イメージでとらえる「against」を使った句動詞や語句の意味と使い方!
今回の記事では「againstの句動詞や語句」をまとめてみました!
英語で「against」と言えば「対して」という意味で知られていますが、それ以外にも様々な意味があります。更に動詞とくっつけることで句動詞となり、爆発的に応用できる範囲を広げることができます。
そんな句動詞を使いこなすには、意味をひとつひとつ覚えていくのも大事ですが、イメージで覚えるのも大事です。
そこで、今回の記事では「句動詞(againstが使われている語句)」をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
againstのイメージ
「against」のイメージ
「圧力をかけて対抗(反対・対抗・接触)」
1.反対・対抗
2.接触
主に使われているイメージは上記2つです。この2つのイメージを掴むことで「文脈に合わせて句動詞を使いこなすこと」ができます。
句動詞を扱う上で、ポイントになるのは2つの語句のイメージです。なので「動詞のイメージ」と「副詞や前置詞のイメージ」を理解し、それぞれのイメージの組み合わせを意識するのが重要です。
againstのイメージ①「反対・対抗」
be against「反対である」
・We are against the tax increase.
・我々は増税に反対です
⇒私たちが増税に反対している状態
・We are against war.
・私たちは戦争に反対です
⇒私たちが戦争に反対している状態
be against「逆らう・そむく・違反する」
・Parking here is against the law.
・ここに駐車するのは違反だ
⇒ここに駐車するのが法律に逆らっているイメージ
・He’s always been against me.
・彼はいつも私に敵対してくる
⇒彼がいつも私に逆らってくるイメージ
・Fraud is against the law.
・詐欺は法律違反です
⇒詐欺が法律に逆らっているイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
go against「反する・合わない」
・That goes against our policy.
・それは私たちの方針に反します
⇒それが私たちの方針に反しているイメージ
・He would never go against me.
・彼は決して私に逆らうことはありません
⇒彼が決して私に反発することがないというイメージ
go against「不利になる・悪影響を及ぼす」
・It might go against me.
・それは私に不利になるかもしれません
⇒それが私に対抗して不利に進むイメージ
・The verdict went against the plaintiff.
・判決は原告に不利となった
⇒判決が原告に対抗して不利に進んだイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
run against「競う・対抗する」
・He runs against his boss.
・彼は上司に対立している
⇒彼が上司に対立しながら進むイメージ
・The yacht is running against the wind.
・ヨットは風に逆らって走っています
⇒ヨットが風に対抗しながら進むイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
stand against「立ち向かう」
・He standed against the evil king.
・彼は邪悪な王に立ち向かった
⇒彼が邪悪な王に対抗して立ち向かうイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
turn against「嫌う・敵に回る・裏切る・背かせる」
・He turned against me.
・彼は私を裏切った
⇒彼が私を裏切ったイメージ
・They turned him against me.
・彼らは彼を私に敵対させた
⇒彼らが彼を私に敵対するように変化させたイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
work against「足を引っ張る・不利に働く」
・They worked against each other.
・彼らはお互いに足を引っ張り合った
⇒彼らがお互いに足を引っ張り合って働いたイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「反対・対抗」
againstのイメージ②「接触」
run against「(困難などに)ぶつかる」
・He ran against the wall.
・彼は壁にぶつかった
⇒彼が壁(困難な状況)に接触したイメージ
・His ship ran against the rocks.
・彼の船は座礁した
⇒彼の船が進んで岩に接触したイメージ
・againstのイメージ ⇒ 「接触」
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では「againstが使われている表現」をまとめてみました。
againstは「対して」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「圧力をかけて対抗(反対・対抗・接触)」になります。
もちろん、イメージですので、今回紹介したイメージ意外にも紹介しきれていないイメージもあります。ですが、上記のイメージをベースに句動詞の意味を考えると、実際に使う際に応用が利くので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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