英語で「バイバイ」は何て言う?「さようなら」の4つの表現
英語の別れ際の挨拶といえば「Good bye.」を使う人が多いですよね?
そんな「さようなら」の表現ですが、実は他にもいろいろな言い方があり、ネイティブはシチュエーションによって使い分けます。いつもワンパターンになりがちな別れ際の挨拶、今回の記事では、シチュエーションによって使い分ける4つの別れ際のフレーズをお伝えします。
この記事の目次
「またね」お馴染みの一般的な挨拶
今回、最初にご紹介する「バイバイ」の表現は「See you.」です。こちらの表現は、お馴染みの表現なのでご存知の方も多いですよね?
日本語に直訳すると「またね」という意味で、元々「See」という単語には「会う」という意味があるので、基本的には「会う可能性のある人」に使います。なので、メールや電話やSNSだけもやり取りの人には、あまり使いません。
そんな「See you.」なのですが、後ろに時間を表す語句を付けることで、次回合うタイミングを伝えることができます。例えば、次回は月曜日に会う機会があるのであれば「また月曜にね(See you on Monday.)」といった感じで使えますし、直ぐに会う可能性があるのであれば「また後でね(See you later. / See you soon.)」などです。
カジュアルな表現なので、友人や仲の良い同僚など関係性の近い人に使うと良いでしょう。
・See you.
・じゃあね~
・See you tomorrow.
・また明日ね!
・See you next week.
・また来週
・I hope to see you soon.
・またすぐ会えるといいな
「元気でね」SNSやメールや電話などでの挨拶
つづいての「バイバイ」の表現は「Take care.」です。
こちらの表現は、先程の「See you.」とは異なり「会う予定のない人」との挨拶でも使えます。日本語の意味では、よく「お気をつけて」という意味で使われるので、ご存知の方も多いフレーズですよね?
もちろん「実際に会う機会がある人」にも使えますが、本来のイメージが「お気をつけて」なので、その場合は「しばらく会う機会がないであろう人」に使うのが一般的です。また、相手への気遣いの言葉であるという性質上、少し丁寧な挨拶とも言えます。
・Aさん : Take care.
・Aさん : お気をつけて
・Bさん : You too.
・Bさん : あなたも
・Cさん : Take care.
・Cさん : じゃあね
・Dさん : See you tomorrow.
・Dさん : また明日
・Eさん : See you!
・Eさん : じゃあね!
・Fさん : Bye! Take care.
・Fさん : バーイ!またね
「また後でね」近々会う予定のある人への挨拶
つづいての「バイバイ」の表現は「Talk to you later.」です。
こちらの表現は、直訳すると「また後で話ましょう」という意味になるので、「近いうちに会う機会がある人」や「後で会う約束をしている人」などに使うのが自然です。
全体の文としては「I will talk to you later.」になるのですが、そちらをもう少しカジュアルにして「I will」を省略したフレーズになります。いつも一緒にいるような仲の良い友達などに使うと良いでしょう。
・Talk to you soon.
・またね(またすぐ話そう)
・I’ll talk to you later.
・また後で話そう
・Aさん : I need to go right now. Talk to you later.
・Aさん : もう行かなきゃ、またね
・Bさん : See you.
・Bさん : それじゃ
「またね」本当に仲の良い友人に使う挨拶
最後の「バイバイ」の表現は「Catch you later.」です。
こちらの表現は、あまり馴染みのない表現ですが、ネイティブの間ではよく使います。イメージとしては「私の方からあなたをキャッチします」というイメージになるので、本当に仲の良い友人に対して使うカジュアルな表現になります。
元々は「See you later.」のスラングで、主に若者の間で使われることが多い表現です。具体的な会話としては下記の例文のような流れで使います。
・Aさん : I know a good Pizza place. Will you come?
・Aさん : うまいピザ屋知ってるんだけど、来る?
・Bさん : I already grabbed a sandwich. I’m heading to the meeting room now.
・Bさん : サクっとサンドイッチで済ませたとこ。今から会議室行くんだ
・Aさん : All right. I’ll catch you later.
・Aさん : 了解、じゃあまた後でね
・Cさん : Why don’t we meet at the station?
・Cさん : 後で駅でね
・Dさん : Okay. Catch you later.
・Dさん : オッケー、じゃあ後でね
・Eさん : Let’s go have a drink after the class!
・Eさん : 授業の後、飲みに行こうよ
・Fさん : Okay, catch you later.
・Fさん : いいよ、じゃあ後でね
「動画で復習しよう」
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した「バイバイ」の4つの表現は、シチュエーションによって使い分けられる便利な表現です。別れ際の挨拶は、会話を終わらせる際に欠かせない重要な挨拶になりますので、いつも「Good bye.」ばかり使っているという人は、今回お伝えした4つの表現を上手に使ってみてくださいね。
【学校では教えてくれない英語のイメージを知りたい方へ】
英語の本来のイメージを『ネイティブ感覚インストール講座』にてお伝えしております。当サイトではお伝えしていない内容も動画で配信中。
オリジナル英会話教材 ⇒ ネイティブ感覚インストール講座
長い間英語を勉強してきて、英単語もたくさん覚えてきたはずなのに、「英語を話す際に言葉に詰まってしまう」、そんなお悩みがある方にお薦めの講座です。ご興味のある方はぜひご覧ください。