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動詞「go」の意味と使い方!英語のイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

 

 

動詞の「go」と言えば、一般的には「行く」という意味でお馴染みですよね?

ですが、この「go」という動詞は「行く」の他にも、例えば「腹痛が消える」「充電がなくなる」「彼はイカれてしまった」など、様々な意味で使える動詞です。

どのような意味で使うのか、1つ1つ日本語の意味を覚えるのも良いですが、それだけだと覚えた意味でしか使えなくなってしまうので、日本語の意味だけではなく「英語本来のイメージ」を掴むのが重要です。

そこで、今回の記事では「goのイメージと正しい使い方」をご紹介していきます。

 

 

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「goのイメージ」

 

 

まず、「goのイメージ」ですが「あるところから去って離れていく・進行する」になります。

感覚的に捉えると、「ある地点・領域・状態から離れていく、進んでいく感覚」と捉えると分かりやすいと思います。つまり、代表的な「行く」という意味は、「ある地点から離れていくから生まれた意味の1つ」にすぎないということなのですね。

 

では、せっかくなので、例文とイラストを使って、より深く理解していきましょう。

・I go to the hospital.
・病院に行きます
⇒今いる場所から病院へ向かって離れていく

・My stomachache has gone.
・腹痛が消えた
⇒痛みが今いる場所(お腹)から離れていく

・My grandmother has gone at the age of 87.
・祖母は87歳で亡くなった
⇒祖母の魂が今いる場所(この世)から離れていった

 

 

1つ1つ意味を覚えるのではなく、こうやって「goのイメージ(離れていく)」を意識すると分かりやすいですよね?

英単語、特に動詞を覚える際には「日本語の意味を1つずつ覚える」のも手ですが、それと同時に、その単語が持つ「英語本来のイメージ」を覚える必要があります。

 

 

「goの使い方(基本編)」

 

 

では、goの本来のイメージ「あるところから去って離れていく」を意識して、簡単な例文を見ながら「正しい使い方」を理解していきましょう。

 

go(行く・出発する)

・She will go shopping after school.
・放課後、彼女は買い物に行くつもりです
⇒彼女が今いる場所から買い物に向かって離れていく

・She went to NY last week.
・彼女は先週ニューヨークへ行った
⇒彼女が今いる場所からニューヨークに向かって離れていった

・She has to go home.
・彼女は家に帰らなくちゃ
⇒彼女が今いる場所から家に向かって離れていく

 

go(去る・無くなる)

・Tama has gone.
・タマは死んでしまった
⇒タマの魂が今いる場所(この世)から離れていく

・The spring has gone quickly.
・春は足早に過ぎ去っていった
⇒春が今いる場所(現在)から離れていった

・The pain will go away soon.
・痛みはすぐ治まるでしょう
⇒痛みが今いる場所(あなた)から離れていくだろう

 

 

go(変化する・ある状態になる)

・The wine has gone bad.
・ワインが悪くなってしまった
⇒ワインが通常の状態から悪い状態へ進行した

・His eyesight is going.
・彼の視力が弱まってきている
⇒彼の視力が今の状態から悪い状態へと進行している

・He has gone crazy.
・彼はイカれてしまった
⇒彼が通常の状態からおかしな状態へと進行した

 

go(進行する・通用する・似合う)

・Everything is going well .
・全て上手くいっているよ
⇒全てが良い方向へ進行している

・This machine doesn’t go.
・この機械が動かない
⇒この機械が進行しない(動かない)

・US dollar goes everywhere.
・米ドルはどこでも通用する
⇒米ドルは世界中のどこでも通用(進行)する

・This color will go with your shirt.
・この色があなたのシャツに似合いそうだよ
⇒この色があなたのシャツには似合う(通用)する

 

 

こんな感じで、動詞「go」は「あるところから去って離れ行く」というイメージから、純粋に「行く」「出発する」などの意味から、更に派生して「進行する」「通用する」などの意味を生み出します。

 

 

「goの使い方(応用編)」

 

 

では、goの本来のイメージ「あるところから去って離れていく」を意識して、もう少し複雑な例文を見ながら「正しい使い方」を理解していきましょう。

 

have+gone(完了形)

・He has gone to Kyoto.
・彼は京都へ行った(結果、今はいない)
⇒彼が昔いた場所から京都へ離れていった

動詞「go」のイメージは「あるところから去って離れる」なので、完了形で使うと「行ったきり」というニュアンスが加わります。

その結果、同じ「行く」という意味の現在完了形でも、「be動詞」を使った場合は「経験:He has been to Kyoto(彼は京都へ行ったことがある)」になるのですが、「go」を使った場合は「結果:He has gone to Kyoto(彼は京都へ行った、結果、今はいない)」になります。

 

be going to(未来形)

・He is going to go to Kyoto next week.
・彼は来週京都へ行く予定です
⇒来週、彼は今の場所から京都へ向かう予定

動詞「go」のイメージは「あるところから去って離れる」なので、主語の状態を表す「be動詞」と一緒に使うことで「be going to ~(~をする状態に向かう)」、つまり「未来」を表現することができる訳です。

関連記事 ⇒ 動詞「have」の意味と使い方!英語のイメージを掴もう!

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたか?「goのイメージ」は掴めましたでしょうか?

この「go」という動詞は、日本語の「行く」以外にも様々な意味に使うことができます。ですが、根本になるイメージは「ある場所から去って離れていく・進行する」です。

更にそこから派生して「変化する」などの意味も表現できますが、その「あるところから去って離れるイメージ」から、離れたら戻ってこない「片道切符」のニュアンスが込められるので覚えておきましょう。

 

 

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