英語で「疲れた」は?疲労度別「疲れた」の日常表現4選
英語で「疲れた」というと、真っ先に「I’m tired.」が思いつくと思います。
実際、「I’m tired.」は「疲れた」と伝えるには一番簡単な表現なのですが、日本語でも「くたびれた・疲労困憊・燃え尽きた」と多くの表現があるように、英語にも「疲労度」や「精神的な疲れ・肉体的な疲れ」と多くの表現があります。
そこで、今回の記事では、英語で「疲れた」と伝えるための様々な表現をお伝えしていこうと思います。
この記事の目次
「疲れた」日常的に使える表現(お疲れ度1)
今回、最初にご紹介する「疲れた」の表現は「I’m beat.」です。
こちらの表現は、運動して疲れたり、一日の最後に疲れたり、日常的な生活の中で疲れた際に使う表現です。感覚としては「I’m tired.」と同じように使います。
元々「beat」という単語には、「たたく」「打ち負かす」といった意味があるので、それらの意味からも連想しやすい表現ですね。疲労度のイメージとしては「くたくた」といった感じになります。とてもカジュアルな表現なので、家族や友人など親しい間柄の人に使うことが多いです。
・It was such a hard day. I’m beat.
・今日は大変な日だった、もうくたくただよ
・I’m so beat. I can’t work any more.
・めっちゃ疲れた。もう働けない
・It’s already one o’clock. I’m beat. I’m gonna go to bed.
・もう1時だよ。疲れた。そろそろ寝るわ
「疲れた」かなり疲弊した状態(お疲れ度2)
つづいての「疲れた」の表現は「I’m worn out.」です。
こちらの表現は、先程の「I’m beat.」よりも疲労度が高い時に使います。「I’m tired.」や「I’m beat.」との違いは、精神的な疲れも入ってきて、エネルギーを使い果たした状態であるという点です。
元々「worn out」には、「服や靴などが擦り切れてる」といったイメージがあるので、そこから派生した表現になります。疲労度のイメージとしては、文字通り「ボロボロ」がピッタリですね。
・I’m totally worn out after 6 hours’work out.
・6時間運動の運動でボロボロだよ
・Every time he got a problem, he asked for my help. I’m all worn out now.
・何か問題が起きるたびに彼に手伝いを求められるんだ、すっかり疲れちゃったよ
・I had to shoot 100 videos for my YouTube in a week. I was all worn out.
・1週間でYouTube用の動画100個撮影せなあかんくて、めっちゃ疲れてん
・Aさん : How was the job interview?
・Aさん : 面接どうだった?
・Bさん : It took 3 hours. I’m totally worn out.
・Bさん : 3時間もやったんだ、へとへとだよ
・Aさん : Yeah… Sounds like you need a rest.
・Aさん : うわ、、、ちょっとゆっくりしな
「精神的にも」心身ともに疲れ果てた(お疲れ度3)
つづいての「疲れた」の表現は「I’m drained.」です。
こちらの表現は、先程の「I’m worn out.」よりも疲労度が高い時に使い、肉体的な疲れと精神的な疲れのどちらにも使えます。
元々「drain」には、「排出する」「液体を抜く」というイメージがあるので、そこから派生した表現になります。なので、疲労度のイメージとしては「出尽くす」がピッタリで、持てる力(体力・活力・精神)全てを出し尽くした、もうこれ以上は絞り出せないといったイメージです。
・I’m physically and emotionally drained.
・精神的にも肉体的にも疲れ果てました
・We are all drained by the big typhoons, floods and all disasters.
・台風だの洪水だのいろんな災害で、みんなもう疲れ果てています
・Aさん : Hey, can you make lunch? I’m hungry.
・Aさん : 腹減ったんだけど昼めしは?
・Bさん : Do it yourself, I’m so drained.
・Bさん : 自分で作って、あたし疲れ果ててるの
・Aさん : Oh, okay…
・Aさん : そっか、わかった、、、
「燃え尽きた」限界突破!完全燃焼!(お疲れ度MAX)
最後の「疲れた」の表現は「I’m burned out」です。
こちらの表現は、先程の「I’m drained.」よりも疲労度が高い時で、まさに燃え尽きた状態です。
元々「burnt out 」には、「燃え尽きる」というイメージがあるので分かり安ですよね。疲労度のイメージとしては「完全燃焼」といったイメージで、短期間の疲れというよりは、長期間にわたる労働や心労で限界まで燃え尽きた感覚になります。
・You will be burned out if you keep doing like that.
・そんな風にやってると燃え尽きちゃうよ
・Aさん : Hey, I heard you were promoted to be a manager. Congrats!
・Aさん : 部長に昇進したんだってな、おめでとう!
・Bさん : Thanks. But to be honest, I’m actually burned out in this company.
・Bさん : ありがと。でも俺、正直言ってもうこの会社では燃え尽きたよ
・Aさん : Oh, okay…
・Aさん : そっか、わかった、、、
・Aさん : When you are starting to feel burned out, you can’t concentrate on your tasks.
・Aさん : 疲弊し始めていると、仕事に集中できませんよね
・Bさん : But your employer may misinterpret you as uncooperative low performer rather than as a person in crisis. So you should explain what you are suffering from to him.
・Bさん : でも雇用主はあなたを危機的状況といいうより非協力的でパフォーマンスの低い人と受け取るかもしれません。だから何でつらいのか雇用主に説明したほうがいいですね
(こうやって、職場のウツが始まるのである)
「動画で復習しよう」
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した「疲れた」は、普段の生活の中でも使うことが多い表現だと思います。日々の仕事や人間関係のストレスなどで疲れる機会も多いとは思いますが、完全燃焼してしまう前にリフレッシュして、楽しく英語の勉強も頑張りたいですね。
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