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例文で解説!「speak to」と「speak with」と「talk to」と「talk with」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「speak to と speak with と talk to と talk with の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「speak to と speak with と talk to と talk with のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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「speak to と speak with と talk to と talk with」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
speak to 相手に対して声を発する ~に話しかける
speak with お互いに声を発する ~と話をする
talk to 知り合いなどに話しかける ~に話しかける
互いに話し合う(カジュアル) ~と話をする
talk with 互いに話し合う(フォーマル) ~と話をする

 

 

 

「speak to」のニュアンス

 

 

「speak to」の意味:(~に話しかける)

・The newspaper speaks to a lot of people.
・新聞は大勢の人に語りかけている

⇒新聞が大勢の人に声を出して言ったイメージ

speak toのイメージは「相手に対して声を発するイメージ」です。感覚的には「声を発して大勢の人に話しかける感覚」になるので、上記の例文の場合は「新聞は大勢の人に語りかけている」という意味になります。

新聞は一方的に意見を述べる媒体なので「talk:会話をする」との相性は良くありません。また、共に話し合う訳でもないので「with:共に(双方向)」とも相性は良くありません。

なので、新聞のように不特定多数の相手に意見を発する場合は「speak to」がピッタリということになる訳ですね。

 

・speak ⇒ 声を出してモノを言う
・to ⇒ 到達点

 

 

 

「speak with」のニュアンス

 

 

「speak with」の意味:(~に話しかける)

・I spoke with police about the traffic accident.
・私は交通事故について警察と話しました

⇒私が交通事故について警察と話をしたイメージ

speak withのイメージは「お互いに声を発するイメージ」です。感覚的には「声を発して警察と話をする感覚」になるので、上記の例文の場合は「私は交通事故について警察と話しました」という意味になります。

相手との関係性にもよりますが、上記の例文のように「交通事故の目撃者として警察と話をする場合」は、双方向の会話にはなりますが「目撃者が声を発して話をする証言がメイン」なので、「speak:声を出してモノを言う」との相性が良いです。

 

・speak ⇒ 声を出してモノを言う
・with  ⇒ 共に

 

 

 

「talk to」のニュアンス

 

 

「talk to」の意味:(~に話しかける)

・She talks to the bird.
・彼女はその鳥に話しかけた

⇒彼女がその鳥に話しかけたイメージ

talk toのイメージは「知り合いなどに話しかけるイメージ」です。感覚的には「話しかけてその鳥と会話をする感覚」になるので、上記の例文の場合は「彼女はその鳥に話しかけた」という意味になります。

 

・talk ⇒ 会話をする
・to  ⇒ 到達点

 

 

 

「talk to」の意味:(~と話をする)

・She talks to the bird.
・彼女はその鳥と話をする

⇒彼女がその鳥と互いに話し合うイメージ

ポイントは「talk:会話をするイメージ」なので、「~に話しかける」という意味ではなく、話の流れによっては上記のように「~と会話をする」という意味にもなる点です。

 

・talk ⇒ 会話をする
・to  ⇒ 到達点

 

 

 

「talk with」のニュアンス

 

 

「talk with」の意味:(~と話をする)

・I talked with my boss about the project.
・私はそのプロジェクトについて上司と話しました

⇒私がそのプロジェクトについて上司と話したイメージ

talk withのイメージは「互いに話し合うイメージ」です。感覚的には「双方向に上司と会話をする感覚」になるので、上記の例文の場合は「私はそのプロジェクトについて上司と話した」という意味になります。

文字通り「上司とプロジェクトについてと会話をする」なので、「talk with:互いに話し合う」がピッタリという訳なのですね。

 

・talk ⇒ 会話をする
・with ⇒ 共に

 

 

 

「話し合う:talk to と talk with」の例文

 

 

 

「talk to(話し合う)」を使った例文

 

 

・I need to talk to you.
・話したいことがあります

⇒相手に話したいことがあるイメージ

talk toのイメージは「互いに話し合うイメージ」です。感覚的には「相手と話し合う感覚」なので、上記の例文の場合は「話したいことがあります」という意味になります。

後述の「with:共に(双方向)」に比べると、こちらは「to:到達点」になるため、カジュアルな会話になる傾向があります。

 

 

「talk with(話し合う)」を使った例文

 

 

・I talked with my client about the issue.
・その問題についてクライアントと話した

⇒その問題についてクライアントと話したイメージ

talk withのイメージは「互いに話し合う(フォーマル)イメージ」です。感覚的には「相手と双方向で話し合う感覚」なので、上記の例文の場合は「の問題についてクライアントと話した」という意味になります。

前述の「to:到達点」に比べると、こちらは「with:共に(双方向)」になるため、フォーマルな会話や重要な会話になる傾向があります。

 

 

 

「話しかける:speak to と talk to と talk with」の例文

 

 

 

「speak to(話しかける)」を使った例文

 

 

・She spoke to herself.
・彼女は独り言を言った

⇒彼女が独り言を言ったイメージ
※自分自身に声を発した

speak toのイメージは「相手に対して声を発するイメージ」です。感覚的には「自分に対して声を発する感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は独り言を言った」という意味になります。

 

 

「talk to(話しかける)」を使った例文

 

 

・She talked to herself.
・彼女は独り言を言った

⇒彼女が独り言を言ったイメージ
※自分自身に話しかける

talk toのイメージは「知り合いなどに話しかけるイメージ」です。感覚的には「自分自身に話しかける(会話をする)感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は独り言を言った(自分に話しかけた)」という意味になります。

 

 

「talk with(話しかける)」を使った例文

 

 

・She talked with herself.
・彼女は自分自身と話した

⇒彼女は自分自身と話したイメージ
※自分自身と話す

talk withのイメージは「互いに話し合う(フォーマル)イメージ」です。感覚的には「自分自身と互いに会話をする感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は自分自身と話した」という意味になります。

こちらの表現のポイントは「自分ともう一人の自分を区別している」ので、独り言を言っているではなく「完全にもう一人の自分と会話をしている」という点です。ちょっと不思議な感覚なので、あまり一般的な表現ではないですね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ話しかける・会話をするを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの単語「speak to と speak with と talk to と talk with」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴んでいくようにしましょう。

 

 

 

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