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英語で「たくさん」は「many, much. a lot of」だけじゃない

脱マンネリ英会話  

 

 

英語で「たくさんの」と表現する際、学校の授業などでは「many / much」や「a lot of」というフレーズも使えると教わった人も多いのではないでしょうか?

確かに、それらの表現はよく使う表現なのですが、日本語で「たくさんの」を言う場合にも「大量の」「多様な」「多大な」と多くの表現があるように、英語にも「たくさんの」を表現する方法が数多くあります。

今回の記事では、そんな「たくさんの」の表現について紹介しようと思います。

 

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「かなりの数の」同じ種類のものがたくさん

 

 

今回、最初にご紹介する「たくさん」の表現は「a bunch of」です。

こちらの表現で使われている「bunch」という単語には、元々「束ねる」という意味があるので、そこから派生して「束ねるほど多くある=たくさん」というイメージが生まれました。

そんな「a bunch of(たくさんの)」なのですが、「束ねる」から派生したイメージになるので、基本的には「同じ種類のものがたくさんある時」に使われます。実際、何か束ねる際は、新聞紙にしてもお花にしても、同じ種のモノを束ねることが多いですよね?なので、基本的には「同じ種類のモノがたくさんある時」になるという訳なのですね。

 

●「a bunch of」を使った例文
・I have a bunch of comics in the box.
・箱の中に漫画がたくさんある
I have a bunch of things to do today.
今日はやることがたくさんある
I have a bunch of free time today.
今日めっちゃヒマ(直訳:暇な時間がたくさんある)
※このa bunch of はカジュアルな表現なのでビジネスでは基本的に使いません。

 

 

「大量の」めちゃめちゃいっぱいある(誇張して)

 

 

つづいての「たくさん」の表現は「tons of (a ton of)」です。

日本語でも、重さの表現で「1000kg=1t(トン)」という表現がありますよね?この「tons of (a ton of)」という表現は、そこから派生して生まれた表現で、文字通り「何かが山のように大量にある時」に使います。

そんな「tons of (a ton of)」の特徴なのですが、最大の特徴は「多さを誇張している」という点で、なんとなく話し手によって「量が誇張されて大袈裟に話されている感」が伴っているのが特徴になります。因みに、先ほどの「a bunch of」とは異なり、こちらの表現では「違う種類のモノがたくさんある時」にも使うことができるので、いろいろな場面で使ってみてください。

 

●「tons of (a ton of)」を使った例文
・I have tons of tasks today.
・今日はやる事がたくさんある
・I have tons of homework in summer vacation.
・夏休みは超いっぱい宿題が出てるんだ
・But I have to finish it before the camp.
・でもキャンプの前に終わらせなきゃ
・I got tons of things to do today.
・今日は、やることが超絶いっぱいだよ

 

 

「たっぷりある」十分にある・必要数はある

 

 

つづいての「たくさん」の表現は「plenty of」です。

この表現はに使われている「plenty」には、元々「十分に」や「豊富に」といったイメージがあるので、そこから派生して「たくさん(潤沢に)」という意味が生まれています。

ポイントは「plenty」は「十分にあることを表現する単語」なので、否定文には使えないという点です。想像していただくと分かると思うのですが、「十分にある」ということは「ある」ということを前提にしている表現なので、そこに「否定」を使ってしまうと矛盾が生じてしまいますよね?なので「plenty of」は否定文では使えないということになる訳なのですね。

 

●「plenty of」を使った例文
There’s plenty of time . Just take your time.
・時間はたっぷりある。ごゆっくりどうぞ
・Now that my father is retired, he has plenty of time.
・父は引退したので時間がたっぷりある
・There were plenty of oranges on the tree.
・その木にはたくさんのオレンジがなっていた

 

 

「数十個の」数十個単位(それくらい)多くある

 

 

つづいての「たくさん」の表現は「dozens of」です。

こちらの表現は、12個のセットになった「1ダース」から派生した表現になるので、基本的には「数十個単位の時」に使う表現になります。ですが、具体的に12個と決まっている訳ではなく、あくまで例えになるので、「12個くらいから~100個くらいの間の時に使う表現」と覚えておくと良いでしょう。

この表現で使われている「ダース」は、日本ではあまり馴染みのない単位ですが、欧米ではよく聞く単位ですので、この機会に慣れておくと良いかもしれませんね。

 

●「dozens of」を使った例文
・Dozens of students didn’t come to school.
・何十人もの生徒が学校に来ませんでした
・I went to the Narita airport dozens of times.
・成田空港には何十回も行ったよ
・Dozens of people gathered in the market.
・何十人もの人が市場に集まった

 

 

「数千個の」数千個単位(それくらい)多くある

 

 

最後の「たくさん」の表現は「thousands of」です。

こちらの表現は、先程の「dozens of」が「数十個単位」を表すのに対し、更に多く「数千個単位で多くある時」に使います。ですが、やはりこちらも実際に「数千個あるかないか」は関係なく、単純に「それくらい多くある」という例えになります。

因みに、仮に「数百個単位」にしたければ「hundreds of」を使って表現することもできます。

 

●「thousands of」を使った例文
・The doctor took care of thousands of patients a day.
・その医者は1日にものすごい数の(何千人もの)患者を診た
・There are thousands of things that I have to do this week.
・今週はやらなきゃいけないことが非常にたくさんあるんです
・The city is thousands of miles away.
・その街は何千マイルも離れていた

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたでしょうか?

学校の授業では、代表的な「たくさんの」の表現として「many / much / a lot of」を教わったと思いますが、上記で紹介したように他にも数多くの表現があり、具体的な数に言及せずに誇張する表現もあります。

使い方によっては、言葉にユーモラスな響きを持たせることもできるので、ぜひ覚えて使ってみてくださいね。

 

 

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