haveの句動詞や熟語7選!よく使われる英語表現や例文(フレーズ)まとめ!
今回の記事では「haveの句動詞や熟語やフレーズ」をまとめてみました!
英語は主語と動詞が基本のルールですが、実際の会話では動詞単体でだけではなく、動詞と副詞など結びついた句動詞や熟語、イディオムやフレーズなどの英語表現が多く使われています。
そこで、今回の記事では「haveを使った英語表現を例文付き」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
haveのイメージ
haveのイメージは「近くにある・周辺に存在する」です。
そのイメージから「持つ・飼う・食べる・経験する・ある」などの意味になりますが、それらは全て「近くにある・周辺に存在する」というイメージから生まれています。
感覚的に捉えると、自分のテリトリーや縄張りみたいなモノがあって、「そのテリトリーの中にある」と捉えると分かりやすいと思います。
・I have a latest i-phone.
・最新のアイフォンを持っています
⇒私のテリトリーに最新のアイフォンがある
・I have a ferret.
・フェレットを飼っています
⇒私のテリトリーにフェレットがいる
・I had a meeting.
・ミーティングがあった
⇒私のテリトリーにミーティングがあった
・I have a flu.
・インフルエンザにかかりました
⇒私のテリトリーにインフルエンザがある
・I had a great time.
・楽しかった
⇒私のテリトリーに最高の時間があった
つまり、haveは「持つ」という意味ではなく、広い意味で「何かが自分のテリトリー内にあること」を意味しているわけなんですね。
haveの句動詞・熟語・イディオム・英語表現 7選
have access to | 利用できる |
had better | するべきだ しなければならない |
have confidence in | 自信がある |
have to | しなければならない 違いない |
have to do with | 関係がある |
have nothing to do with | 関係がない |
have ~ in mind | 心当たりがある |
haveの句動詞・熟語・イディオム・英語表現 例文
have access toの例文
have access to「~が利用できる」
・I have access to a VIP lounge.
・私はVIPラウンジを利用できます
⇒私は「VIPラウンジを利用できる権利」を所有している
・They have access to the library.
・彼らは図書館は利用できる
⇒彼らは「図書館を利用できる権利」を所有している
・He has access to all the data.
・彼は全てのデータにアクセスできます
⇒彼は「全てのデータを利用できる権利」を所有している
・accessのイメージ ⇒ 「アクセス」
・toのイメージ ⇒ 「到達点」
had betterの例文
had better「~するべきだ・~しなければならない」
・You had better stop drinking.
・飲酒は辞めた方がいいよ
⇒君は飲酒は辞めた方がいいよ、さもないと。。。
※警告や脅迫のニュアンスがある
・You had better tell him everything.
・彼に全てを伝えるべきだ
⇒あなたは彼に全てを伝える方がいいよ、さもないと。。。
※強い助言のニュアンスがある
・You’d better go to the doctor.
・医者に行ったほうがいいよ
⇒君は飲酒は辞めた方がいいよ、さもないと。。。
※気遣いのニュアンスがある
・betterのイメージ ⇒ 「より良い」
have confidence inの例文
have confidence in「~に自信がある」
・She has confidence in her appearance.
・彼女は自分の容姿に自信を持っている
⇒彼女は「自分の容姿に自信」を持っている
・I have confidence in him.
・私は彼を信頼している
⇒私は「彼への信頼感」を持っている
・We have every confidence in his ability.
・我々は彼の能力を全面的に信頼している
⇒我々は「彼の能力に信頼感」を持っている
・confidenceのイメージ ⇒ 「自信」
・inのイメージ ⇒ 「ある空間の中」
have toの例文
have to「~しなければならない・~に違いない」
・He has to do his homework.
・彼は宿題をしなければなりません
⇒客観的な判断で「宿題をしなければ」と思われている(義務)
・He has to be joking.
・彼は冗談を言っているに違いない
⇒主観的な判断で「冗談を言っているに違いない」と思った(推測)
・This has to work.
・(これなら)きっと上手く行くはず
⇒主観的な判断で「上手く行くはず」だと思った(推測)
・This has to be the best day ever.
・今日はこれまでで最高の日になるに違いない
⇒主観的な判断で「今日は人生最高の日」だと思った(推測)
・You don’t have to see a doctor.
・あなたは医者に行く必要はありません
⇒強制力は弱い・客観性(外的要因)での不要(不要)
・toのイメージ ⇒ 「到達点」
have to do withの例文
have to do with「~と関係がある」
・I have to do with that.
・私はそれとは関係がある
⇒私が「それと繋がり」を持っている
・We has to do with that firm.
・我々はその会社と関係があります
⇒我々の会社が「その会社との繋がり」を持っている
・What does this have to do with me?
・これが私と何の関係があるのでしょうか?
⇒相手に「私とこれとの繋がり」を尋ねるイメージ
・to doのイメージ ⇒ 「~する」
・withのイメージ ⇒ 「共に」
have nothing to do withの例文
have nothing to do with「~とは何の関係もない」
・I have nothing to do with that.
・私はそれとは何の関係もありません
⇒私が「それとの繋がり」を持っていない
・This has nothing to do with you.
・余計なお世話だよ
⇒私が「相手との繋がり」を持っていない
・This has nothing to do with that.
・これはこれ、それはそれ
⇒「これとそれが繋がり」を持っていない
・nothingのイメージ ⇒ 「無い」
・to doのイメージ ⇒ 「~する」
・withのイメージ ⇒ 「共に」
have ~ in mindの例文
have ~ in mind「~の心当たりがある」
・I have someone in mind.
・心当たりがあります
⇒私は「心当たり」を持っている
・What do you have in mind?
・どんな案を考えているの?
⇒相手が「案」を持っている
・inのイメージ ⇒ 「ある空間の中」
・mindのイメージ ⇒ 「心」
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では「haveが使われている英語表現」をまとめてみました。
haveのイメージは「近くにある、周辺に存在する」なので、そこから「持つ・飼う・食べる・経験する・ある」などを表現することができます。感覚的には「自分のテリトリー内にある」という感覚ですね。
句動詞や熟語の意味はもちろんのこと、イディオムやフレーズなどの意味も、「haveのイメージと前後に続く語句のイメージの組み合わせになる」ので、それぞれの語句のイメージを意識して意味を捉えるようにしましょう。
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