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これで完璧!前置詞「after」の3つの意味と使い方!英語のイメージで表現の幅を広げよう!

 

 

前置詞の「after」と言えば、一般的には「~の後で」という意味でお馴染みですよね?

実際、前置詞「after」は日本語で言うところの「~の後で」という意味で使うことができますが、それは前置詞「after」のイメージから生みだされた意味の1つにすぎません。では、他に「after」には、どのような使い方があるのでしょうか?

今回の記事では「afterのイメージと正しい使い方」を例文とイラストでじっくり解説していきます。

 

 

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「afterのイメージ」

 

 

前置詞「after」のイメージですが「対称になるモノの後についていく」になります。

元々のイメージが「対象になるモノの後についていく」なので、日本語訳の「~の後で」という意味が生まれているのですが、前置詞「after」には「ついていく(動き)」と「後ろ(順序)」の2つの感覚があるのがポイントです。

 

●前置詞「after」は「対象になるモノの後についていく」のイメージ
・after the criminal ⇒ 犯罪者の後を
・take after her mother ⇒ 母親に似ている
・after work ⇒ 仕事の後で
※対称になるモノの後についていくから「追跡・模倣・順序」などを表現できる。

 

さて、そんな「対象となるモノの後についていく」というイメージがある前置詞「after」ですが、大きく3つの用途に分けることができます。

1.追跡を表す「after」
2.真似・模倣を表す「after」
3.順序を表す「after」

では、せっかくなので、それぞれのか使い方を例文とイラストを交えながら見ていきましょう。

 

 

追跡を表す「after」

 

 

1つ目の「after」は「追跡を表すafter」です。具体的な例をあげると「警官が犯罪者の後を追う」や「彼女は娘を見送った」や「彼はメアリーと仲良くなりたがっている」といった感じで「追跡」を表現します。

 

 

・The police were after the criminal.
・警官は犯罪者の後を追った

⇒警察が犯罪者の後ろについていく(後を追う)

・He has to work overtime day after day.
・彼は毎日毎日残業しなければならなかった
⇒来る日も来る日も残業がついていくる(後を追う)

・He’s after Mary.
・彼はメアリーと仲良くなりたがっている

⇒彼の気持ちがメアリーを追う(後を追う)

・She looked after her daughter.
・彼女は娘を見送った

⇒彼女の視線が娘の後を追う(後を追う)

・They two children to look after.
・彼らには面倒を見なければ行けない子供が2人いる

⇒彼らが後ろから子供たちの面倒を見る(後を追う)

前置詞「after」のイメージは「対照となるモノの後についていく」なので、文字通り「追跡」を表現することができます。

この「追跡」は「物理的に誰かや何かを後を追いかける」という意味で使うことができるのはもちろんですが、3つ目の例文「He’s after Mary.」のように「精神的に後を追う(誰かと仲良くなりたい)」という意味でも使うことができます。

 

・She looked after her daughter.
・彼女は娘を見送った

⇒彼女の視線が娘の後を追う(後を追う)

・They two children to look after.
・彼らには面倒を見なければ行けない子供が2人いる

⇒彼らが後ろから子供たちの面倒を見る(後を追う)

また、上の例文のように「見送る(視線で後を追う)」という表現もできますし、そこからの派生で「面倒を見る(後ろから見守る)」といった意味でも使用できます。感覚的には「ついていく(動き)」ですね。

 

「after」と「behind」の違い

 

 

前置詞「behaind」も前置詞「after」と同じように「後ろ」を意味することができますが、ニュアンスが異なります。

・after ⇒ 後ろからついていく
・behind ⇒ 位置(ポジション)

なので、実際の例文を比べると意味が異なります。

・The police are after him.
・警察は彼を追っている

⇒警察が彼の後を追跡する(物理的に後を追う)

・The police are behind him.
・警察は彼の後ろにいる

⇒警察が彼の後ろにいる(物理的な位置)

ぞれぞれの前置詞のイメージ「after(対象になるモノの後についていく)」と「behind(位置・ポジション)」を掴んでいれば、その違いは一目瞭然ですよね。

 

 

真似・模倣を表す「after」

 

 

2つ目の「after」は「真似・模倣を表すafter」です。具体的な例をあげると「彼女は母親に似ている」や「この絵画はピカソのスタイルを模倣した絵画だ」や「その建物は東京駅をモデルに建てられた」といった感じで「真似・模倣」を表現できます。

 

 

・She takes after her mother.
・彼女は母親に似ている

⇒母親に似ている娘(後を追う)

・You should take after your mother.
・君は母親のように振る舞うべきだ

⇒母親を真似するべきという助言(後を追う)

・This is a painting after the style of Picasso.
・この絵画はピカソのスタイルを模倣した絵画です

⇒ピカソのスタイルを模倣した絵画(後を追う)

・The baby was named after the famous singer.
・その子は有名な歌手に因んで名づけられた

⇒有名な歌手に因んでつけられた名前(後を追う)

・The building was modeled after the Tokyo station.
・その建物は東京駅をモデルに建てられた

⇒東京駅がモデルの建物(後を追う)

前置詞「after」のイメージは「対照となるモノの後についていく」なので、「誰かの真似や何かの模倣」を表現することができます。

ポイントは物理的に後を追っているのではなく「スタイルなどを真似て追っている」という点です。感覚的には「ついていく(動き)」ですね。

 

 

順序を表す「after」

 

 

3つ目の「after」は「順序を表すafter」です。具体的な例をあげると「仕事の後に映画を観る」や「何年も経って彼はそれを後悔した」や「その雑誌、あなたの後に読ませて」といった感じで「順序」を表現できます。

 

 

・I’ll see a movie after work.
・仕事の後に映画を観ます

⇒仕事の後に映画を観るという順序(後を追う)

・I’ll go for shopping after lunch.
・昼食後、買い物に行くつもりです

⇒昼食後の買い物という順序(後を追う)

・He regretted that after many years.
・何年も経って彼はそれを後悔した

⇒数年後の後悔という順序(後を追う)

・Let me read the magazine after you.
・その雑誌、あなたの後に読ませて

⇒その雑誌を相手の後に読むという順序(後を追う)

・We got there after dark.
・我々は暗くなってからそこへ着きました

⇒暗くなった後にそこへ着いたという順序(後を追う)

・We will take a vacation from the day after tomorrow.
・私たちは明後日から休暇を取ります

⇒明日の次の日という順序(後を追う)

前置詞「after」のイメージは「対照となるモノの後についていく」なので、「何かの後の何か」といった具合に「順序」を表現できます。感覚的には「順序(位置)」ですね。

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたか?「afterのイメージ」は掴めましたでしょうか?

前置詞「after」は一般的には「~の後で」という意味で使われていますが、それは「対象となるモノの後についていく」というイメージから生まれてきています。

なので、前置詞「adter」は「追跡」を表現するのが得意なのですが、元々のイメージから派生して「真似・模倣」や「順序」なども表現することができます。この辺のニュアンスは「対象となるモノの後についていく」から離れていないので簡単ですね。

 

 

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