例文で解説!「worry」と「concern」と「anxious」と「afraid」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「worry と concern と anxious と afraid の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「worry と concern と anxious と afraid のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「worry と concern と anxious と afraid」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
worry | 悩み(一般的な心配) | ~を心配する |
concern | 懸念(懸念から来る心配) | ~を心配する |
anxious | 不安(不安から来る心配) | ~を心配する |
afraid | 恐怖(恐怖・嫌悪から来る心配) | ~を心配する |
「worry」のニュアンス
「worry」の意味:(~を心配する)
・She worried about her son.
・彼女は息子のことを心配していた
⇒彼女が息子のことを心配していたイメージ
worryのイメージは「一般的な心配」です。感覚的には「彼女が息子のことを心配していた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は息子のことを心配していた」という意味になります。
最も一般的に使われる心配の表現です。ニュアンスとしては「悩み:解決策がなくモヤモヤと心配をする」といった感じです。
「concern」のニュアンス
「concern」の意味:(~を心配する)
・She concerned about her son.
・彼女は息子のことを心配した
⇒彼女が息子のことを心配していたイメージ
concernのイメージは「懸念から来る心配」です。感覚的には「彼女が息子のことを心配していた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は息子のことを心配していた」という意味になります。
何か気になることがあり心配している際の表現です。ニュアンスとしては「懸念:心配事を払拭するための解決策も意識している」といった感じです。
この例文の場合「懸念:帰ってこなくて心配していたので⇒解決策:電話した」などですかね。解決策も考える感覚があることから「ビジネスの現場などフォーマルな場面」で好んで使われます。
「anxious」のニュアンス
「anxious」の意味:(~を心配する)
・She is anxious about her future.
・彼女は自分の将来に不安を感じています
⇒彼女が自分の将来について心配しているイメージ
anxiousのイメージは「不安から来る心配」です。感覚的には「彼女が自分の将来について心配している感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は自分の将来に不安を感じてる」という意味になります。
不安から来る心配なので焦燥感があり「不安:主に将来に対する不安な気持ち」を表現する際に使われます。
「afraid」のニュアンス
「afraid」の意味:(~を心配する)
・She is afraid for his life.
・彼女は彼の命を心配している
⇒彼女が彼の生命を心配しているイメージ
afraidのイメージは「恐怖や嫌悪から来る心配」です。感覚的には「彼女が彼の生命を心配している感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は彼の命を心配している」という意味になります。
恐怖や嫌悪感から来る心配を表現するため、かなり強い心配になり「何かへ対する恐れ」を表現する際にもよく使われます。
「worry と concern と anxious と afraid」の例文
「worry」の例文
・I’m worried about my cat.
・うちの猫のことが心配です
⇒私がうちの猫のことを心配しているイメージ
worryのイメージは「一般的な心配」です。感覚的には「私がうちの猫のことを心配している感覚」なので、上記の例文の場合は「うちの猫のことが心配です」という意味になります。
シチュエーションとしては「猫が行方不明になっていて心配」といった感じで「これといった解決策がない悩み」を表現できます。
「concern」の例文
・I’m concerned about him.
・彼のことが心配です
⇒私が彼のことを心配しているイメージ
concernのイメージは「懸念から来る心配」です。感覚的には「私が彼のことを心配している感覚」なので、上記の例文の場合は「彼のことが心配です」という意味になります。
シチュエーションとしては「彼が休んでいて心配(なので、後で彼のところを訪ねてみよう)」といった感じで「解決策がある心配」を表現できます。
「anxious」の例文
・I’m anxious about the results of the examination.
・試験の結果を心配している
⇒私が試験の結果に不安を感じているイメージ
anxiousのイメージは「不安から来る心配」です。感覚的には「私が試験の結果に不安を感じている感覚」なので、上記の例文の場合は「私は試験の結果を心配している」という意味になります。
シチュエーションとしては「テストの結果が心配」といった感じで「将来起こることへ対する不安」を表現できます。
「afraid」の例文
・I’m afraid of going abroad by myself.
・一人で海外に行くのは心配です
⇒一人で海外に行くことに恐怖を感じているイメージ
afraidのイメージは「恐怖や嫌悪から来る心配」です。感覚的には「一人で海外に行くことに恐怖を感じている感覚」なので、上記の例文の場合は「一人で海外に行くのは心配です」という意味になります。
シチュエーションとしては「英語を話せないけど一人で海外へ行く」といった感じで「恐怖を伴う心配」を表現できます。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ心配を意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「worry と concern と anxious と afraid」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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