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例文で解説!「thank you, thanks, appreciate, be grateful」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「thank you と thanks と appreciate と be grateful の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「thank you と thanks と appreciate と be grateful のニュアンスの違い のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

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「thank you と thanks と appreciate と be grateful」の違い

 

語句・品詞 ニュアンス 主な日本語訳
thank you
動詞+目的語
一般的な感謝の表現 ありがとう
ありがとうございます
thanks
名詞 or 動詞
カジュアルな感謝の表現
※thank youの砕けた表現
ありがとう
appreciate
動詞
フォーマルな感謝の表現
※行為に対しての感謝
感謝しています
ありがとうございます
be grateful
動詞+形容詞
フォーマルな感謝の表現
※厚意をくれた人に対しての感謝
感謝しています
ありがとうございます

 

 

 

「thank you」のニュアンス

 

 

「thank you」の意味:(ありがとう・ありがとうございます)

・Thank you for your help.
・ご協力ありがとうございました
⇒協力をしてくれた人に感謝を伝えたイメージ

・Thank you so much.
・本当にありがとうございます

⇒心から相手に感謝を伝えているイメージ

thank youは「一般的な感謝の表現」です。日常会話などのカジュアルな場面でも、ビジネスなどのフォーマルな場面でも使うことができます

〇 She thanked me.
〇 彼女は私に感謝した
〇 彼女は私にお礼を言った

※thankは他動詞なので目的語は後ろに直接置く

× She thanked to me.

因みに、thankを動詞として使う場合は「感謝する相手がいるはず(他動詞)」なので、上記の例文のように「後ろに目的語を直接置く必要がある」のがポイントです。

 

・thank you ⇒ 一般的な感謝の表現

 

 

 

「thanks」のニュアンス

 

 

「thanks」の意味:(ありがとう)

・She thanks me.
・彼女は私に感謝している
⇒彼女が私に感謝をしているイメージ

・Thanks for coming.
・来てくれてありがとう
⇒来てくれた人に感謝を伝えているイメージ

thanksは「カジュアルな感謝の表現」です。家族や友人など親しい人に対して使う表現になります。砕けた表現になるため、基本的には目上の人に対してやビジネスの場面などでは使いません。

・Thanks anyway.
・ありがとう(何はともあれ)

⇒厚意に対してお礼を述べているイメージ

上記の表現は、結果が伴わなかった時や相手のお誘いなどに断りを入れた時など「厚意を与えてくれたことに対して感謝を述べる際に便利な表現」です。

 

・thanks ⇒ カジュアルな感謝の表現
※thank youの砕けた表現

 

 

 

「appreciate」のニュアンス

 

 

「appreciate」の意味:(感謝しています・ありがとうございます)

・I appreciate your help.
・ご助力に感謝いたします

⇒相手の助力に丁寧に感謝を伝えているイメージ

・I really appreciate your concern.
・ご配慮いただき誠にありがとうございます

⇒相手の配慮に丁寧に感謝を伝えているイメージ

appreciateは「フォーマルな感謝の表現」です。正式なスピーチの場やビジネスシーンなどのフォーマルな場面で感謝を述べる際によく使われています。

〇 I appreciate your help.
〇 あなたの助力に感謝します

⇒相手の手助けに感謝を述べているイメージ
※appreciateは人を目的語にすることはできない

× I appreciate you.
※人を目的語にすると感謝ではなく評価になってしまう

因みに、appreciateを「感謝」という意味で使う際は「人を目的語にすることはできない」ので注意しましょう。(I appreciate you.=あなたは価値がある人だ「感謝ではなく評価のニュアンスになってしまう」)

 

・appreciate ⇒ フォーマルな感謝の表現
※行為に対しての感謝

 

 

 

「be grateful」のニュアンス

 

 

「be grateful」の意味:(感謝しています・ありがとうございます)

・I’m grateful for your kind offer.
・親切な申し出に感謝します

⇒親切な申し出をしてくれた相手に感謝を述べているイメージ

・I am grateful for your support.
・皆様のご支援に感謝いたします

⇒支援をしてくれた相手に感謝を述べているイメージ

・We are very grateful to them.
・私たちは彼らにとても感謝しています

⇒私たちが彼らにとても感謝しているイメージ

be gratefulは「フォーマルな感謝の表現」です。こちらの表現もフォーマルな場面で使われますが、appreciateとは異なり「厚意を与えてくれた人への感情的な感謝」になります。

 

・be grateful ⇒ フォーマルな感謝の表現
※厚意をくれた人に対しての感謝

 

 

 

「thank you と thanks と appreciate と be grateful」の例文

 

 

 

「thank you」の例文

 

 

・Thank you for today.
・今日はありがとう
・本日はありがとうございました

⇒相手に感謝を伝えているイメージ

・Thank you for everything.
・いろいろとありがとうございました

⇒相手に感謝を伝えているイメージ

・Thank you for coming.
・来てくれてありがとう
・ご来場ありがとうございました

⇒来てくれた人に感謝を伝えているイメージ

感謝の気持ちを具体的にする際は「Thank you + for 名詞・動名詞」の形が便利です。日常的な場面で応用が利くフレーズなので、ぜひ覚えておきましょう。

 

 

「thanks」の例文

 

 

・Many thanks.
・いろいろありがとう
⇒相手に感謝を伝えているイメージ

・Thanks a lot.
・どうもありがとう

⇒相手に感謝を伝えているイメージ

・Thanks for the meal.
・ごちそうさまでした

⇒相手に感謝を伝えているイメージ

thanksは「thank youのカジュアル版」なので、親しい間柄で好んで使われます。

大きな違いは「thank youは『動詞+目的語』なのに対し、thanksは『動詞』や『名詞』であるという点」です。名詞の場合は単数形ではなく、常に複数形として扱われるので注意しましょう。

 

 

「appreciate」の例文

 

 

・I appreciate her thoughts.
・彼女の心配りに感謝している
⇒彼女の心配りに感謝をしているイメージ

・I appreciate your efforts.
・尽力に感謝します

⇒相手の尽力に感謝をしているイメージ

appreciateは「感謝」を表現できますが、元々のイメージは「真価を認める」です。なので「感謝」以外に「評価・状況の認識」などの意味にもなります。

・I appreciate you.
・あなたは価値がある人です

⇒相手への評価を表現しているイメージ
※appreciateの本来のイメージは「真価を認める」というイメージ

・I appreciate your help.
・あなたの助力に感謝します

⇒相手の手助けに感謝を述べているイメージ
※本来のイメージ「真価を認める」の派生で「感謝」が生まれている

今回の記事は「感謝の表現の紹介」なので深く掘り下げませんが、感謝で意味が通じない場合は、元々のイメージ「真価を認める」を意識して意味を掴んでみてくださいね。

 

 

「be grateful」の例文

 

 

・I’m grateful that you gave me such a great opportunity.
・このような素晴らしい機会を与えていただき感謝しております

⇒素晴らしい機会を与えてくれた人に感謝を述べているイメージ

・I’m grateful to be invited to the concert.
・コンサートに招待していただきありがとうございます

⇒コンサートに招待してくれた人に感謝を述べているイメージ

ポイントは「厚意を与えてくれた人に対して感謝を述べている点」です。実際、上記の例文を見てみても「コンサートに招待をしてくれた人への感謝」や「素晴らしい機会を与えてくれた人への感謝」を述べていますよね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると「同じ感謝を意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「thank you と thanks と appreciate と be grateful

」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。

 

 

 

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