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例文で解説!「cause」と「bring on」と「bring about」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「cause と bring on と bring aboutの違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「cause と bring on と bring about のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

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「cause と bring on と bring about」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
cause 結果を引き起こす原因 ~を引き起こす
bring on 問題や症状を引き起こす
※社会に影響する出来事
※個人的な出来事
~を引き起こす
bring about 広く変化を引き起こす
※主に社会に影響する出来事
~を引き起こす

 

 

 

「cause」のニュアンス

 

 

「cause」の意味:(~を引き起こす)

・Stress caused some diseases.
・ストレスはいくつかの病気を引き起こします

⇒ストレスはいくつかの病気を引き起こす原因だというイメージ

causeのイメージは「結果を引き起こす原因」です。感覚的には「ストレスがいくつかの病気を引き起こす原因であるという感覚」なので、上記の例文の場合は「ストレスはいくつかの病気を引き起こします」という意味になります。

病気という結果をもたらす「原因(ストレス)」にフォーカスしているのがポイントですね。

 

・cause ⇒ ある結果を引き起こす

 

 

 

「bring on」のニュアンス

 

 

「bring on」の意味:(~を引き起こす)

・Stress brings on some diseases.
・ストレスはいくつかの病気を引き起こします

⇒ストレスがいくつかの病気を引き起こすというイメージ

bring onのイメージは「問題や症状を引き起こす」です。感覚的には「ストレスがいくつかの病気を引き起こすという感覚」なので、上記の例文の場合は「ストレスはいくつかの病気を引き起こします」という意味になります。

ストレスは病気を引き起こすという「ネガティブな出来事」にフォーカスしているのがポイントですね。

 

・bring ⇒ 話題の中心に持っていく(もたらす)
・on ⇒ 接触

 

 

 

「bring about」のニュアンス

 

 

「bring about」の意味:(~に耳を澄ます)

・Tsunami brought about terrible damage.
・津波は甚大な被害をもたらしました

⇒津波が甚大な被害を引き起こしたイメージ

bring aboutのイメージは「広く変化を引き起こす」です。感覚的には「津波が甚大な被害を引き起こした感覚」なので、上記の例文の場合は「津波は甚大な被害をもたらしました」という意味になります。

津波が甚大な被害を引き起こしたという「社会的に大きな影響を及ぼす出来事」にフォーカスしているのがポイントですね。

 

 

因みに「bring about」と「bring on」の違いは以下の通りです。

○ Tsunami brought about terrible damage.
○ Tsunami brought on terrible damage.
○ 津波は甚大な被害をもたらしました
⇒社会など大きな物事への影響はどちらでもOK

× Stress brings about some diseases.
○ Stress brings on some diseases.
○ ストレスはいくつかの病気を引き起こします
⇒個人的な物事への影響はonを使う

どちらも「引き起こす出来事」を表現しますが、上記のように「引き起こされる出来事の社会的影響度」で使い分けます。

●「bring about」と「bring on」の違い

・bring about ⇒ 社会に影響する大きな出来事
・bring on  ⇒ 個人的な出来事(社会に影響する大きな出来事にも使える)

また、「bring on」は「ネガティブな結果や状況を引き起こす際に使われる傾向がある」ので、そちらも合わせて覚えておきましょう。

 

・bring ⇒ 話題の中心に持っていく(もたらす)
・about ⇒ ざっくり・だいたいその周り

 

 

 

「cause と bring on と bring about」の例文

 

 

 

「cause」の例文

 

 

・The attack on Pearl Harbor was the cause of World War II.
・真珠湾攻撃は第二次世界大戦の原因となった

⇒真珠湾攻撃が第二次世界大戦を引き起こす原因になったイメージ

causeのイメージは「結果を引き起こす原因」です。感覚的には「真珠湾攻撃が第二次世界大戦を引き起こす原因になった感覚」なので、上記の例文の場合は「真珠湾攻撃は第二次世界大戦の原因となった」という意味になります。

 

 

「bring on」の例文

 

 

・World War II has brought on a great change in our lives.
・第二次世界大戦は私たちの生活に大きな変化をもたらしました

⇒第二次世界大戦が私たちの生活に大きな変化を引き起こしたイメージ

bring onのイメージは「問題や症状を引き起こす」です。感覚的には「第二次世界大戦が私たちの生活に大きな変化を引き起こした感覚」なので、上記の例文の場合は「第二次世界大戦は私たちの生活に大きな変化をもたらしました」という意味になります。

基本的に、個人的な出来事にも社会的に大きな影響を及ぼす出来事にも使えますが「ネガティブな影響を及ぼす際に用いられる」のがポイントです。

 

 

「bring about」の例文

 

 

・World War II has brought about a great change in our lives.
・第二次世界大戦は私たちの生活に大きな変化をもたらしました

⇒第二次世界大戦が私たちの生活に大きな変化を引き起こしたイメージ

bring aboutのイメージは「広く変化を引き起こす」です。感覚的には「第二次世界大戦が私たちの生活に大きな変化を引き起こした感覚」なので、上記の例文の場合は「第二次世界大戦は私たちの生活に大きな変化をもたらしました」という意味になります。

基本的に、社会的に大きな影響を及ぼす出来事を引き起こす際に使います。前置詞「about」が周辺をイメージさせるため「広い範囲への影響」になる訳ですね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると「同じ引き起こすを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「cause と bring on と bring about」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。

 

 

 

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