例文で解説!「get together, come together, meet up, gather」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「get together と come together と meet up と gather の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「get together と come together と meet up と gather のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「get together と come together と meet up と gather」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
get together | 集まって一緒に過ごす ※楽しむために集まる ※カジュアル |
集まる 会う |
come together | 目的を持って集まる ※何かをするために集まる |
集まる 集合する |
meet up | 待ち合わせ ※主に趣味や仕事のために集まる ※カジュアル |
集まる 会う |
gather | 人が集まる ※3人以上の人が必要 |
集まる 寄る |
「get together」のニュアンス
「get together」の意味:(集まる・会う)
・We got together in front of Hachiko.
・私たちはハチ公の前で集まった
⇒私たちがハチ公の前で集まったイメージ
・Let’s get together sometime.
・今度集まろうよ
⇒今度集まろうよと誘っているイメージ
・My family gets together to celebrate the New Year.
・私の家族は新年を祝うために集まります
⇒私の家族は新年を祝うために集まるイメージ
get togetherのイメージは「集まって一緒に過ごす」です。主に「楽しむために集まる際に使われる」のがポイントです。ビジネスなどのフォーマルな場面ではなく、カジュアルな場面で使われます。
・together ⇒ 一緒
※主に楽しむために集まる
※カジュアル
「come together」のニュアンス
「come together」の意味:(集まる・集合する)
・They came together here for the audition.
・彼らはオーディションのためにここに集まった
⇒彼らがオーディションのためにここに集まったイメージ
・We came together to discuss them.
・我々はそれらについて議論するために集まった
⇒我々がそれらについて議論するために集まったイメージ
come togetherのイメージは「目的を持って集まる」です。主に「主に何かをするために集まる際に使われる」のがポイントです。
・together ⇒ 一緒
※主に何かをするために集まる
「meet up」のニュアンス
「meet up」の意味:(集まる・会う)
・Let’s meet up in front of the castle at 9 p.m.
・午後9時にお城の前で会おう
⇒午後9時にお城の前に集まるイメージ
・We met up in front of Hachiko.
・私たちはハチ公の前で待ち合わせた
⇒私たちがハチ公の前に集まったイメージ
meet upのイメージは「友人同士が集まる」です。主に「友人同士や共通の趣味の人たちが集まる際に使われる」のがポイントです。
・Let’s meet up at the conference.
・会議で会いましょう
⇒会議で待ち合わせるイメージ
また、カジュアルな集いだけでなく「仕事や会議などの特定の目的のための集い」にも使うことができます。どちらかと言えば「待ち合わせに近い感覚」ですね。
・up ⇒ 上(すっかり・完全に・終わりまで)
※主に趣味や仕事のために集まる
※カジュアル
「gather」のニュアンス
「gather」の意味:(集まる・寄る)
・Many people gathered for the festival.
・祭りには多くの人が集まった
⇒祭りには多くの人が集まったイメージ
・Let’s gather at my place tonight.
・今夜私の家に集まろうよ
⇒今夜私の家に集まろうと誘っているイメージ
・They gathered in front of the parliament building.
・彼らは国会議事堂の前に集まった
⇒彼らが国会議事堂の前に集まったイメージ
gatherのイメージは「人が集まる」です。一般的な「集まる」の表現です。これまで紹介した語句の代わりに使うことが可能ですが、口語では先の3つの表現がよく使われています。
※3人以上の人が必要
「get together と come together と meet up と gather」の例文
「get together」の例文
・They got together and form a band again.
・彼らは再び集まってバンドを結成した
⇒彼らが再び集まってバンドを結成したイメージ
・Let’s get together again!
・また集まりましょう!
⇒また集まる約束をするイメージ
・We get together once a year.
・私たちは年に一度集まります
⇒私たちが年に一度集まっているイメージ
文字通り「get:ない状態からある状態へ+together:一緒に」なので、イメージは掴みやすいですね。
「come together」の例文
・Many reporters came together for the press conference.
・記者会見には多くの記者が集まった
⇒記者会見には多くの記者が集まったイメージ
・They come together for study group every Friday night.
・彼らは毎週金曜日の夜に集まって勉強会をしている
⇒彼らが毎週金曜日の夜に集まって勉強会をしているイメージ
文字通り「come:話題の中心に何かがやって来る+together:一緒に」なので、こちらのイメージも掴みやすいですね。
「meet up」の例文
・I met up with my friends and played Pokemon GO.
・友達と集まってポケモンGOをしました
⇒友達と集まってポケモンGOをしたイメージ
・Where do you want to meet up?
・どこで集まろうか?
⇒どこで集まるか尋ねているイメージ
文字通り「meet:約束して会う+up:上(すっかり・完全に・終わりまで)」です。イメージとしては「友人や知人同士の待ち合わせ」や「SNSやゲームの中やオフ会などで集まる」といった感じを思い浮かべると分かりやすいと思います。
「gather」の例文
・Storm clouds are gathering.
・暗雲が垂れ込めてきた
⇒暗雲が集まってきたイメージ
・The bugs were gathering.
・虫が群がってきた
⇒虫が集まってきたイメージ
・Let’s gather in the conference room.
・会議室に集まりましょう
⇒会議室に集まろうと誘っているイメージ
一般的な「集まる」の表現です。また「人間以外の物事が自然に集まる」というニュアンスでも使えるのが特徴です。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ集まるを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「get together と come together と meet up と gather」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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