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徹底解説!doと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!

 

 

今回の記事では「doの文型」や「doを使った熟語やイディオム」をまとめてみました。

英語は動詞ひとつとっても「全体の構造や文脈や他の単語との組み合わせ」で意味が変わるので、慣れていないと難しいですよね?

この記事では、そんなモヤモヤを払拭できるように「doを使った表現」を徹底的に解説してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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doのコアイメージ

 

 

まず、doの英語本来のイメージは「物事をちゃんと行う」です。

この「物事をちゃんと行う」というイメージから、よく使われる「~をする」という意味が生まれています。

また、その他にも「果たす・尽くす・振る舞う・演じる・もたらす・損益を与える」など「物事をちゃんと行う感覚」があれば、使うことができます。

 

 

●物事をちゃんと行う

1.~をする・行為を行う
2.果たす・尽くす
3.振る舞う・演じる
4.もたらす・損益を与える

その中でも特によく使われるのが上記の4つです。もちろん、コアイメージの「物事をちゃんと行う」が適用できるのであれば、上記の日本語訳以外にも使うことができます。

 

do(~をする・行為を行う)

 

 

doのイメージは「物事をちゃんと行う」なので、そこから「~をする・行為を行う」などの意味になります。

・She did his homework.
・彼女は宿題をやった

⇒彼女が宿題をちゃんと行ったイメージ

・What are you doing on Sunday?
・日曜日は何をする予定ですか?

⇒日曜日に何を行うかを尋ねるイメージ

・He did the dishes.
・彼は皿洗いをした

⇒彼が皿洗いをちゃんと行ったイメージ

 

do(果たす・尽くす)

 

 

doのイメージは「物事をちゃんと行う」なので、そこから「果たす・尽くす」などの意味になります。

・I did my best.
・全力を尽くしました

⇒全力を出して物事を行ったイメージ

・He did his military service.
・彼は兵役を果たした

⇒彼が兵役を果たしたイメージ

・We have done all we can.
・私たちはできることは全てやりました

⇒やるべきことを全てやり尽くしたイメージ

 

do(振る舞う・演じる)

 

 

doのイメージは「物事をちゃんと行う」なので、そこから「振る舞う・演じる」などの意味になります。

・Do as you are told.
・言われたとおりにしなさい

⇒言われたとおりに振る舞うように伝えるイメージ

・He did Romeo.
・彼はロミオを演じた

⇒彼がロミオの役を演じているイメージ

 

do(もたらす・損益を与える)

 

 

doのイメージは「物事をちゃんと行う」なので、そこから「もたらす・損益を与える」などの意味になります。

・The medicine will do you good.
・その薬を飲めばよくなります

⇒その薬が体に利益を与える(薬がちゃんと役割を行う)イメージ

・The earthquake has done terribe damage to the city.
・地震は都市に甚大な被害を与えた

⇒地震が破壊を行うイメージ

 

doは「物事をちゃんと行う」というイメージです。なので「~をする・果たす・尽くす・振る舞う・演じる・もたらす・損益を与える」などの意味を作ります。

 

doのイメージ ⇒ doのイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

 

 

doの文型

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第一文型
(S+V)
do
do + 副詞
する・十分だ・役立つなど
行うなど(※副詞による)
第三文型
(S+V+O)
do + the 名詞
do + 身支度
do + 業務
do + スポーツ
家事などの日常のことする
身体の周りのことをする
仕事をする(作業や業務)
スポーツや格闘技をする
第四文型
(S+V+O+O)
do + 名詞1 + 名詞2 O1にO2をもたらすなど

 

doは第一文型、第三文型、第四文型に使うことができます。どの文型に使うにせよ「物事をちゃんと行う」を意識するようにしましょう。

 

第一文型(S+V)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第一文型
(S+V)
do
do + 副詞
する・十分だ・役立つなど
行うなど(※副詞による)

 

第一文型は「主語の単純な動作を表現する文」を作ります。

doは「物事をちゃんと行う」というイメージです。第一文型に使った場合は「する・十分だ・役立つ・行う」などの意味になり「主語自身の単純な動作」を表します。

 


do「する・十分だ・役立つ」など

 

 

・1,000$ will do for the trip.
・旅行代は1000ドルで十分です

⇒旅行を1000ドルで行えるイメージ

・Anything will do as long as domestic products.
・国産品であれば何でも良いです

⇒国産品であれば大丈夫(行える)イメージ

主な訳し方としては「する・十分だ・役立つ」などになります。イメージ通り「物事をちゃんと行う感覚」ですね。

 


do + 副詞「行う(※副詞による)」など

 

 

・I hope you do well.
・上手くいくとを願ってるよ

⇒物事を上手く行えるように願うイメージ

・I couldn’t do well at all.
・全然できなかった

⇒物事を行えなかったイメージ

・He is doing badly in mathematics.
・彼は数学の成績が悪いです

⇒彼が数学の問題を上手く解けなかったイメージ

主な訳し方としては「行う」などになります。イメージ通り「物事をちゃんと行う感覚」ですね。

 

第三文型(S+V+O)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第三文型
(S+V+O)
do + the 名詞
do + 身支度
do + 業務
do + スポーツ
家事などの日常のことをする
身体の周りのことをする
仕事をする(作業や業務)
スポーツや格闘技をする

 

第三文型は「主語が何かに動詞の動作の影響を与える文」を作ります。

doは「物事をちゃんと行う」というイメージです。目的語との相性がよく「~をする」などの意味になり、主語が何かを行うなど「何かに影響を与える動作」を表現します。

 


do + the 名詞「家事などの日常のことをする」など

 

 

・Do the dishes
・皿洗いをする
・Do the laundry
・洗濯をする
・Do the bathroom
・風呂掃除をする
・Do the clearning
・掃除をする
・Do the kitchen
・台所仕事をする
・Do the the housework
・家事をする
・Do the yard.
・庭仕事をする
・Do the shopping
・[家事や仕事]として買い物をする

※レジャーというよりは必要な物を買う感覚が強い

 

 

ポイントとして「Do the 名詞」の表現を使う際は、相手も話の流れやニュアンスを理解している必要があります。

・I do the room and you do the shopping.
・僕は部屋の掃除するから君は買い物に行ってね
⇒例えば「客が来るから準備が必要」などの共通の理解がある

実際、レジャーでの買い物は「go shopping」になるのが普通です。そこをあえて「do the shopping」にしているということは、それ自体に意味があるということになります。

 


do + 身支度「身体の周りのことをする」など

 

 

・Do my makeup
・メイクをする
・Do my nails
・ネイルをする
・Do my hair
・髪を整える
・Do my skin care
・お肌の手入れをする

実際に文にしてみると、以下のような文になります。

・I have to do my hair before I leave.
・出発前に髪の毛を整えなくちゃ
⇒出かける前に髪を整えなくてはいけないイメージ

こちらは難しくないですし、感覚的にも日本語に近いので理解しやすいですね。

 


do + 業務「仕事をする(作業や業務)」など

 

 

・Do engineer.
・エンジニアです
・Do management.
・マネジメントです
・Do editing.
・エディターをです
・Do planning.
・プランナーです
・Do sales.
・営業です

上記のように「職種」を表現することも可能ですし、下記のように「業務(行う動作)」を表現することも可能です。

 

 

・Do the copy
・コピーを取る
・Do software updates
・ソフトの更新をする
・Do the accounts
・会計処理をする
・Do some chores
・雑用をする
・Do research
・調査をする

こちらも日本語の感覚に近いので、理解しやすいですよね。

 


do + スポーツ「スポーツや格闘技をする」など

 

 

・Do judo
・柔道をする
・Do karte
・空手をする
・Do kendo
・剣道をする
・Do yoga
・ヨガをする
・Do exercises
・体操をする、稽古をする、運動をする
・Do gymnastics
・体操競技(鞍馬や鉄棒など)をする

一般的には、野球やサッカーなどの球技やチームスポーツには「play」が使われることが多く、剣道や柔道などの格闘技、エアロビクスやヨガなどの体操には「do」が使われます。

 

第四文型(S+V+O+O)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第五文型
(S+V+O+O)
do + 名詞1 + 名詞2 O1にO2をもたらすなど

 

第四文型は「主語が何かを何かに授受する文」を作ります。

doは「物事をちゃんと行う」というイメージです。第四文型に使った場合は「主語が目的語1のために目的語2をもたらす」などの意味になり、文字通り「主語が何かに何かを授受する動作」を表します。

 


 do + 名詞 + 名詞「O1にO2をもたらす」など

 

 

Do + 目的語 + good「主語は目的語に良い」

・Exercise will do you good.
・運動は体にいいよ

⇒運動があなたに良い影響を行うイメージ

・To much exercise will do you no good.
・過度の運動はあまり体によくないよ

⇒過度の運動があなたにあまり良くない影響を行うイメージ

 

Do + 目的語 + harm「主語は目的語に害がある」

・To much exercise will do you harm.
・過度の運動は体に悪いよ

⇒過度の運動があなたに悪い影響を行うイメージ

・Smoking will do a body harm.
・喫煙は身体に害を及ぼします

⇒喫煙が体に悪い影響を行うイメージ

 

Do + 目的語 + a favover「主語は目的語に親切な行為を行う」

・Will you do me a favor?
・お願いがあるのですが?

⇒主語が目的語に親切な行為を行うイメージ

・Can you do me a favor?
・ちょっと頼みたいんだけど?

⇒主語が目的語に親切な行為を行うイメージ

 

Do + 目的語 + damage「主語は目的語にダメージを与える」

・He did me spiritual damage.
・彼は私に精神的なダメージを与えました

⇒主語が目的語にダメージを与えるイメージ

・Too much work did my eyes damage.
・働きすぎて目が傷んだ

⇒主語が目的語にダメージを与えるイメージ

 

第四文型で使う際は、上記のような形になることが多いので、パターンとして覚えておくと使いやすいのでおすすめです。

 

 

doを使った表現

 

 

 

doの用法 doの表現 一般的な日本語訳
doを使った表現 助動詞(疑問文) ~をしますか?など
助動詞(否定文) ~をしませんなど
助動詞(強調表現) とても・よくなど
That will do.
Anything will do.
Either will do.
十分だよ・それで大丈夫だよ
なんでもいいよ
どっちでも良いよ

 

助動詞(疑問文)「~をしますか?」など

 

 

1つ目のdoを使った表現は「疑問文」です。

・Did you see him?
・彼を見ましたか?

⇒彼の目撃を行ったか尋ねるイメージ

疑問文に関しては今更解説は必要ないですよね。

 

助動詞(否定文)「~をしません」など

 

 

2つ目のdoを使った表現は「否定文」です。

・I didn’t see him.
・彼を見ていません

⇒彼の目撃を行っていないイメージ

否定文に関しても今更解説は必要ないですよね。

 

助動詞(強調表現)「とても・よく」など

 

 

3つ目のdoを使った表現は「強調表現」です。

・I love her.
・私は彼女を愛しています
・I do love her.
・私は彼女を[とても]愛しています

・She knows the fact.
・彼女は事実を知っている
・She does know the fact.
・彼女は事実を[よく]知っている

疑問文・否定文・強調表現の3つとも、doのイメージ「物事をちゃんと行う」が生きているのがわかりますよね。

 

That will do「十分だよ・それで大丈夫だよ」など

 

 

4つ目のdoを使った表現は「That will do.」です。この表現は相手に「それで十分だよ」「それで事足りるよ」と伝えたいときに使える便利な表現です。

・Do you have something to write with?
・何か書くものはある?
・I only have this.
・これしかないよ
・That will do.
・それで十分だよ
⇒直訳すると「それでちゃんと行えるよ」という意味になります

 

Anything will do「なんでもいいよ」など

 

 

5つ目のdoを使った表現は「Anything will do.」です。この表現は相手に「なんでもいいよ」と伝えたいときに使える便利な表現です。

・What do you want to drink?
・何が飲みたい?
・Anything will do.
・何でもいいよ
⇒直訳すると「何でもちゃんと行えるよ」という意味になります

 

Either will do「どっちでも良いよ」など

 

 

6つ目のdoを使った表現は「Either will do.」です。この表現は相手に「どっちでも良いよ」と伝えたいときに使える便利な表現です。

・Which do you want a candy or a chocolate?
・キャンディとチョコレートどっちがいい?
・Either will do.
・どっちでも良いよ
⇒直訳すると「どっちでもちゃんと行えるよ」という意味になります

どの表現も「物事をちゃんと行う」というイメージが活きているのがわかりますね。この他にも「Anywhere will do.」や「Anybody will do.」などもあります。

 

 

doを使った熟語やイディオム

 

 

熟語・イディオム doの表現 一般的な日本語訳
do do away with
do up
do with
~を廃止する・~を抜きにするなど
~をちゃんとするなど
~について考える・~をどうにかするなど

 

最後に、よく使われる「doを使った熟語」をまとめてみました。せっかくなので、例文とイラストを交えてご紹介しようと思います。

 

do away with「~を廃止する・~を抜きにする」など

1.do away with「~を廃止する・~を抜きにする」など

 

 

・They did away with plastic bag.
・彼らはビニール袋を廃止した

⇒彼らがビニール袋の廃止を行ったイメージ

・We did away with old customs.
・私たちは古い習慣を廃止しました

⇒私たちが古い習慣の廃止を行ったイメージ

・My school did away with uniforms.
・私の学校は制服をやめた

⇒学校が制服の廃止を行ったイメージ

3つのイメージ「do:物事をちゃんと行う」+「away:離れる」+「with:共に」で「~を廃止する・~を抜きにする」などの意味になります。感覚としては「離れた状態にする感覚」です。

 

do up「~をちゃんとする」など

1.do up「~をちゃんとする」など

 

 

・Do up your hair.
・髪の毛ちゃんとしなさい

⇒上の状態(ちゃんとした状態)へ行うイメージ

・This house must be done up.
・この家は手入れをしなければならない

⇒上の状態(ちゃんとした状態)へ行うイメージ

・She did up a hotel room.
・彼女はホテルの部屋を片付けた

⇒上の状態(ちゃんとした状態)へ行うイメージ

2つのイメージ「do:物事をちゃんと行う」+「up:上へ」で「~をちゃんとする」などの意味になります。感覚としては「感覚」です。

 

do with「~について考える・~をどうにかする」など

1.do with「~について考える・~をどうにかする」など

 

 

・We don’t know what to do with him.
・彼をどうしたら良いかわかりません

⇒彼と共にどう行動したら良いかわからないイメージ

・What are you going to do with your life?
・あなたはこの先どうするつもりなの?

⇒この先の人生をどう行うか尋ねているイメージ

・I can’t do with the neighbor.
・隣人には我慢できない

⇒隣人と共に行動することができないイメージ

2つのイメージ「do:物事をちゃんと行う」+「with:共に」で「~について考える・~をどうにかする」などの意味になります。感覚としては「共に行動する感覚」です。

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「doが使われている表現」をまとめてみました。

doは「~をする」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「物事をちゃんと行う」です。そのことから「~をする・果たす・尽くす・振る舞う・演じる・もたらす・損益を与える」などの意味になります。

単純に「~をする」という意味だけでは、使いこなすのが難しい単語なので、英語本来のイメージ「物事をちゃんと行う」を意識しながら、いろいろな表現に触れるようにしましょう。

 

 

 

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