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これで完璧!単語と品詞と主語・動詞・目的語・補語・修飾語の捉え方!

英文法
 

 

あなたは英語を勉強をしていて「名詞や動詞などの品詞」「主語や目的語」など、よく分からない言葉が出てきて、英語の勉強が嫌になってしまったことないですか?

英語って「謎の専門用語だらけでよくわからない」っていうことが多々あるんですよね。

実際、参考書でも当たり前のように「品詞」や「文の要素(主語・動詞など)」の言葉が出てきますし、それを使って小難しい説明をしてくるので「謎の専門用語」が理解できていないと、文法項目が進むにつれて、どんどん分からなくなってしまうんです。

私も生徒さんに英語を教える際に「品詞」や「文の要素」を使って説明することがあるんですが、それらがどういうものなのかを理解できていない人も少なくありません。

そこで、今回の記事では「単語」「品詞」「文の要素(主語・動詞・目的語・補語・修飾語)の正体」について、解説していきます。

 

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単語の意味は変幻自在

 

 

英語を学ぶ際に、基本となるのが「英単語」ですよね?あなたも学生時代に、単語帳などを作って覚えた経験ないですか?

でも、一生懸命覚えたはずなのに、実際の英語に触れてみると「あれ?なんか覚えた意味と違う意味で使われている」とか、「え?こんな意味もあったんだ」なんて経験をしたことがある人も多いと思います。

英単語はこの「覚えたのと全然違う意味で使われていることがある」というのが本当に厄介で、私たち日本人は学校の英語の教育を通じて「単語と日本語の意味を繋げて覚えてきた」ので、実際の会話などで、覚えた意味と違う使われ方をされると困ってしまうことが多いです。

 

具体的な例をあげると、例えば「run」という単語、この単語は「run=走る」と覚えた人が多いと思います。

・run=走る

ですが、実際は「走る」という意味以外にも多くの意味があります。

・She ran in the park.
・彼女は公園を走った
・She ran the park.
・彼女は公園を運営していた
・She runs up to Osaka.
・彼女は急いで大阪に旅行した
・The dog ran at her.
・その犬は彼女に襲い掛かった
・The train runs day and night.
・その電車は昼も夜も運航している
・She runs for President.
・彼女は大統領に立候補する。

・The contract runs for ten years.
・その契約は10年間です
・She has run short of money.
・彼女はお金が足りなくなった
・The room runs $300 a night.
・そのお部屋は一泊300ドルです

これでもまだ一部なのですが、「run」という単語ひとつでさえ、多くの意味があるんですから困っちゃいますよね?

そうなんです。

英単語って「ひとつの単語にひとつの意味があるモノ」ではなくて、前後の文脈、使われ方、文中での位置、話し手の意図によっても意味が変化するモノで、それだけでなく、時代に合わせて変化することもあります。

まるで、変幻自在の忍者のように。

なので、実際の英語では「試験のように与えられた正解を導く力」ではなく、「臨機応変に話の流れや文全体から英語を使う力」が求められるんです。

 

単語のイメージ

 

 

では、臨機応変な英語力を身につけるためには、どうすれば良いのでしょうか?

その答えは「イメージ」です。

例えば、先程の「run」という単語、私たちは学校の授業で「run=走る」と教わりましたが「走る」という日本語の意味になる理由は、この「run」という単語には「ある方向に連続して真っすぐ進む」というイメージがあるからです。

 

 

つまり、この「ある方向に連続して真っすぐ進む」というイメージから、以下の例文のような意味になるという訳なんですね。

・She ran in the park.
・彼女は公園を走った
⇒彼女が公園内を真っすぐ進む(走る)
・She ran the park.
・彼女は公園を運営していた
⇒彼女が公園を真っすぐ進める(運営する)
・She runs up to Osaka.
・彼女は急いで大阪に旅行した
⇒彼女が大阪に真っすぐ進む(進む→向かう)
・The dog ran at her.
・その犬は彼女に襲い掛かった
⇒その犬が彼女めがけて真っすぐ進む(襲い掛かる)
・The train runs day and night.
・その電車は昼も夜も運行している
⇒その電車は昼も夜も真っすぐ進む(運行する)
・She runs for President.
・彼女は大統領に立候補する
⇒彼女が大統領を目指して真っすぐ進む(立候補する)
・The contract runs for ten years.
・その契約は10年間です
⇒その契約が10年間真っすぐ進む(効果がある)
・She has run short of money.
・彼女はお金が足りなくなった
⇒彼女が金欠へ真っすぐ進む(足りなくなる)
・The room runs $300 a night.
・そのお部屋は一泊300ドルです
⇒その部屋が300ドルで真っすぐ進む(かかる)

このように、英単語を臨機応変に文章や文脈に応じて使い分けるには、英単語本来が持つ「個々の単語のイメージ」を掴むことも重要です。

そうすることによって、仮にしっくりとくる日本語の意味が分からなくても、会話の流れ、文脈、話し手の意図などから、文全体の意味を掴むことができるようになりますし、自分自身が英語を話す際にも英文を組み立てることができるようになります。

 

 

もちろん、日本語の意味と照らし合わせて覚えるのも、英単語を覚える上で欠かせない要素のひとつですが、その英単語に日本語の意味が当てはめられたのには「単語自体のイメージ」が深く関係しています。

そもそも、英語と日本語は異なる文化の中で、別々に進化を遂げてきた言語なので、必ずしも「その英単語を日本語に訳せる(ピッタリの意味がある)」とは限りません。

なので、英単語の意味を覚える際には「日本語の意味だけでなく、その意味を生み出している単語のイメージも一緒に覚える」ようにしましょう

 

品詞の掟

 

 

今度は「品詞の掟」について見ていきましょう。

まず、品詞という言葉の定義についてなのですが、品詞とは「単語をある特定のルールで分類したモノ」、つまり、簡単にいうと「単語の種類」のことです。

具体的にいくつ品詞があるのかというと、以下の8つになります。

 

品詞 品詞ごとの特徴
名詞(noun)  人や物の名前
代名詞(pronoun)  名詞の代わり
動詞(verb)  動作や状態
形容詞(adjective)  名詞の状態や性質
副詞(adverb)  動詞・形容詞・他の副詞・または文全体を修飾
接続詞(conjunction)  単語や語句や文章を繋げる
前置詞(preposition)  位置や方向や時間など
間投詞(interjection)  感情を表現

 

参考書やサイトなどによっては、他にも助動詞や冠詞などに細かく分ける場合もありますが、とりあえず置いておいて、品詞は8つです。

忍者でいうところの「伊賀・甲賀・戸隠・風魔」といったグループみたいなものですね。

 

 

そんな品詞なのですが、単語の意味を覚えるのと同じで、学校の授業などでは「talk=話す(「話す」は動作なので動詞)」と、、、そんな感じで覚えた人も多いと思います。

ですが、英語を勉強していると、同じ単語なのに「文によっては、名詞になったり、動詞になったり、形容詞になったりして、訳がわからなくなる」といったことも少なくありません。

英語の品詞の難しいところは、同じ単語なのに「文によって品詞が変わることがある」という点にあります。

 

具体的な例をあげると、例えば「in」という単語、主に「in=~の中」という意味の前置詞として使われることが多い単語ですが、辞書で調べると使い方によっては、前置詞だけでなく、副詞や形容詞、更には名詞として使われることもあります。

実際、例文をあげると「in」は以下のように様々な品詞で使われており、必要に応じて品詞が変化しているのが分かりますね。

●前置詞
・He put the cat in the box.
・彼はその猫を箱の中に入れた。

●副詞
・Please come in.
・どうぞお入りください。

●形容詞
・Long skirts are in at the moment.
・今、ロングスカートが流行っています。

●名詞
・She has an in with him.
・彼女は彼とコネがある。

これらの意味は「inのイメージ=~の中」から生まれた意味なのですが、見ていただくと分かるように「英単語は意味だけでなく、品詞も必要に応じて変化することがある」という訳なのですね。

 

品詞の相性には要注意

 

 

そんな品詞なのですが「品詞ごとに相性が良い品詞と相性が良くない品詞」もあります。

具体的な例をあげると、「助動詞は動詞と一緒に使う品詞」ですし「形容詞は名詞を修飾する品詞」です。この他にも「前置詞は必ず名詞の前に置く品詞」で「副詞は名詞以外を修飾する品詞」など、品詞ごとに細かなルールがあり、相性があります。

 

 

各品詞ごとの細かいルールについては、別の記事で詳しく解説しますが、先程の例文を見ながら品詞の相性を確認してみると、以下のようになっています。

●前置詞(名詞の前に置く)
・He put the cat in the box.
・彼はその猫を箱の中に入れた。
⇒名詞「the box」に情報を付加

●副詞(名詞以外を修飾する)
・Please come in.
・どうぞお入りください。
⇒動詞「come」を修飾

●形容詞(名詞を修飾する)
・Long skirts are in at the moment.
・今、ロングスカートが流行っています。
⇒名詞「Long skirts」を説明(形容詞の叙述用法)

●名詞(冠詞「a/an, the」が配置される)
・She has an in with him.
・彼女は彼にコネがある。
⇒冠詞「an」によって情報を付加されている

このように、各品詞には相性があるので、その相性を基に英単語を並べる必要があります。

 

 

相性を忍者に例えるなら、伊賀と甲賀は敵対関係だけど、戸隠と風魔は協力関係にあるみたいなそんな感じですかね。(まぁ実際の忍者の相性はわかりませんが)

 

品詞の配置には要注意

 

 

英語を学ぶ際にあまり意識しないことはないですが、単語はどの品詞として使うかによって「文中で置ける位置が決定」します。

その際に重要になるのが基本五文型なのですが、品詞ごとに以下の表の位置に配置する必要があり、配置した位置によって、単語の意味が変化し「文全体の意味」が決定します。

 

文の要素 主語 動詞 目的語 補語 修飾語 補足情報
品詞 名詞
代名詞
動詞 名詞
代名詞
名詞
代名詞
形容詞
(※副詞)
形容詞
副詞
前置詞
接続詞
間投詞

※補語の位置の副詞には様々な見解があります。解釈が多岐にわたり、参考書や学者によっても意見が分かれるので難しいのですが、基本的には「補語の位置に置かれる品詞は、名詞・代名詞・形容詞の3つ」と覚えておきましょう。

 

実際、先程の例文を「配置」と「品詞」に意識を傾けながら確認するとこうなります。

●前置詞(補足情報の位置)
・He / put / the cat [in the box].
・彼はその猫を箱の中に入れた。
⇒第三文型(「in」は修飾語の一部)

●副詞(修飾語の位置)
・Please come [in].
・どうぞお入りください。
⇒第一文型(「in」は修飾語の位置に置かれ「come」を修飾)

●形容詞(補語の位置)※形容詞の叙述用法
・Long skirts / are / in [at the moment].
・今、ロングスカートが流行っています。
⇒第二文型(「in」は補語の位置に置かれ「Long skirts」を説明)

●名詞(目的語の位置)
・She / has / an in [with him].
・彼女は彼にコネがある。
⇒第三文型(「in」は目的語の位置に置かれ動作の影響を受けている)

1つ目の文では「修飾語の一部」、2つ目の文では「修飾語の位置」、3つ目の文では「補語の位置」、4つ目の文では「目的語の位置」に「in」が配置されており、結果として「前置詞、副詞、形容詞、名詞としての機能」を果たしています。

 

主語・動詞・目的語・補語は配置

ここまで英語では「単語の意味」や「品詞」は変化するというお話をしてきましたが、「文の要素(主語・動詞・目的語・補語・修飾語)」は、単語の意味や品詞のように変化するのでしょうか?

結論から言うと、答えは「ノー」です。

というのも、そもそも「文の主要素(主語・動詞・目的語・補語)」というのは「この語順で単語を並べると意味の通じる英文が作れますよ」という英語の設計図であり「配置」のことだからです。

 

 

とはいえ、文の要素の中でも「修飾語」だけは固定の位置はなく、ある程度自由に配置することはできるのですが、あくまで「品詞の相性の範囲内」になります。この「修飾語」を見破る際には、文中で「何を修飾しているか」をチェックするようにしましょう。

 

 

英語において「文の主要素(主語・動詞・目的語・補語)」は絶対的なルールですので、必ず基本五文型に従って、単語を配置してくださいね。

 

文の要素 主語 動詞 目的語 補語 修飾語 補足情報
品詞 名詞
代名詞
動詞 名詞
代名詞
名詞
代名詞
形容詞
(※副詞)
形容詞
副詞
前置詞
接続詞
間投詞

※補語の位置の副詞には様々な見解があります。解釈が多岐にわたり、参考書や学者によっても意見が分かれるので難しいのですが、基本的には「補語の位置に置かれる品詞は、名詞・代名詞・形容詞の3つ」と覚えておきましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

学校の英語の授業などでは「英単語」と「日本語の意味」を照らし合わせて覚えて、英文を訳したり、英訳したりしてきましたよね?

ですが、正解が決まっているテストの問題であれば、単語の意味をピタリ当てることで対応できますが、英会話などでは「覚えた意味とはまるで違う意味」で使われたり、「文脈や話の流れに応じて変化」したりします。

なので、英単語を覚える際には、単語の意味だけでなく単語本来のイメージも覚えて、臨機応変に対応できるようにしましょう。

また、単語は意味を使う際には「品詞同士の相性」や「文中で置くことができる位置」も決まっています。それらの相性や位置を無視して英文を作ろうとすると、正しい英文を作れなくなってしまいますので、「基本五文型に従って、主語・動詞・目的語・補語・修飾語の位置に相応しい単語を配置」してくださいね。

 

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永沢りょうこ

永沢りょうこ

英語コーチの永沢りょうこです。中高英語教員免許保有。留学なしで英検1級 TOEIC965点。翻訳学校講師および映像翻訳コンテスト審査員経験あり。初中級英会話・ビジネス英語・TOEIC対策などを指導しています。映画やドラマなどの翻訳家として培った「口語表現」や「自然な英語表現」を交え、英語だけでなく学習に対するモチベーション維持から、時間管理や体調管理、メンタルの保ち方など、コーチング理論を用いて幅広く指導を行っています。

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