」を表現することもできるため、上記のように「鮮やかな・鮮明な」などの意味を生み出すこともできます。
「fabulous」の例文
・His tricks were fabulous.
・彼のトリックは素晴らしかった
⇒彼のトリックは素晴らしいというイメージ
・She has a fabulous talent.
・彼女には素晴らしい才能がある
⇒彼女が信じられないほど素晴らしい才能を持っているイメージ
元々は「寓話・神話・伝説」などから派生した単語です。叶姉妹がよく使っているお馴染みな言葉ですね。
「marvelous」の例文
・I have marvelous news.
・素晴らしいニュースがあります
⇒驚くほど素晴らしいニュースがあるというイメージ
・The fireworks show was marvelous.
・花火大会は素晴らしかった
⇒花火大会が素晴らしかったイメージ
元々は「驚く・感嘆する」などから派生した単語なので、そこから「驚くほど・並外れた」というニュアンスが生まれています。
「magnificent」の例文
・The view from the mountain top was magnificent.
・山頂からの景色は壮大だった
⇒山頂からの景色が壮大で素晴らしかったイメージ
・She looked magnificent in her dress.
・ドレスをまとった彼女は壮麗だった
⇒ドレスをまとった彼女が壮麗だったイメージ
magnificentのイメージは「圧倒される」です。感覚としては「壮大・立派・高尚」といった感覚ですね。
「spectacular」の例文
・The view from the observatory was spectacular.
・展望台からの眺めは素晴らしかった
⇒展望台からの眺めが壮大で素晴らしかったイメージ
・He is a spectacular actor.
・彼は素晴らしい俳優だ
⇒彼が素晴らしい俳優であるというイメージ
※印象的で目を引く感覚
spectacularのイメージは「目を見張るほど素晴らしい」です。感覚として「印象的で壮大」といった感覚になります。
今回の記事では「素晴らしい(輝き・華麗さ・壮大さなど)を表す語句」をまとめてみましたが、英語で「素晴らしい」を表現する語句は、今回紹介した以外にも数多くあります。
こちらもおすすめ ⇒ 素晴らしい(他のとの比較)を意味する語句
こちらもおすすめ ⇒ 素晴らしい(感動・尊敬)を意味する語句
その他の表現に関しては、別の記事にまとめておりますので、そちらもチェックしてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ素晴らしい(輝き・華麗さ・壮大さなど)を意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「brilliant と fabulous と marvelous と magnificent と spectacular」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
【学校では教えてくれない英語のイメージを知りたい方へ】

英語の本来のイメージを『ネイティブ感覚インストール講座』にてお伝えしております。当サイトではお伝えしていない内容も動画で配信中。
オリジナル英会話教材 ⇒ ネイティブ感覚インストール講座
長い間英語を勉強してきて、英単語もたくさん覚えてきたはずなのに、「英語を話す際に言葉に詰まってしまう」、そんなお悩みがある方にお薦めの講座です。ご興味のある方はぜひご覧ください。