これで完璧!英語で「面白い」を意味する12個の表現!「funny, comical, amusing, enjoyable, interesting, amazing」などの使い分け!
今回の記事では「面白い」を意味する語句をまとめてみました!
実際、英語を学んでいると日本語訳では同じ意味なのに微妙にニュアンスが異なる語句に出会うことがあると思います。
そこで、今回の記事では「”面白い”を意味する語句のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
英語で「面白い(ユーモア)」を意味する語句
主な語句 | 主なニュアンス | 主な日本語訳 |
funny | ユーモアがあって面白い 滑稽で面白い ※日常的な表現 |
面白い おかしい |
奇妙・おかしい | 変な おかしい |
|
気分・体調・バツが悪い | 気分が悪い | |
humorous | ユーモアがあって面白い 滑稽で面白い ※少し硬い表現 |
面白い ユーモアのある |
comical | ばかばかしくて面白い 滑稽で面白い |
面白い 滑稽な |
hilarious | 陽気・愉快で面白い ※爆笑・大笑い |
面白い おかしい |
基本的な「面白い(ユーモア)」を意味する語句の使い方
「funny」を使った例文
・The TV show is really funny.
・そのテレビ番組は本当に面白い
⇒ユーモアがあって・滑稽で面白いイメージ
funnyのイメージは「ユーモアがあって面白い」です。最も一般的な表現なので「面白い」と感じたら、基本的にはこの表現を使っておけば大丈夫です。
・That’s funny.
・それは変だ
⇒奇妙・おかしいイメージ
※文脈次第で「面白い」にもなる
・He feels funny today.
・今日彼は気分が悪いようだ
⇒気分・体調・バツがが悪いイメージ
funnyには「奇妙な・変な・おかしな」や「気分・体調・ばつが悪い」などのニュアンスもあるため、上記のように「奇妙に感じる・体調などがおかしく感じる」という意味でも使うことができます。
「humorous」を使った例文
・The TV show is really humorous.
・そのテレビ番組は本当に面白い
⇒ユーモアがあって・滑稽で面白いイメージ
humorousのイメージは「ユーモアがあって面白い」です。funnyと比べると少し硬い表現になりますが、ニュアンスに大きな違いはありません。
「comical」を使った例文
・Her makeup was comical.
・彼女のメイクはおかしかった
⇒滑稽で・ばかばかしくて面白いイメージ
※相手が笑わせることを意図していない可能性がある
comicalのイメージは「ばかばかしくて面白い」です。
基本的に「滑稽な様子を表現する感覚」が強く、場合によっては「言われた相手に不快感を与えてしまう可能性がある」ため使う際には注意しましょう。
「hilarious」を使った例文
・His performance was hilarious.
・彼の演技はめちゃくちゃ面白かった
⇒陽気・愉快で面白いイメージ
hilariousのイメージは「陽気・愉快で面白い」です。他の面白いの表現に比べると「より面白い(爆笑・大笑い)」といったニュアンスになります。
※日常的な表現
・humorous ⇒ ユーモアがあって面白い
※少し硬い表現
・comical ⇒ ばかばかしくて面白い
※滑稽な様子
・hilarious ⇒ 陽気・愉快で面白い
※爆笑・大笑い
英語で「面白い(楽しい)」を意味する語句
主な語句 | 主なニュアンス | 主な日本語訳 |
amusing | 見たり聞いたりして面白い | 面白い 楽しい 愉快な |
entertaining | 見世物が面白い ※劇・番組・芸など |
面白い 楽しい 愉快な |
exciting | ワクワクして面白い | 面白い 心躍る 刺激的な |
enjoyable | 体験して面白い | 面白い 楽しい |
基本的な「面白い(楽しい)」を意味する語句の使い方
「amusing」を使った例文
・Her story was very amusing.
・彼女の話はとても面白かった
⇒見たり聞いたりして面白いイメージ
・That movie was amusing.
・あの映画は面白かった
⇒見たり聞いたりして面白いイメージ
amusingのイメージは「見たり聞いたりして面白い」です。感覚としては「人を楽しくさせる(愉快な)」といった感じになります。
「entertaining」を使った例文
・I found the comic to be entertaining.
・私はその漫画が面白いと思った
⇒見世物が面白いイメージ
※劇・番組・芸など
entertainingのイメージは「見世物が面白い」です。感覚としては「観客や聞き手を楽しませる」といった感じになります。日本語でも「エンターテイメント」という言葉があるので、感覚的にはイメージしやすいですね。
「exciting」を使った例文
・The match will be exciting.
・試合は面白いものになるだろう
⇒ワクワクして面白いイメージ
excitingのイメージは「ワクワクして面白い」です。感覚としては「心が躍る内容・刺激的な内容になる(盛り上がる)」といった感じですね。
「enjoyable」を使った例文
・The party was enjoyable for everyone.
・パーティーは皆にとって面白いものでした
⇒体験して面白い(楽しい)イメージ
・We had an enjoyable time at the park.
・私たちは公園で楽しい時間を過ごしました
⇒体験して面白い(楽しい)イメージ
enjoyableのイメージは「体験して面白い」です。
ポイントは「enjoy」という動詞の性格にあり、楽しいtという感情は「その動作を行っている最中に発生するモノ」なので、enjouyableは「体験したことを楽しく・面白く感じる」という意味で用いられます。
逆を言うと「体験していないことに”enjoyable”を用いるのは不自然」ということになるので注意しましょう。
・entertaining ⇒ 見世物が面白い
※劇・番組・芸など
・exciting ⇒ ワクワクして面白い
・enjoyable ⇒ 体験して面白い
英語で「面白い(興味深い・素晴らしい)」を意味する語句
主な語句 | 主なニュアンス | 主な日本語訳 |
interesting | 興味深くて面白い | 面白い 興味深い |
amazing | 驚くほど面白い ※驚嘆 |
面白い 素晴らしい 驚くべき |
fantastic | 現実離れしてるくらい面白い ※空想 |
面白い 素晴らしい 空想的な |
incredible | 信じられないくらい面白い | 面白い 信じられない |
基本的な「面白い(興味深い・素晴らしい)」を意味する語句の使い方
「interesting」を使った例文
・His study is very interesting.
・彼の研究はとても面白い(興味深い)
⇒興味深くて面白いイメージ
interestingのイメージは「興味深くて面白い」です。興味深く感じるということは「面白いと感じている」ということになるため、上記のような意味で使われます。
・He is interesting.
・彼は面白いですね
⇒興味深くて面白いイメージ
※ちょっと変わっている人というニュアンスでも使える
また、上記の例文のように「ちょっと変わっている人」に対して、直接的に「変な人」と言ってしまうと不快感を生むこともあるので、オブラードに包んで「ちょっと変わった人(面白い人)」という意味でも使うことができます。
・(That’s) interesting.
・面白いね
⇒興味深くて面白いイメージ
※会話の途中の相槌としても使える
更に「相槌:面白いね(興味があるよ)」として話の途中に入れることもできるため、非常に便利な表現ですね。
「amazing」を使った例文
・That movie was amazing.
・あの映画は面白かった(素晴らしかった)
⇒驚くほど面白いイメージ
amazingのイメージは「驚くほど面白い(驚嘆)」です。基本的には「素晴らしい」という意味で用いられることが多いですが、文脈次第で「面白い」と受け取っても問題ありません。
まぁ「素晴らしい」という感想の中には「面白い・感動的・素敵」など、いろいろなニュアンスが存在するので、どの言葉で伝えたいかで使い分ければOKですね。
「fantastic」を使った例文
・That movie was fantastic
・あの映画は面白かった(素晴らしかった)
⇒現実離れしてるくらい面白いイメージ
fantasticのイメージは「現実離れしてるくらい面白い」です。基本的には「素晴らしい」という意味で用いられることが多いですが、文脈次第で「面白い」と受け取っても問題ありません。
先ほどと同じく「素晴らしい」という感想の中には「面白い・感動的・素敵」など、いろいろなニュアンスが存在するので、どの言葉で伝えたいかで使い分ければOKですね。
「incredible」を使った例文
・His films are always incredible!
・彼の映画はいつも面白いです!
⇒現実離れしてるくらい面白い(素晴らしい)イメージ
incredibleのイメージは「信じられないくらい面白い」です。基本的には「素晴らしい」という意味で用いられることが多いですが、文脈次第で「面白い」と受け取っても問題ありません。
面白さ(素晴らしさ)の度合いでは「incredible > amazing, fantastic」といった度合いですね。
・amazing ⇒ 驚くほど面白い
※驚嘆
・fantastic ⇒ 現実離れしてるくらい面白い
※空想
・incredible ⇒ 信じられないくらい面白い
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「面白いを意味するを語句」でもニュアンスが微妙に異なるのが分かりますね。
もちろん上記でお伝えした語句以外にも「面白いを意味する語句」はありますが、基本的には今回ご紹介した語句を覚えておけばOKです。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
【学校では教えてくれない英語のイメージを知りたい方へ】

英語の本来のイメージを『ネイティブ感覚インストール講座』にてお伝えしております。当サイトではお伝えしていない内容も動画で配信中。
オリジナル英会話教材 ⇒ ネイティブ感覚インストール講座
長い間英語を勉強してきて、英単語もたくさん覚えてきたはずなのに、「英語を話す際に言葉に詰まってしまう」、そんなお悩みがある方にお薦めの講座です。ご興味のある方はぜひご覧ください。