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例文で解説!「tell」と「tell of」と「tell about」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「tell と tell of と tell about の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「tell と tell of と tell about のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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「tell と tell of と tell about 」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
tell 情報をそのまま伝える ~を伝える
tell of 情報のことを伝える ~のことを伝える
tell about 情報について伝える ~について伝える

 

 

 

「tell」のニュアンス

 

 

「tell」の意味:(~を伝える)

・I told him the interesting story.
・彼に面白い話を伝えた

⇒彼に面白い話を伝えたイメージ

tellのイメージは「誰かに何かの情報を伝える」です。

感覚的には「情報をそのまま伝える感覚」になるので、上記の例文の場合は「彼に面白い話を伝えたニュアンス」になります。

 

・tell ⇒ 情報をそのまま伝える

 

 

 

「tell of」のニュアンス

 

 

「tell of」の意味:(~のことを伝える)

・I told him of the interesting story.
・彼に面白い話を伝えた

⇒彼に面白い話のことを伝えたイメージ

ofのイメージは「切っても切れない繋がり(分離・出所)」です。

感覚的には「何かから何かを分離して伝える感覚」になるので、上記の例文の場合は「彼に面白い話のことを伝えたニュアンス」になります。

 

・tell of ⇒ 情報のことを伝える

 

 

 

「tell about」のニュアンス

 

 

「tell about」の意味:(~について伝える)

・I told him about the interesting story.
・彼に面白い話について伝えました

⇒彼が面白い話について伝えたイメージ

aboutのイメージは「だいたいその周り(関係:~について・関連)」です。

感覚的には「何かや何かに関することを伝える感覚」になるので、上記の例文の場合は「彼にその面白い話やその裏話などを伝えたニュアンス」になります。

 

・tell about ⇒ 情報について伝える

 

 

 

「tell と tell of と tell about」の例文

 

 

 

「tell」を使った例文

 

 

・I told her my address and phone number.
・彼女に自分の住所と電話番号を伝えました

⇒彼女に自分の住所と電話番号を伝えたイメージ

tellのイメージは「誰かに何かの情報を伝える」です。

感覚的には「住所と電話番号をそのまま伝える感覚」になるので、上記の例文の場合「彼女に住所と電話番号を伝えた」という意味になります。

因みに、住所や電話番号などの情報を伝える際は「tell」しか使うことができません。

というのも「住所や電話番号には付随する情報はないから」です。実際、日本語で考えても「住所や電話番号について伝えました」だと違和感がありますよね。

 

 

「tell of」を使った例文

 

 

・I told them of my experience.
・彼らに自分の経験を伝えた

⇒彼らに自分の経験のこと伝えたイメージ

ofのイメージは「切っても切れない繋がり(分離・出所)」です。

感覚的には「自分の経験のことを伝えた感覚」になるので、上記の例文の場合「彼らに自分の経験を伝えた」という意味になります。

後者の「tell about」に比べると、直接的な感覚になり、ややフォーマルな印象になります。

 

 

「tell about」を使った例文

 

 

・I told them about my experience.
・彼らに自分の経験について伝えた

⇒彼らに自分の経験について伝えたイメージ

aboutのイメージは「だいたいその周り(関係:~について・関連)」です。

感覚的には「自分の経験について彼らに伝えた感覚」になるので、上記の例文の場合は「彼に自分の経験について伝えた」という意味になります。

前者の「tell of」に比べると、より幅広く、背景や流れなどをエピソードも交えて伝えた感覚になるため、若干、間接的な感覚な印象を受けます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ伝えるを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの単語「tell と tell of と tell about」のイメージを掴んで掛け合わせることが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識しながら、英語に触れることも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴んでいくようにしましょう。

 

 

 

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