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これであなたも英語の達人!第四文型の動詞一覧と例文!特長と見分け方!

 

 

英語を勉強していると「基本5文型」って耳にしますよね?実際、学校の授業で最初に習った方も多いのではないでしょうか?

ですが、最初に習った「基本5文型」を真の意味で理解し、会話や実生活で活用できている人は多くありません。

そこで、今回の記事では、そんな「基本5文型」のひとつ「第四文型」について徹底的に解説してみました。この記事を読めば、第四文型の基本的な特徴や使い方を理解できるだけでなく、実際の会話や生活の中で活かす方法も学ぶことができますので、ぜひ、英語の学習に役立ててくださいね。

 

 

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英語は5つの型しかない

 

 

英語には基本となる型が5つあるのはご存知ですよね?

いわゆる「基本5文型」と呼ばれているものなのですが、その「基本5文型」を使いこなすことによって「自由自在に正しく英文を組み立てること」がでるようになります。

具体的には、以下の5つの型が「基本5文型」なのですが、実は「基本5文型」には「それぞれの文型ごとに生み出すことができる話の流れ(文の意味)」があります。

■基本5文型

第一文型 S+V
主語の単純な動作を表現する文を作る

第二文型 S+V+C
主語の状態を説明する文を作る

第三文型 S+V+O
主語が何かに動詞の動作の影響を与える文を作る

第四文型 S+V+O+O
主語が何かを何かに授受する文を作る

第五文型 S+V+O+C
主語が何かを何かとみなす文を作る
※主語が目的語を補語の状態にする

もちろん、疑問文や感嘆文などの例外はありますが、英語はどんなに長い文でも基本5文型のどれかに則して作られており「基本的には上記の5つの型以外の語順で英文を作ること」はできません。

 

 

なので、例えば「彼女は鹿に餌をあげた」といった「主語が何かに何かを授受する文を作る場合」は「第四文型に正しい単語を配置しないと作ることができない」ということになります。

●第四文型(S+V+O+O

・She gave a deer the food.
・彼女は鹿にエサをあげた

⇒主語が何かを何かに授受する文を作る

つまり、逆を言うと英語は「基本5文型」の通りに英単語を並べないと、意味の通じる英文を組み立てることができないという訳なのですね。

 

 

文の要素(主語・動詞・目的語・補語・修飾語)

 

 

さて、そんな基本5文型を学ぶ際に重要なポイントになるのが「文の要素」です。

英語の文には「主語・動詞・目的語・補語・修飾語」の5つの文の要素があり、中でも「主語・動詞・目的語・補語」の4つは「文の主要素」と呼ばれ「基本5文型を形成する重要な要素」です。

■文の要素

●主語 (S:Subject)
文の主人公、文中の動作を行う動作主を表す
日本語にすると「~は、~が」に当たる部分になることが多い

●動詞「述語動詞」( V :Verb)
主語の状態・主語の動作や行為を表す
日本語にすると「~する、~です」に当たる部分になることが多い

●目的語 (O:Object)
動詞の動作や行為の対象を表す(動詞の影響を受ける)
日本語にすると「~に、~を」に当たる部分になることが多い

●補語 (C:Complement)
主語や目的語の性質や状態を説明する(主語や目的語を補う)

●修飾語 M(Modifier)
文の主要素や文全体に情報を付加する
修飾語は情報を付加する役割のため無くてもOK
あくまで追加情報であり、修飾語がなくても意味が通じる文を作ることができる

英文はこれら5つの文の要素からできており、中でも「文の主要素(主語・動詞・目的語・補語)」は「基本5文型を構成する要素」になるため、それらがないと文を作ることができません。

それに対して「修飾語」は「補足情報を与える役割」になるため、主語などの文の主要素と異なり、無くても問題なく意味の通じる文を作ることができ、定位置もないため、ある程度自由に配置することが可能です。

 

 

第四文型とは?

 

 

では、ここまでを踏まえて、今回の記事の命題である「第四文型」について掘り下げていきましょう。

まずは、第四文型の特徴です。

第四文型は「主語と動詞と目的語×2の4つの主要素で構成されている文」で、主語が何かに何かを授受する文を作る際に用いる文型です。

●第四文型の特徴

・S+V+O+Oだけでで意味の通じる文を構成
・主語が何かに何かを授受する

 

●第四文型の例文

 

実際に第四文型の例文を見ると、先ほどお伝えした第四文型の特徴どおりなのが分かると思います。

1.She / gave / her son / pocket money.
1.彼女は息子にお小遣いをあげた

⇒彼女が息子におこづかいを授与

2.I / sent / him / LINE.
2.私は彼にLINEを送った

⇒私が彼にLINEを送信

3.She / showed / him / a picture.
3.彼女は彼に写真を見せた

⇒彼女が彼に写真を見せてあげた

4.She / gave / her mother / flowers [on Mother’s Day].
4.母の日に彼女は母に花をあげました

⇒彼女が母に花を授与

5.He / teaches / us / Mathematics [at school].
5.彼は学校で私たちに数学を教えている

⇒彼が私たちに数学の知識を授与

実際、1と2と3の例文は主語と動詞と目的語だけで文が完成していますし、4と5の例文は修飾語がなくても意味が通じる文になっています。

 

「第四文型とは?」のまとめ

第四文型は「主語と動詞と目的語1と目的語2」の4つの主要素だけで構成されている文で、文全体で「主語が何かに何かを授与する文」を作ることができる。

●第四文型の構成
・主語と動詞と目的語1と目的語2だけで文を作れる
・修飾語がつくことがある

第四文型は「主語+動詞+目的語+目的語」で構成される、そこに修飾語が加わることがあるが、どんなに修飾語が加わっても「文全体の意味(主語が何かに何かを授与する)」は変わらない。

 

 

第四文型と他動詞

 

 

そんな第四文型ですが、第四文型で使える動詞は他動詞のみです。

他動詞とは「主語の動作が他の何かに影響を与える動詞」で、主語の動作が他の何かに影響を与えるため、文中に動作の影響を受ける目的語を使わなければなりません。

具体的には以下のような動詞です。

・give(~をあげる)
・pass(~を渡す)
・buy(~を買う)
・get(~を得る)
・ask(~を尋ねる)

実際、上記の動詞「give(~をあげる)」は、主語が何かに何かを与える様子を表す動詞なので、主語のあげる動作が「誰か(目的語)と何か(目的語)」に影響を与えていますよね?

このような動詞を「他動詞」と呼び、他動詞は「第三文型と第四文型と第五文型で使われる動詞」になります。

 

 

そんな他動詞ですが、他動詞と対となる動詞に自動詞があります。

自動詞とは「主語の動作が他の何かに影響を与えない動詞」で、主語の動作が他の何かに影響を与えないため、文中に動作の影響を受ける目的語を使うことができません。

具体的には以下のような動詞ですね。

・be(~である)
・go(~になる)
・get(~になる)
・feel(~に感じる)
・taste(~の味がする)

実際、上記の動詞「go(~になる)」は主語の変化を表現しているだけなので、主語の動作は他の何にも影響を与えていません。その結果、影響受ける目的語を文中に置いてしまうと意味不明になってしまいます。

このような動詞を「自動詞」と呼び、自動詞は「第一文型と第二文型で使われる動詞」になります。

 


ここまでが自動詞と他動詞の基本的なポイントなのですが、厄介なことに「英語には同じ単語なのに自動詞にも他動詞にもなれる単語」が多く存在し、更に「自動詞として使うか?他動詞として使うか?によって意味が変わる動詞」がたくさんあります。

具体的な動詞をひとつあげると「get」のような動詞です。

 

・He got sick.(第二文型)
・He got her the ticket.(第四文型)

実際、上記の2つの文は同じ動詞が使われていますが、実は「文全体の意味」も「動詞の意味」も全く異なります。

・He got sick.
・彼は病気になった
⇒第二文型は主語の状態を説明する文型
※主語の状態の説明なので「get」は自動詞で「~になる」という意味

・He got her the ticket.
・彼は彼女のためにそのチケットを手に入れた

⇒第四文型は主語が何かに何かを与える文を作る文型
※主語の動作が何かに影響を与えるので「get」は他動詞で「~を得る」という意味

このように、英語は単語自体にも意味がありますが、その単語の意味は「基本5文型の影響を受ける」という特徴があります。

 

なので、英語をマスターし使いこなすためには、まずは「基本5文型を軸に文を作る感覚」を養う必要があり、更にその文型に相応しい「動詞(自動詞・他動詞)」を選択して文に組み込む必要があります。

 

自動詞と他動詞 ⇒ 自動詞と他動詞の概念をわかりやすく解説!

 

今回の記事は「第四文型」について掘り下げているので、自動詞や他動詞については、ここまでにしておきますが、英語は「基本文型と動詞と文全体の意味が密接に結びついている」と覚えておきましょう。

 

「第四文型と他動詞」のまとめ

第四文型は「主語が何かに何かを与える文を作る文型」なので「他動詞」しか使うことができません。

●他動詞の例
・give(~をあげる)
・pass(~を渡す)
・buy(~を買う)
・get(~を得る)
・ask(~を尋ねる)

他動詞とは、主語の動作が他の何かに影響を与える文に使われる動詞で、他の何かに影響を与えるため、文中に主語の動作の影響を受ける目的語を置かなければなりません。

動詞には、他動詞の対となるものとして自動詞があるのですが「多くの動詞は自動詞にも他動詞にもなれる」ため、文中で使われている動詞が「自動詞なのか?他動詞なのか?」は、文全体の意味や基本5文型から判断するようにしましょう。

 

 

第三文型と第四文型の書き換え

 

 

つづいて、「第三文型と第四文型の書き換え」を見ていきましょう。以下の文をご覧ください。

・She gave a present to her friend.
・She gave her friend a present.

上記の文は、1つ目の文は第三文型の文、2つ目の文は第四文型の文です。

●第三文型 S+V+O

・She / gave / a present [to her friend].
・彼女は友達にプレゼントをあげた

⇒主語の動作が何かに影響する文を作る
※第三文型の場合は「to her friend」はプレゼントの到達地点なので修飾語

●第三文型 S+V+O+O

・She / gave / her friend / a present.
・彼女は友達にプレゼントをあげた
⇒主語が何かに何かを授受する文を作る
※第四文型の場合は「her friend」は主語の動作が影響を及ぼす目的語

基本的に第三文型と第四文型は書き換えが可能なことが多いです。

 

第四文型から第三文型への書き換えが可(基本編)

 

 

この書き換えに関しては学校の授業でも習ったので、そこまで難しくはないのですが、実は動詞によって方向を表す前置詞を使い分ける必要があります。

●書き換えの際に前置詞「to」を使う場合

○ He gave me a watch.
○ He gave a watch to me.
⇒前置詞「to」が使われる動詞は「give型」と呼ばれる

●書き換えの際に前置詞「for」を使う場合

○ He bought me a watch.
○ He bought a watch for me.
⇒前置詞「for」が使われる動詞は「buy型」と呼ばれる

この前置詞の違いは、前置詞のイメージの違いからきており、単純に「相手が必要な動作であればto、一人でできる動作であればforになる」と覚えておきましょう。

●書き換えの際に前置詞「to」を使う場合

○ He gave me a watch.
○ He gave a watch to me.
⇒あげる動作「give」には受け取る相手が必要

●書き換えの際に前置詞「for」を使う場合

○ He bought me a watch.
○ He bought a watch for me.
⇒買う動作「buy」には受け取る相手は必ずしも必要ではない

参考書などでは、よく「give型/buy型」と呼ばれている書き換えのルールです。第四文型と第三文型の書き換えの基本的なルールなので、覚えておくと、試験だけでなく実際の会話でも役立つと思います。

 


前置詞「to」と前置詞「for」の違い

前置詞「to」も「for」と同じように「方向」を表現することができますが。以下のようにニュアンスが異なります。

・He ran to the sea.
⇒海を目指して走った
※前置詞「to」は到達地点を指す
※到達地点なので実際に海に到達している

・He ran for the sea.
⇒海を目指して走った
※前置詞「for」は目的地を指す
※目的地なので実際に海に到達したかは不明
※あくまでそちらに向かうというだけ

前置詞「to」は「到達地点を指す」ため「その場所への到達」を意味します。一方の前置詞「for」は「目的地を指す」ため「あくまで目的地へ向かった」ということになり、実際にその場所へ到達したかどうかは不明です。

・to ⇒ 到達地点(到達が前提なので相手がいる)
・for ⇒ 目的地(目的地なので相手はいらない)

これらの前置詞のイメージから「相手に届くことが前提の動詞(相手がいないとその動作ができない)」には前置詞「to」が使われ、「一人でもできる動作を表す動詞(相手がいなくてもその動作ができる)」には前置詞「for」が使われます。

 

第四文型から第三文型への書き換えが可(例外編)

 

 

このように第四文型から第三文型への書き換えは基本的には、前置詞「to/for」が使われることが多いのですが、動詞によっては「前置詞がtoやforにならないこと」もあります。

●書き換えの際に前置詞「of」を使う場合

○ May I ask you a favor?
○ May I ask a favor of you?
・お願いがあるのですが
⇒動詞「ask」の書き換えの場合は前置詞「of」が使われる

上記の動詞「ask」は代表例ですね。試験でも非常によく見かける書き換えなので覚えておくと便利ですよ。

 

第四文型から第三文型への書き換えが不可

 

 

また、それだけでなく「第四文型から第三文型への書き換えができない動詞」もいくつかあります。

○ The car cost me $1,000.
× The car cost $1,000 for me .
・その車は1000ドルだった
⇒動詞「cost(かかる)」は第四文型から第三文型への書き換は不可

○ I envy Tom his happiness 
× I envy his happiness to Tom.
・私はトムの幸せを妬んでいる
⇒動詞「envy(羨む)」は第四文型から第三文型への書き換えは不可

○ It took me an hour.
× It took an hour for me.
・それに一時間を費やした
⇒動詞「take(要する)」は第四文型から第三文型への書き換えは不可

○ The bus saved me the trouble of walking.
× The bus saved the trouble of walking for me.
・バスのおかげで歩く手間が省けた
⇒動詞「save(省く)」は第四文型から第三文型への書き換えは不可
※人が所有するものを省く

ただし「save(とっておく)」の場合は、とっておく相手が必要になるので書き換えることができます。

・He saved me a cake.
・He saved a cake for me.
・彼はケーキをとっておいてくれた
⇒動詞「save(とっておく)」は第四文型から第三文型への書き換えが可能
※人に物を所有させようとする行為

書き換えが不可になる理由は「動詞の意味」を考えれば、なんとなく分かりますよね?

 

 

例えば「cost(かかった)」は「費用がかかった」という意味であって、相手に到達したかは関係ありません。あくまで「金額の提示」です。

また「envy(羨む)」は「主語が相手を羨んでいる」のであって、それは一方的な感情です。主語が誰かを羨んでいても、その想いが相手に到達することはありません。

つまり、第四文型から第三文型へ書き換えは「人にモノを持たせようとする動作(人にモノを到達させようとする時)のみ可能」ということになります。

 

 

第四文型で使われやすい動詞一覧

 

 

第四文型で使われる動詞は全て他動詞ですが、ほとんどの動詞は自動詞にも他動詞にもなれるため、文の意味に合わせて動詞を選ぶ必要があります。

文全体の意味として「主語が何かに何かを授受する文」になるので、それを踏まえて相応しい動詞を選んでいきましょう。

 

第四文型の一般動詞

 

 

第四文型の動詞のポイントになるのが「授受」です。

授受には「実際に何かに何かを渡したり受け取ったりする動作」が含まれるのはもちろんですが、誰かに何かを見せたり、誰かに何かを作ったり、誰かに何かを教えたりなど、「何かに何かを到達させようとする動作」も含まれます。

 

 

●実際のモノの受け渡し以外も授受とみなせる

・She showed him a picture.
・彼女は彼に写真を見せた
⇒彼女が彼に写真を見せた(何かに何かを到達させようとする動作)

・She teaches us Mathematics.
・彼女は私たちに数学を教えている
⇒彼女が私たちに数学を教える(何かに何かを到達させようとする動作)

つまり、「何かに何かを到達させようとする動作であれば、実際にモノの受け渡しがなくても授受になる」ため、文型は第四文型を取らなくてはいけません。

 

そのことを踏まえながら、第四文型で使われる動詞をチェックしてみましょう。

 


1.give型(書き換えで「to」を用いる動詞)

award 賞を与える feed 食物を与える
give 与える hand 手渡す
lend 貸す offer 申し出る
owe 借りを与える pass 渡す
pay 支払う promise 約束する
sell 売る send 送る
show 見せる teach 教える
tell 言う・伝える write 書いて送る

※文や話の流れ次第で上記の意味以外で使われることもあります。

・She feeds the cat a bowl of milk every morning.
・毎朝、彼女は猫に一杯のミルクを与えています

・I owe my friend a favor.
・私は友人に借りがある

・She wrote her friend a letter.
・彼女は友達に手紙を書いた

 


2.buy型(書き換えで「for」を用いる動詞)

bake 焼いてあげる buy 買ってあげる
choose 選んであげる cook 料理してあげる
find 見つけてあげる get 手に入れてあげる
leave 残す・残してあげる make 作ってあげる
play 演奏してあげる read 読んであげる
sing 歌ってあげる

※文や話の流れ次第で上記の意味以外で使われることもあります。

・She baked her sister a cake for her birthday.
・彼女は妹の誕生日にケーキを焼いた

・They chose their parents a gift for their anniversary.
・彼らは両親の記念日に贈り物を選びました

・She found her friend a lost key in the park.
・彼女は友達が公園でなくした鍵を見つけた

 


3.ask型(書き換えで「of」を用いる動詞)

ask 尋ねる・頼む

※文や話の流れ次第で上記の意味以外で使われることもあります。
※この型は「ask」のみです。

・She asked her teacher a question about their homework.
・彼女は先生に宿題について質問した

 


4.前置詞「to/for」の両方に書き換えが可能な動詞

bring 持ってくる

※文や話の流れ次第で上記の意味以外で使われることもあります。

・The waiter brought us our food quickly.
・ウェイターはすぐに料理を持ってきてくれました

 

動詞「bring」は、第四文型から第三文型の書き換えの際に前置詞「to/for」の両方を使うことができ、文全体の意味も同じです。

●書き換えに「to / for」を用いた場合

・She brought me the book.
・彼女は私に本を持ってきた

・She brought the book to me.
・彼女は私に本を持ってきた
⇒前置詞「to」は到達地点
⇒彼女が私のところへ本を持ってきたイメージ
⇒あくまで到達なので、誰が本を読むのかまでは意識していない

・She brought the book for me.
・彼女は私に本を持ってきた
⇒前置詞「for」は目的地
⇒彼女が私のために本を持ってきたイメージ
⇒あくまで目的地なので、実際に私が本を読んだかは不明

ただし、元の前置詞のイメージがそのまま残るため、上記のように文の意味は同じだが、受け取り方やニュアンスが異なります。

 


5.第四文型から第三文型への書き換えができない動詞

charge 請求する cost 費やさせる
envy 妬む・羨む save 省く
take 時間や労力を取らせる

※文や話の流れ次第で上記の意味以外で使われることもあります。

 

第四文型から第三文系のへの書き換えができない動詞は、先ほどお伝えしたとおりです。

○ The car cost me $1,000.
× The car cost $1,000 for me .
・その車は1000ドルだった
⇒単なる金額の提示で相手に届く届かないは関係ない

○ I envy Tom his happiness 
× I envy his happiness to Tom.
・私はトムの幸せを妬んでいる
⇒一方的に妬んでいるだけで相手には届かない

○ It took me an hour.
× It took an hour for me.
・それに一時間を費やした
⇒単に費やした労力を表現しているだけ

○ The bus saved me the trouble of walking.
× The bus saved the trouble of walking for me.
・バスのおかげで歩く手間が省けた
⇒単に省くことができた労力を表現しているだけ

このように、第四文型に使われている動詞は、基本的に「何かに何かを到達させようとする動詞」になります。第三文型へ書き換える際は、使える前置詞に違いがあったり、そもそも書き換えができない場合もあるので、ルールを覚えておきましょう。

 

 

第四文型の例文

 

 

では、第四文型の特徴や動詞を踏まえた上で、例文を見ながら感覚を養ってみましょう。

 


1.give型の例文(書き換えで「to」を用いる動詞)

 

●give型(書き換えで「to」を用いる動詞)

・give 与える
・send 送る
・tell 伝える
・write 書いて送る
・offer 申し出る

主語が目的語1に目的語2を授受する動詞は、第四文型に使われます。

・He gave his father the painting.
・彼は父親にその絵をあげた

・She sent him an email.
・彼女は彼にメールを送った

・She told them a rumor.
・彼女は彼らに噂を話した

・He wrote her the letter.
・彼は彼女に手紙を書きました

・I offered him a drink.
・私は彼を飲みに誘った

これらの文を確認すると「主語と動詞と目的語×2で成り立っている」のがわかりますよね?第四文型の特徴どおりですし、動詞も第四文型の他動詞の特徴「主語が何か何かを授受する(何かに何かを持たせようとする動作)」に当てはまっています。

 


2.buy型の例文(書き換えで「for」を用いる動詞)

 

●buy型(書き換えで「for」を用いる動詞)

・get 手に入れてあげる
・read 読んであげる
・buy 買ってあげる
・leave 残す、残してあげる
・sing 歌ってあげる

主語が目的語1に目的語2を授受する動詞は、第四文型に使われます。

・He got the ticket for her.
・彼は彼女にチケットを手に入れた

・She read her son a book.
・彼女は息子に本を読んであげた

・She bought her friend some souvenirs
・彼女は友達にお土産を買った

・He left his wife 100 million yen as a legacy.
・彼は妻に1億円の遺産を残した

・She sings her baby a lullaby everyday.
・彼女は毎日赤ちゃんに子守唄を歌っています

これらの文を確認すると「主語と動詞と目的語×2で成り立っている」のがわかりますよね?第四文型の特徴どおりですし、動詞も第四文型の他動詞の特徴「主語が何か何かを授受する(何かに何かを持たせようとする動作)」に当てはまっています。

 


3.ask型の例文(書き換えで「of」を用いる動詞)

 

●ask型(書き換えで「of」を用いる動詞)

・ask 尋ねる・頼む

主語が目的語1に目的語2を授受する動詞は、第四文型に使われます。

・May I ask you a favor?
・お願いしてもいいですか?

これらの文を確認すると「主語と動詞と目的語×2で成り立っている」のがわかりますよね?第四文型の特徴どおりですし、動詞も第四文型の他動詞の特徴「主語が何か何かを授受する(何かに何かを持たせようとする動作)」に当てはまっています。

 


4.前置詞「to/for」の両方に書き換えが可能な動詞の例文

 

●前置詞「to/for」の両方に書き換えが可能な動詞

・bring 持ってくる

主語が目的語1に目的語2を授受する動詞は、第四文型に使われます。

●第三文型

・He brought her the chair.
・彼は彼女に椅子を持ってきた

●第四文型から第三文型への書き換え

・He brought the chair to her.
・彼は彼女に椅子を持ってきた
⇒前置詞「to」は到達地点
⇒彼が彼女のところへ椅子を持ってきたイメージ
⇒あくまで到達なので、誰が椅子に座るのかまでは意識していない

・He brought the chair for her.
・彼は彼女に椅子を持ってきた
⇒前置詞「for」は目的地
⇒彼が彼女が座るために椅子を持ってきたイメージ
⇒あくまで目的地なので、実際に私が椅子に座ったかは不明

これらの文を確認すると「主語と動詞と目的語×2で成り立っている」のがわかりますよね?

第四文型の特徴どおりですし、動詞も第四文型の他動詞の特徴「主語が何か何かを授受する(何かに何かを持たせようとする動作)」に当てはまっています。

 


5.第四文型から第三文型への書き換えができない動詞の例文

 

●第四文型から第三文型への書き換えができない動詞

・cost 費やさせる
・envy 妬む、羨む
・take 時間や労力を費やさせる
・save 省く

主語が目的語1に目的語2を授受する動詞は、第四文型に使われます。

・The car cost us $2,000.
・その車は2000ドルだった

・I envy them their happiness.
・私は彼らの幸せを妬んでいる

・It took me an hour.
・それに一時間を費やした

・The bus saved me the trouble of walking.
・バスのおかげで歩く手間が省けた

これらの文を確認すると「主語と動詞と目的語×2で成り立っている」のがわかりますよね?第四文型の特徴どおりですし、動詞も第四文型の他動詞の特徴「主語が何か何かを授受する(何かに何かを持たせようとする動作)」に当てはまっています。

 

こうやってじっくりと「第四文型のポイント」を抑えながら確認すると、英文の構造や基本文型と動詞の相性、書き換えの際に使われる前置詞の違いなども見えてきたのではないでしょうか?

 

 

第四文型と第五文型の見分け方

 

 

では、次は「第四文型と第五文型の見分け方」を見ていきましょう。以下の文をご覧ください。

・She made her son a doctor.
・She made her son happy.
・She made her son a hamburger steak.

上記の文は、1つ目の文は第五文型の文、2つ目の文は第五文型の文、3つ目の文は第四文型の文です。

 

 

●第五文型 S+V+O+C

・She made her son a doctor.
・彼女は息子を医者にした

⇒主語が何かを何かとみなす文を作る
※補語になれる品詞は名詞か形容詞

●第五文型 S+V+O+C

・She made her son happy.
・彼女は息子を幸せにした

⇒主語が何かを何かとみなす文を作る
※補語になれる品詞は名詞か形容詞

●第四文型 S+V+O+O

・She made her son a hamburger steak.
・彼女は息子にハンバーグを作った

⇒主語が何かに何かを授受する文を作る
※目的語になれる品詞は名詞

第四文型と第五文型の大きな違いは「文中の補語の有無」です。第四文型には目的語が2つあり、第五文型には目的語と補語があります。

 

第四文型と第五文型は形が似ているため見分けるのが難しいですが、「目的語=補語が成り立つか否か」で判断することができます。

●第五文型 S+V+O+C

・She / made / her son / a doctor.
・彼女は息子を医者にした

⇒主語が何かを何かとみなす文を作る
※目的語=補語が成り立つため第五文型になる

●第五文型 S+V+O+C

・She / made / her son / happy.
・彼女は息子を幸せにした

⇒主語が何かを何かとみなす文を作る
※目的語=補語が成り立つため第五文型になる

●第四文型 S+V+O+O

・She / made / her son / a hamburger steak.
・彼女は息子にハンバーグを作った

⇒主語が何かに何かを授受する文を作る
※目的語=補語が成り立たないため第四文型になる

また、目的語には名詞しか使うことができないですが、補語には名詞と形容詞を使うことができるので、4つ目の要素が形容詞の場合は、有無を言わさず第五文型になります。

 

いかがでしたでしょうか?

こうやって第四文型について深く掘り下げていくと「英語という言語の細かいルールや構造、文型と動詞の相性や特徴」など、さまざまなことが見えてきたのではないでしょうか?

少し難しく感じるかもしれませんが、英語の構造を論理的に理解し「正しい語順と正しい単語の組み合わせを自分で判断」できるようになると、自由に伝えたいことを英語で表現できるようになります。

もちろん、理解するだけでなく、実際に英語を組み立てる練習も必要ですが、英文を組み立てる第一歩として、ぜひ、基本5文型の使い方や特徴を掴んで、自分の中に落とし込んでみてくださいね。

 

 

【一生使える本物の英語力を身につけたい方へ】  

 

これまでいろいろな英語学習法を試してきたけど「英語の上達が実感できない」、英会話スクールやオンライン英会話をやっているのに「全然英語を話せるようにならない」、そんな経験したことないですか?

実は英語力って、なんとなくフワフワした感じでも、ある一定のレベルまでは上げることができるのですが、実践で使える本物の英語力を身につけるには「基礎からしっかり積み上げないとダメ」なのです。

 

 

私も大学を卒業後、海外のドラマや映画を翻訳する仕事に就きましたが、仕事の場で使う英語では「なんとなくの英語力」では通じず、大人になってから英文法の基礎、それこそ「基本5文型」から勉強をやり直しました。

その結果、それまで「曖昧だった表現」や「ネイティブが使い分けている細かい言葉選び」などの違いが分かるようになり、現在はそのノウハウをまとめて、英語コーチとして英語を学びたい大人の方に向けた指導を行っております。

 

オリジナル英会話教材 ⇒ ネイティブ感覚式英文法(大人のやり直し英文法)

 

英語は、年齢に関係なく誰でも習得することが可能です。もし、あなたが「実践で使える本物の英語力を身につけたい」「基礎からしっかりと英語を学びなおしたい」、そう思っているのであれば、地道な努力が必要ですが、ぜひ、当講座を通じて「英語を習得した後の世界」を体感してみてください。

 

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