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例文で解説!「ask」と「ask of」と「ask for」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「ask と ask for と ask of の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「ask と ask for と ask of のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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「ask と ask for と ask of」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
ask A B 人に要求やお願いをする AにBを求める
ask A of B 人に要求やお願いをする
※人を強調
BにAを求める
ask for A
ask A for B
具体的なモノを求める
人に具体的なモノを求める
Aを求める
AにBを求める

 

 

 

「ask」のニュアンス

 

 

「ask A B」の意味:(AにBを求める)

・She asked me a favor.
・彼女は私にお願いをした

⇒彼女が私に頼みごとをしたイメージ

askのイメージは「要求やお願いをする」です。

感覚的には「彼女が私にお願いをした感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女が私に頼みごとをしたニュアンス」になります。

 

・ask ⇒ 人に要求やお願いをする

 

 

 

「ask of」のニュアンス

 

 

「ask A of B」の意味:(BにAを求める)

・She asked a favor of me.
・彼女は私にお願いをした

⇒彼女が私に頼みごとをしたイメージ

ofのイメージは「分離」です。

感覚的には「願い事を私から分離させた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は私にお願いをしたニュアンス」になります。

ポイントは「ofのイメージ:分離」にあり、イメージで捉えると「願い事の成就を私から期待するイメージ」ですね。因みに、この構文の場合は「要求やお願い事を受ける人に焦点」が当たります。

 

・ask of ⇒ 人に要求やお願いをする

 

 

 

「ask for」のニュアンス

 

 

「ask for A」の意味:(Aを求める)

・She asked for help.
・彼女は助けを求めた

⇒彼女が助けを求めたイメージ

forのイメージは「方向・目的地」です。

感覚的には「彼女が助けを求めた(目指した)感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女が助けを求めたニュアンス」になります。

 

・ask for ⇒ 具体的なモノを求める

 

 

「ask A for B」の意味:(AにBを求める)

・She asked me for help.
・彼女は私に助けを求めた

⇒彼女が私に助けを求めたイメージ

forのイメージは「方向・目的地」です。

感覚的には「彼女が助けを求めた(目指した)感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女が私に助けを求めたニュアンス」になります。

 

・ask for ⇒ 具体的なモノを求める

 

 

 

「ask と ask for と ask of」の例文

 

 

 

「ask」を使った例文

 

 

・She asked me to help her.
・彼女は私に手伝ってほしいと尋ねた

⇒彼女が私に手伝ってほしいと求めたイメージ

askのイメージは「要求やお願いをする」です。

感覚的には「彼女が私に手伝ってと求める感覚」になるので、上記の例文の場合「彼女は私に手伝ってほしいと尋ねた」という意味なります。

具体的なモノではなく「許可」を求めているのが「ask」のポイントですね。

 

 

「ask for」を使った例文

 

 

・I asked him for a glass of wine.
・私は彼にワインを一杯くださいと頼んだ

⇒私は彼にワインを一杯求めたイメージ

forのイメージは「方向・目的地」です。

感覚的には「私が彼にワインを一杯要求する感覚」なので、上記の例文の場合は「彼にワインを一杯くださいと頼んだ」という意味になります。

実際に「一杯のワイン(具体的なモノ)」を求めているのが「ask for」のポイントですね。

 

 

「ask of」を使った例文

 

 

・I asked of her to help me.
・私は彼女に助けを求めた

⇒私が彼女に助けてくれるように求めたイメージ

ofのイメージは「分離」です

感覚的には「私が彼に助けを求める感覚」なので、上記の例文の場合は「私が彼に助けてくれるように頼んだ」という意味になります。

助け(求めた内容)ではなく「彼(対象になる人)に焦点が当たっている」のがポイントです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ求めるを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの単語「ask と ask for と ask of」のイメージを掴んで掛け合わせることが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識しながら、英語に触れることも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴んでいくようにしましょう。

 

 

 

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