1. TOP
  2. 英語のイメージ
  3. イメージでとらえる「for」を使った句動詞や語句の意味と使い方!
Sponsored Link

イメージでとらえる「for」を使った句動詞や語句の意味と使い方!

 

 

今回の記事では「forの句動詞や語句」をまとめてみました!

英語で「for」と言えば「~のために」という意味で知られていますが、それ以外にも様々な意味があります。更に動詞とくっつけることで句動詞となり、爆発的に応用できる範囲を広げることができます。

そんな句動詞を使いこなすには、意味をひとつひとつ覚えていくのも大事ですが、イメージで覚えるのも大事です。

そこで、今回の記事では「句動詞(forが使われている語句)」をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

Sponsored Link

この記事の目次

forのイメージ

 

 

「for」のイメージ

「向かう(方向・目的地・~のために・理由・代用)」

 

1.方向・目的地
2.~のために
3.原因・理由
4.代理・代用

主に使われているイメージは上記4つです。この4つのイメージを掴むことで「文脈に合わせて句動詞を使いこなすこと」ができます。

 

句動詞を扱う上で、ポイントになるのは2つの語句のイメージです。なので「動詞のイメージ」と「副詞や前置詞のイメージ」を理解し、それぞれのイメージの組み合わせを意識するのが重要です。

 

 

forのイメージ①「方向・目的地」

 

 

account for「割合を占める」

・This supplement accounts for 60% of our sales.
・このサプリメントが当社の売上の60%を占めている
⇒サプリメントの売り上げを計算した結果のイメージ

・Divorcing couples account for one-third of all.
・離婚している夫婦は全体の3分の1を占めています
⇒離婚している夫婦の数を集計した結果のイメージ

 

・account ⇒ 「数えて計算する(説明する)」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

ask for「望む・求める・頼む」

・He asked for my adviece.
・彼はアドバイスを求めた
⇒彼がアドバイスを求めたイメージ

 

ask 人 for「人に~を望む・~を求める・~と頼む」

・He asked me for help.
・彼は私に助けを求めた
⇒彼が私に助けを求めたイメージ

・We asked our boss for a salary raise.
・私たちは上司に昇給を求めました
⇒私たちが上司に昇給を求めたイメージ

 

ask for 人「人との面会を求める・人と話したい」

・He asked for me, but I wasn’t there.
・彼は私を訪ねましたが、私はそこにいませんでした
⇒彼が私を訪ねた(面会を求めた)イメージ

 

・askのイメージ ⇒ 「物事を求める」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

call for「要求する・訴える・提唱する」

・We called for his resignation.
・私たちは彼の辞任を要求した
⇒私たちが彼の辞任を大声で求めたイメージ

 

call for「(天気)予報する」

・The forecast is calling for a rainy weekend.
・天気予報では週末は雨になるそうです
⇒天気が雨を呼ぶ(向かう)イメージ

 

・callのイメージ ⇒ 「大きな声で呼ぶ・発する」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

go for「向かって進む・~をする」

・Go for it!
・頑張って!
⇒それに向かって進むイメージ

・Let’s go for a drive.
・ドライブに行きましょう
⇒ドライブに向かって進むイメージ

 

go for「選ぶ・支持する」

・I went for the pancake.
・パンケーキに決めました!
⇒パンケーキに向かって進んだイメージ

・You should go for the red tie.
・赤いネクタイにすべきです
⇒赤いネクタイに向かって進むイメージ

・They’re going for the Democrats.
・彼らは民主党を支持するつもりだ
⇒彼らが民主党に向かって進むイメージ

 

go for 「求める・欲しがる」

・Go for quality, not quantity.
・量より質を追求しましょう
⇒量ではなく質に向かうイメージ

・I go for soy milk than milk.
・私は牛乳より豆乳派です
⇒牛乳ではなく豆乳へ進むイメージ

 

go for 「当てはまる」

・The same goes for my uncle.
・私の叔父も同様です
⇒同じことが叔父にも向かっているイメージ

・The same rules go for everyone.
・同じルールが全員に当てはまります
⇒同じルールが全員に向かっているイメージ

 

・goのイメージ ⇒ 「離れて去って行く」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

listen for「耳を澄ます・聞き耳を立てる」

・She listened for the radio.
・彼女はラジオに耳を澄ました
⇒彼女がラジオの方に耳を澄ますイメージ

・She listened closely for someone’s footsteps.
・彼女は何者かの足音に耳を澄ました
⇒彼女が何者かの足音の方に耳を澄ますイメージ

 

・listenのイメージ ⇒ 「意識して聞く・注意を向けて聞く」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

long for「熱望する」

・I long for going to school.
・私は学校へ行くのが待ち遠しい
⇒私が学校へ向かうのを熱望しているイメージ

・Students are longing for a summer vacation.
・学生たちは夏休みを待ちわびている
⇒学生たちは夏休みに向かうのを熱望しているイメージ

 

・longのイメージ ⇒ 「熱望する」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

look for「求める・ 探す」

・She is looking for the evidence.
・彼女は証拠を探している
⇒意識的に証拠の方に目を向けるイメージ

・He is looking for a job.
・彼は仕事を探しています
⇒意識的に求職情報に目を向けるイメージ

 

・lookのイメージ ⇒ 「意識的に目を向ける」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

make for 「向かって行く」

・He makes for the bar every Saturday.
・彼は毎週土曜日にバーに行きます
⇒彼が毎週土曜にバーに向かって方向を変化させるイメージ

・She made for the window.
・彼女は窓に向かった
⇒彼女が窓に向かって方向を変化させたイメージ

 

・makeのイメージ ⇒ 「力を加えて変化させる」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

run for「立候補する」

・He ran for the president.
・彼は大統領に立候補した
⇒彼が大統領に向かって進んだイメージ

 

・runのイメージ ⇒ 「ある方向に連続して真っ直ぐ進む」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 


 

 

stand for「立候補する」

・He will stand for the next election.
・彼は次の選挙に立候補する予定だ
⇒彼は次の選挙で立つイメージ

 

・standのイメージ ⇒ 「立っている・立ち上がる」
・forのイメージ ⇒ 「方向・目的地」

 

 

forのイメージ②「~のために」

 

 

be for「支持する・賛成する」

・We are for the proposal.
・私たちはその提案に賛成です
⇒私たちがその提案のためにいるイメージ

・We are for the bill.
・私たちは法案に賛成です
⇒私たちがその法案のためいるイメージ

 

・beのイメージ ⇒ 「○○の範囲内にある」
・forのイメージ ⇒ 「~のために」

 


 

 

do for「~のために~をする」

・What can I do for you?
・いかがいたしましょうか?
⇒あなたのために何をしますか?と尋ねるイメージ

・What do you do for a living?
・ご職業は何ですか
⇒生活のために何をしているか?を尋ねるイメージ

 

・doのイメージ ⇒ 「物事をちゃんと行う」
・forのイメージ ⇒ 「~のために」

 


 

 

make for 「役立つ・寄与する・可能にする」

・He made for peace.
・彼は平和に寄与した
⇒彼が平和に役に立ったイメージ

・This book will make for child rearing.
・この本は子育てに役立ちます
⇒この本が子育てのために役に立つイメージ

 

・makeのイメージ ⇒ 「力を加えて変化させる」
・forのイメージ ⇒ 「~のために」

 


 

 

stand for「耐える・我慢する」

・I can’t stand for the hot weather.
・暑さには耐えられない
⇒暑さには平然としていられないイメージ

・I can’t stand for his attitude.
・彼の態度には我慢できません
⇒彼の態度には平然としていられないイメージ

 

stand for「支持する・味方をする」

・We stand for demotic the Democratic Party.
・私たちは民主党を支持しています
⇒私たちが民主党のためにいるイメージ

 

・standのイメージ ⇒ 「立っている・立ち上がる」
・forのイメージ ⇒ 「~のために」

 


 

 

work for「働く・役に立つ」

・He work for Apple.
・彼はアップルで働いています
⇒彼がアップルの従業員としての機能を発揮しているイメージ

・I’m sure this information will work for you.
・この情報はきっとあなたの役に立つと思います
⇒この情報が機能を発揮して相手の役に立つイメージ

 

work for「都合がいい・予定が合う」

・Saturday works for me.
・土曜日は都合いいです
⇒土曜日であれば機能を発揮できるイメージ

・Does that work for you?
・それで構いませんか?
⇒その条件であれば機能を発揮できるイメージ

 

・workのイメージ ⇒ 「本来持っている機能を発揮する」
・forのイメージ ⇒ 「~のために」

 

 

forのイメージ③「原因・理由」

 

 

account for「原因となる」

・Gambling addiction accounts for bankruptcy.
・ギャンブル依存症は破産の原因となります

⇒ギャンブル依存症が破産の理由の説明になっているイメージ

・His attitude accounts for her anger.
・彼の態度が彼女の怒りの原因になっている

⇒彼の態度が彼女の怒りの原因の説明になっているイメージ

 

account for「説明責任を負う・説明する」

・He accounted for the results of his study.
・彼は研究の結果を説明した

⇒彼が研究の結果の説明をするイメージ

・He accounted for my mistakes.
・彼は私のミスの責任を負いました

⇒彼が私のミスの説明をするイメージ

・There is no accounting for tasts.
・たで食う虫も好き好き(ことわざ)

⇒人の好みは説明できないイメージ

 

・accountのイメージ ⇒ 「数えて計算する(説明する)」
・forのイメージ ⇒ 「原因・理由」

 

 

forのイメージ④「代理・代用」

 

 

pass for「~で通用する・~で通る」

・She passes for a teenager.
・彼女は十代と言っても通用する

⇒彼女がある地点(十代の範囲)を通過できるイメージ

・This work will pass for genuine.
・この作品は本物として通用します

⇒作品がある地点(本物の範囲)を通過できるイメージ

 

・passのイメージ ⇒ 「ある地点を通過」
・forのイメージ ⇒ 「代理・代用」

 


 

 

stand for 「意味する・表す」

・DIY stands for ‘Do It Yourself’.
・DIYは「Do It Yourself」の略です

⇒DIYが「自分でやる」の略称として成り立っているイメージ

・The symbol stand for peace.
・そのシンボルは平和を表します

⇒そのシンボルが平和の象徴として成り立っているイメージ

・U.K. stands for the United Kingdom.
・U.K.はイギリスの略称です

⇒U.K.がイギリスの略称として成り立っているイメージ

 

・standのイメージ ⇒ 「立っている・立ち上がる」
・forのイメージ ⇒ 「代理・代用」

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「forが使われている表現」をまとめてみました。

forは「~のために」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「向かう(方向・目的地・~のために・原因・理由・代理・代用)」になります。

もちろん、イメージですので、今回紹介したイメージ意外にも紹介しきれていないイメージもあります。ですが、上記のイメージをベースに句動詞の意味を考えると、実際に使う際に応用が利くので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

【学校では教えてくれない英語のイメージを知りたい方へ】

 

 

英語の本来のイメージを『ネイティブ感覚インストール講座』にてお伝えしております。当サイトではお伝えしていない内容も動画で配信中。  
 
オリジナル英会話教材 ⇒ ネイティブ感覚インストール講座   
 
長い間英語を勉強してきて、英単語もたくさん覚えてきたはずなのに、「英語を話す際に言葉に詰まってしまう」、そんなお悩みがある方にお薦めの講座です。ご興味のある方はぜひご覧ください。   
  
  
 
Sponsored Link

\ SNSでシェアしよう! /

英語チャンネルの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

英語チャンネルの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

コメントを残す

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

  • 動詞「turn」の意味と使い方!英語のイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

  • 徹底解説!comeと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!

  • 徹底解説!getと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!

  • これで完璧!前置詞「under」の3つの意味と使い方!英語のイメージで表現の幅を広げよう!

  • makeの句動詞や熟語17選!よく使われる英語表現や例文(フレーズ)まとめ!

  • 徹底解説!wantと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!