be動詞の句動詞や熟語17選!よく使われる英語表現や例文(フレーズ)まとめ!
今回の記事では「be動詞の句動詞や熟語やフレーズ」をまとめてみました!
英語は主語と動詞が基本のルールですが、実際の会話では動詞単体でだけではなく、動詞と副詞など結びついた句動詞や熟語、イディオムやフレーズなどの英語表現が多く使われています。
そこで、今回の記事では「be動詞を使った英語表現を例文付き」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
- 1 be動詞のイメージ
- 2 be動詞の句動詞・熟語・イディオム・英語表現 17選
- 3 be動詞の句動詞・熟語・イディオム・英語表現 例文
be動詞のイメージ
be動詞のイメージは「○○の範囲内にある」です。
そのイメージから、be動詞の後ろに名前を置けば「主語の名前」、年齢を置けば「主語の年齢」、美しいなどの形容詞を置けば「主語の様態」などを表現することができます。
また、主語の状態だけでなく、場所などを表す副詞を置けば「主語がいる場所」も表現することができます。
●状態のbe動詞
・He is drunk.
・彼は酔っ払っている。
⇒彼は酔っ払うという状態にある
・She is an English teacher.
・彼女は英語の教師です。
⇒彼女は英語の教師という状態にある
●存在のbe動詞
・He is in my room.
・彼は私の部屋にいる。
⇒彼が私の部屋の中にある(状態⇒存在)
・The apple pie is on the table.
・そのアップルパイはテーブルの上にある。
⇒そのアップルパイがテーブルの上 にある(状態⇒存在)
つまり、be動詞は「主語の状態」と「主語の存在」を表現する動詞ということになります。このイメージを意識した上で、be動詞の英語表現に触れると理解しやすくなると思います。
be動詞の句動詞・熟語・イディオム・英語表現 17選
be about | およそ 約 |
be about to | まさに~しようとする |
be after | 求める 追いかける |
be against | 反対である 逆らう そむく 違反する |
be along | 来る |
be behind | 後ろにある 遅れている 応援する 支持する 助ける |
be beyond | 超えている |
be down | 元気がない 意気消沈する 停止している(機械などが) |
be for | 支持する 賛成する |
be good at | 上手です |
be in | いる(家などに) |
be known by | 判断される |
be off | 行く 休みになる 中止になる |
be on | 状態である |
be over | 終わった 終っている状態 |
be surprised at | 驚く |
be take in | 騙される |
be through | 完了する 済んでいる |
be動詞の句動詞・熟語・イディオム・英語表現 例文
be aboutの例文
be about「およそ~・約~」
・There were about 10.000 spectators.
・観客はおよそ1万人でした
⇒観客の人数がおよそ1万人だった
・It’s about 9 p.m.
・午後9時くらいです
⇒時間が午後9時周辺
・He is about 170cm.
・彼は170cmくらいです
⇒彼はだいたい170cmくらい
・aboutのイメージ ⇒ 「数値:およそ・約」
be about toの例文
be about to「まさに~しようとする」
・The movie is about to begin.
・映画はもうすぐ始まります
⇒映画がもうすぐが始まる辺りにあるイメージ
・She was about to go out.
・彼女は出かけるところでした
⇒彼女がちょうど出かけるタイミングだったイメージ
・She is just about to eat the cake.
・彼女はちょうどケーキを食べようとしているところです
⇒彼女がちょうどケーキを食べる辺りにいるイメージ
・aboutのイメージ ⇒ 「位置:その辺り・周辺・あちこち」
・toのイメージ ⇒ 「到達点」
be afterの例文
be after「~を求める・~を追いかける」
・What are you after?
・何かお探しですか?
⇒何を探しているのかを尋ねるイメージ
・I’m after a black jacket.
・黒いジャケットを探しています
⇒黒いジャケットを探しているイメージ
・afterのイメージ ⇒ 「順序」
be againstの例文
be against「逆らう・そむく・違反する」
・Smoking here is against the ordinance.
・ここでの喫煙は条例違反です
⇒ここでの喫煙が条例に逆らっているイメージ
・Parking here is against the law.
・ここに駐車するのは違反だ
⇒ここに駐車するのが法律に逆らっているイメージ
・He’s always been against me.
・彼はいつも私に敵対してくる
⇒彼がいつも私に逆らってくるイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
be against「反対である」
・We are against the tax increase.
・我々は増税に反対です
⇒私たちが増税に反対している状態
・We are against war.
・私たちは戦争に反対です
⇒私たちが戦争に反対している状態
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
be againstの例文
be along「来る」
・The train will be along in a minute.
・電車はまもなく到着します
⇒電車が進んで来るイメージ
・She will be along soon.
・彼女はすぐに到着します
⇒彼女が進んで来るイメージ
・alongのイメージ ⇒ 「前へ・進んで」
be behindの例文
be behind「後ろにある」
・There must be something behind this.
・この裏には何かがあるに違いない
⇒これの裏には何かがあるはずと思っているイメージ
・behindのイメージ ⇒ 「背後・裏側」
be behind「遅れている」
・He is three months behind on his rent.
・彼は家賃を3か月滞納しています
⇒家賃が支払期限より3ヶ月に後ろにあるイメージ
※既に遅れてしまっている
・The project is much behind schedule.
・プロジェクトは予定より大幅に遅れています
⇒プロジェクトが予定より大幅に後ろにあるイメージ
※既に遅れてしまっている
・behindのイメージ ⇒ 「遅れ・過去」
be behind「応援する・支持する・助ける」
・He is behind you all the time.
・彼はいつもあなたを応援しています
⇒彼がいつもあなたを支持しているイメージ
・behindのイメージ ⇒ 「支持」
be beyondの例文
be beyond「超えている」
・The novel was beyond my expectations.
・その小説は私の期待を超えていました
⇒期待の向こう側(範囲を大きく超えて)
・His IQ was beyond the average.
・彼のIQは平均を超えていた
⇒IQの平均値の向こう側(範囲を大きく超えて)
・The lake was beautiful beyond description.
・その湖は言葉に表せないほど美しかった
⇒言葉で表現できる範囲の向こう側(範囲を大きく超えて)
・beyondのイメージ ⇒ 「空間・水準・範囲」
be downの例文
be down「元気がない・意気消沈する」
・She is down.
・彼女は落ち込んでいます
⇒彼女の気分が下に落ちているイメージ
・downのイメージ ⇒ 「下」
be down「(機械など)停止している」
・The air conditioner has been down.
・エアコンが故障してしまいました
⇒エアコンが故障してしまったイメージ
・downのイメージ ⇒ 「停止・弱める」
be good atの例文
be good at「~が上手です」
・He is good at English.
・彼は英語が上手です
⇒彼は英語(いろいろある中でも)が上手というイメージ
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」
be inの例文
be in「(家などに)いる」
・We’ll be in tomorrow.
・明日は家にいます
⇒私が明日家の中にいるイメージ
※外出をしないで家にいるというニュアンス
・We’ll be in about 30 minutes.
・30分ほどで着きます
⇒30分ほどで家などの中にいるというイメージ
・inのイメージ ⇒ 「中に」
be known byの例文
be known by「~で判断される」
・A man is known by his friends.
・人は友達で判断できる
⇒人を判断する手段(○○の範囲内にある)イメージ
・knowのイメージ ⇒ 「知っている」
・byのイメージ ⇒ 「手段・原因」
be offの例文
be off「休みになる・中止になる」
・We are off today.
・今日はお休みです
⇒お店や会社などが休止のイメージ
・The deal is off.
・その取引は解除されました
⇒その取引が休止になったイメージ
・The party is off.
・パーティーは中止です
⇒パーティーが休止になったイメージ
・offのイメージ ⇒ 「休止・オフ」
be onの例文
be on「~の状態である」
・The movie is on.
・映画は上映中です
⇒映画が進行しているイメージ
・onのイメージ ⇒ 「進行中・続けて・機能する(スイッチがオン)」
be overの例文
be over「終わった・終っている状態」
・Our relationship is over.
・私たちの関係は終りました
⇒私たちの関係が終った状態になるイメージ
・The party is over.
・パーティーは終わりました
⇒パーティーが終った状態になるイメージ
・overのイメージ ⇒ 「終了・端から端」
be surprised atの例文
be surprised at「~に驚く」
・He is surprised at the news.
・彼はそのニュースに驚いた
⇒彼がそのニュース(原因)に驚いたというイメージ
・atのイメージ ⇒ 「原因・理由」
be take inの例文
be take in「騙される」
・I was taken in by him.
・彼に出し抜かれた
⇒彼に取り込まれてしまったイメージ
・Don’t be taken in by his word.
・彼の言葉に騙されないでください
⇒彼の言葉に取り込まれないようにするイメージ
・takeのイメージ ⇒ 「ひょいっと手に取る」
・inのイメージ ⇒ 「中に」
be throughの例文
be through「完了する・済んでいる」
・Are you through with the book?
・本はもう読み終わりましたか?
⇒本を読み終えたか尋ねるイメージ
・I’ll be through in a few minutes.
・もう少しで終ります
⇒作業などがあと少しで終わるイメージ
・throughのイメージ ⇒ 「終了・最後」
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では「be動詞が使われている英語表現」をまとめてみました。
be動詞のイメージは「○○の範囲内にある」なので、そこから「主語の状態」や「主語の存在」を表現することができます。
句動詞や熟語の意味はもちろんのこと、イディオムやフレーズなどの意味も、「be動詞のイメージと前後に続く語句のイメージの組み合わせになる」ので、それぞれの語句のイメージを意識して意味を捉えるようにしましょう。
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