例文で解説!「happy, glad, pleased, delighted, joyful」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「happy と glad と pleased と delighted と joyfulの違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「happy と glad と pleased と delighted と joyful のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「happy と glad と pleased と delighted と joyful」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
happy | 喜び+満足 ※純粋な喜び |
嬉しい 幸せな |
glad | 喜び+感謝 | 嬉しい 良かった |
pleased | 喜び+満足 ※フォーマルな表現 |
嬉しい 喜ぶ 満足する |
delighted | 大喜び | 嬉しい 喜ぶ |
joyful | 喜び+楽しさ ※心からの喜び |
嬉しい 楽しい |
「happy」のニュアンス
「happy」の意味:(嬉しい)
・I’m very happy to meet you.
・あなたに会えてとても嬉しいです
⇒相手に会えて幸せを感じているイメージ
happyのイメージは「喜び+幸せ」です。嬉しいを表現する語句の中では最も一般的で汎用性が広いので、基本的には「happy」を使っておけば問題ありません。
ニュアンスとしては「嬉しくて幸せな気持ちで満たされている」といった感じですね。
※純粋な喜び
「glad」のニュアンス
「glad」の意味:(嬉しい)
・I’m glad to see you.
・お会いできて嬉しいです
⇒相手に会えて嬉しいと感じているイメージ
gladのイメージは「喜び+感謝」です。ポイントは「相手への感謝の気持ちやよかったと思う気持ちが含まれている点」になります。
単純な嬉しさなら「happy」、嬉しさ+感謝なら「glad」といった感じですね。
「pleased」のニュアンス
「pleased」の意味:(嬉しい)
・I’m pleased to work with you.
・あなたと一緒に働けることを嬉しく思います
⇒相手と一緒に働けることを嬉しく思っているイメージ
pleasedのイメージは「喜び+満足」です。感覚的には「満足感がある感覚」なので、上記の例文の場合は「あなたと一緒に働けることを嬉しく思います」という意味になります。
嬉しい気持ちを抑えている印象があるため、ビジネスの場面や礼儀を重んじる場面で使われます。ただし、満足しているという気持ちが含まれているため「目上の人に使う際は上から目線な印象」を与えないように注意しましょう。
※フォーマルな表現
「delighted」のニュアンス
「delighted」の意味:(嬉しい)
・I’m delighted with his success.
・彼の成功を嬉しく思っています
⇒彼の成功に大喜びしているイメージ
delightedのイメージは「大喜び」です。感覚的には「彼の成功に大喜びしている感覚」なので、上記の例文の場合は「彼の成功を嬉しく思っています」という意味になります。
単純に嬉しいだけでなく「大喜び」をしているイメージです。そのため、特別な出来事や期待以上の結果に対して使われることが多いです。
「joyful」のニュアンス
「joyful」の意味:(嬉しい)
・She received joyful news.
・彼女は嬉しい知らせを受け取った
⇒彼女が嬉しい知らせが受け取ったイメージ
joyfulのイメージは「喜び+楽しさ」です。感覚的には「彼女が嬉しい知らせが受け取った感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は嬉しい知らせを受け取った」という意味になります。
前述の「happy」と同じような意味で使われますが「joyful」の方が強い喜びを表現することができます。
※心からの喜び
「happy と glad と pleased と delighted と joyful」の例文
「happy」の例文
・They had a happy life.
・彼らは幸せな人生を送った
⇒彼らが幸せな人生を過ごしたイメージ
・She was happy when she got the present.
・彼女はプレゼントをもらったとき喜んでいました
⇒彼女がプレゼントを受け取って喜んでいたイメージ
happyのイメージは「喜び+幸せ」です。幸せな気持ちで満たされている状態を表現することができます。
「glad」の例文
・I’m glad that you are safe.
・無事でよかった
⇒相手が無事でよかったと感じているイメージ
・I’m glad you seem fine.
・元気そうでよかった
⇒相手が元気そうでよかったと感じているイメージ
gladのイメージは「嬉しい+感謝」です。感謝やホッとする気持ちから生まれる嬉しさを表現できます。
「pleased」の例文
・He is pleased with the results of the new project.
・彼は新しいプロジェクトの結果に満足している
⇒彼が新しいプロジェクトの結果に満足しているイメージ
・She is pleased with his present.
・彼女は彼からのプレゼントに喜んでいる
⇒彼女が彼からのプレゼント満足しているイメージ
pleasedのイメージは「嬉しい+満足」です。満足感から生まれる嬉しい気持ちを表現できます。
「delighted」の例文
・He was delighted to hear that.
・彼はそれを聞いて喜んだ
⇒彼がそれを聞いて喜んだイメージ
・I shall be delighted to come.
・喜んでお伺いさせていただきます
⇒相手のところへ伺うことを喜んでいるイメージ
delightedのイメージは「大喜び」です。心からの感動や喜びを表現することができます。喜びの度合いが一番大きいのがポイントです。
「joyful」の例文
・The joyful dog was running in the yard.
・嬉しそうな犬が庭を走り回っていました
⇒嬉しそうな犬が庭を走り回っていたというイメージ
・We had a joyful time last night.
・昨夜は楽しい時間を過ごしました
⇒昨夜は楽しい時間を過ごたというイメージ
joyfulのイメージは「心からの喜び」です。楽しさを含んだ喜びを表現することができます。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ嬉しいを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「happy と glad と pleased と delighted と joyful」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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