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動詞「see」の意味と使い方!英語のイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

 

 

動詞の「see」と言えば、一般的には「見る」という意味でお馴染みですよね?

実際、動詞「see」は日本語で言うところの「見る」という意味で使われていますが、それは「see」のイメージから生みだされた意味の1つにすぎません。

では、他に「see」には、どのような使い方があるのでしょうか?

今回の記事では「seeのイメージと正しい使い方」を解説していきます。

 

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「seeのイメージ」

 

 

 

まず、「see」のイメージですが「視界に入る」になります。

この「視界に入る」というイメージから、よく使われる「見る」という意味が生まれています。ポイントは「向こうから自然に視界に入ってくる」という感覚で、こちらから能動的に見るという感覚はありません。

そして、見える対象物が存在することから、基本的には他動詞として使われることが多いです。

 

では、せっかくなので、動詞「see」を使った例文を見ていきましょう。

・I saw Tom yesterday.
・昨日トムを見た
⇒昨日トムが視界に入ったイメージ

・I can see the mountain from here.
・ここから山が見えます
⇒ここからならば山が視界に入るイメージ

・I’m glad to see you.
・お会いできて嬉しいです
⇒あなたを視界に入れること(会うこと)ができて喜んでいるイメージ

このように、動詞「see」は「視界に入る(何かが見える)」という意味で使われます。

 

 

「see・look・watch」の違い

他にも「見る」という意味で使われる動詞として「look」や「watch」があります。日本語の「見る」という意味だけにフォーカスして考えるとニュアンスがわかりづらいですが、実際には以下のように微妙に感覚が異なります。

 

●「see」「look」「watch」のニュアンスの違い
・「see」向こうから視界に入ってくる(自然と見える)
・「look」こちらから視線を向ける(意識的に目を向ける)
・「watch」じっくり見る・注意して見る(動くものを見る)

 

動詞「see」は「向こうから自然に入ってくる」という感覚なので「意識しなくても自然に見える」というニュアンスです。一方、動詞「look」は「こちらから視線を向ける」という感覚なので「意識的に目を向ける」という能動的なニュアンスになり、動詞「watch」は「じっくり見る」という感覚なので「注意して見る・観察する」というニュアンスになります。

 

 

・I saw a cat on the roof.
・私は屋根の上の猫を見た
⇒屋根の上に猫を見かけたというニュアンス

・I looked at a cat on the roof.
・私は屋根の上の猫を見た
⇒屋根の上の猫に視線を向けたというニュアンス

・I watched a cat on the roof.
・私は屋根の上の猫を見た
⇒屋根の上の猫を観察するようなニュアンス

このように、同じ「見る」という日本語訳でも、どういう感覚で見ているかが異なっています。

 

 

「see」を使った例文

・We saw Mt. Fuji in the distance.
・遠くに富士山が見えた
⇒富士山が視界に入ったイメージ

・You can see rare animals there.
・そこでは珍しい動物を見ることができます
⇒そこでは珍しい動物が見れる可能性があるというイメージ

・She can’t see anything without her glasses.
・彼女は眼鏡がないと何も見えない
⇒彼女は眼鏡がないと何も視界に入ってこないというイメージ

動詞「see」は「向こうから視界に入ってくる(自然と見える)」といったニュアンス、別に意識的に見ようとはしていないが自然に視界に入ってくる感覚です。

 

「look」を使った例文

・Look at the mountain.
・あの山を見てください
⇒あの山に目を向けるイメージ

・He looked up at the sky.
・彼は空を見上げた
⇒彼が空に目を向けるイメージ

・She looked down at the sea.
・彼女は海を見下ろした
⇒彼女が海に目を向けるイメージ

動詞「look」は「こちらから視線を向ける(意識的に目を向ける)」といったニュアンス、振り返って目を向けるような感覚です。実際に振り返っている場合も使いますが、振り返っていない場合でも「意識的に目を向けている感覚」があれば使えます。

 

「watch」を使った例文

・He watched soccer on TV.
・彼はテレビでサッカーを見た
⇒彼がテレビでサッカーを観戦するイメージ

・Watch out your step!
・足元に気をつけてください!
⇒足元を注意して見るように促すイメージ

・You should watch your mouth.
・あなたは発言に気をつけるべきです
⇒相手に注意して自分自身の発言を見るように促すイメージ

動詞「watch」は「じっくり見る・注意して見る(動くものを見る)」といったニュアンス、他の2つの動詞「see」や「look」に比べると「真剣に気を配って見る感覚」が強いです。

 

 

「seeの使い方(基本編)」

 

 

ここからは、動詞「see」の本来のイメージ「視界に入る」を意識して、簡単な例文を見ながら「正しい使い方」を理解していきましょう。

 

see(見る・見える)

・I see dead people.
・僕には死んだ人が見える
⇒死んだ人(幽霊)が見えるイメージ

・I saw him play the guitar.
・彼がギターを弾くのが見えた
⇒彼がギターを弾いているのが視界に入ったイメージ

・I saw the cat sleeping on the roof.
・私はその猫が屋根の上で寝ているのを見た
⇒猫が屋根の上で眠っていたのが視界に入ったイメージ

 

see(わかる・気づく・確かめる・調べる)

・I see.
・なるほど
⇒話題になっているトピックのポイントが見えたイメージ

・Do you see what I’m saying?
・私の言っていることが理解できますか?
⇒話のポイントが見えているかどうかを尋ねているイメージ

・Can I see your passport, please?
・パスポートを見せてください
⇒パスポートを確認する(視界に入れる)イメージ

・Go and see for yourself.
・自分の目で確かめてきなさい
⇒実際に行って見て確認する(視界に入れる)ように促すイメージ

 

see(会う・訪問する)

・I’m glad to see you.
・お会いできて嬉しいです
⇒会えたこと(視界に入ったこと)を喜ぶイメージ

・Can you see me again?
・また私に会っていただけますか?
⇒また私に会ってくれるか(視界に入れてくれるか)を尋ねているイメージ

・I’m seeing my client tomorrow.
・明日は依頼人に会うことになっている
⇒明日、依頼人に会う(依頼人を視界に入れる)ことになっているイメージ

・You’d better see a doctor at once.
・すぐ医者に見てもらった方が良い
⇒すぐに医者に会った方(医者の視界に入った方)が良いと促すイメージ

・We saw the sights of the city last year.
・昨年、私たちはこの町を観光しました
⇒昨年、私たちはこの町を視界に入れたイメージ

 

see(見送る・見届ける)

・I saw my friend home.
・私は友人を家まで送った
⇒友人が家に到着するまでを視界に入れたイメージ

・I’ll see you through.
・最後まで君を見ていてあげる
⇒あなたが最後まで行き着く様子を視界に入れておくというイメージ

 

see(経験する)

・She has seen a lot in her life.
・彼女は多くを経験してきた
⇒彼女は今までに多くのことを視界に入れてきたというイメージ

・He has seen the Second World War.
・彼は第二次世界大戦を経験した
⇒彼が第二次世界大戦を視界に入れたことがあるというイメージ

 

see(思い描く・想像する・考える・思う)

・I can’t see them being involved in crimes.
・彼らが犯罪に関わっているなんて考えられない
⇒私には彼らが犯罪に関わっているようには見えないというイメージ

・I cannot see our team defeated.
・我々のチームが負けるなどとは思えない
⇒自分のチームが負ける未来など見えないというイメージ

 

このように、動詞「see」には「視界に入る」というイメージがあるため、何かを物理的に視界に入れるという意味から、何かを経験する、理解する、想像するなど、多くの意味を生み出すことができます。

難しそうに感じますが、大本のイメージである「視界に入る・視界に入れる」を意識しておくとわかりやすいと思います。

 

 

「seeの使い方(応用編)」

 

 

動詞「see」は「視界に入るイメージ」から、さまざまな単語と組み合わせることによって意味を広げることができます。

 

see about(~について考える・~を手配する)

・I’ll see about that.
・ちょっと考えてみます
⇒それについて見てみようとするイメージ
※それについての可能性を検討してみる

・I’ll see about that.
・ちょっと調べてみます
⇒それについて見てみようとするイメージ
※それについての問題点などを調査してみる

動詞「see」の「視界に入るイメージ」に「about」の「~の周辺のイメージ」が加わって「考える」や「調べる」などの意味になります。どちらの意味になるかは前後の話の流れ次第ですが「視界に入れるイメージ」は生きています。

 

また、「see about」の「それについて視界に入れる」という感覚から「それの手配をする」「それに関しての手はずを整える」などの意味を作ることもできます。

・I’ll see about getting the boarding pass.
・搭乗券の手配をしておきます
⇒私が搭乗券を取得するのを視界に入れておくイメージ

・Could you see about lunch?
・昼食を手配していただけますか?
⇒昼食を用意するのを視界に入れておくようにお願いしているイメージ

こちらの意味も、動詞「see」の「視界に入れるイメージ」が生きているので想像しやすいですね。

 

see into(~のぞき込む・~を調べる)

・She saw into his heart.
・彼女は彼の心を見透かした
⇒彼女が彼の心の中を見ているイメージ

・He can see into the future.
・彼は先が見える
⇒彼は将来を見ることができるイメージ

動詞「see」の「視界に入る」に「into」の「~の中へ」が加わって「~をのぞき込む」や「~を調べる」などの意味になります。どちらにしろ「ものごとの内面を視界に入れる」といった感覚なので、こちらも意味が想像しやすいですね。

 

see off(~を見送る・~を追い払う)

・I saw him off to England.
・私は彼がイギリスに行くのを見送りました
⇒彼がここを離れてイギリスに向かうのを見るイメージ

・I saw my friend off at the station.
・私は駅で友達を見送った
⇒駅で友人がその場所を離れて行くのを見るイメージ

動詞「see」の「視界に入る」に「off」の「~離れていく」が加わって「~を見送る」という意味を生み出します。

 

また、「see off」の「離れていくのを視界に入れる」という感覚から派生して、別の意味「それを追い払う」「それを打ち負かす」などを作ることもできます。

・My mother saw a salesman off at the door.
・私の母は玄関でセールスマンを追い払った
⇒母親が玄関でセールスマンがその場を離れていくのを見るイメージ

先ほどの「see off」の「見送る」という感覚から「離れていくのを見送る=追い払う・打ち負かす」というイメージですね。

 

see through(~通して見る・見抜く・やり遂げる)

・I can see through the hole.
・その穴を通して見えるよ
⇒その穴を通して視界に入れることができるというイメージ

・We could see it through the microscope.
・私たちはそれを顕微鏡で見ることができます
⇒顕微鏡を通して視界に入れることができるというイメージ

動詞「see」の「視界に入る」に「through」の「~を通り抜けて」というイメージが加わって、文字通り「~を通して見る」という意味です。

 

また「see through」の「~を通して見る」という意味から派生して「~を見通す」「~を見抜く」「~を見破る」などの意味も作れます。

・He sees through things
・彼は洞察力がある
⇒彼は物事を通して見れるイメージ

・I see through her.
・私は彼女の腹の内を見抜いている
⇒私が彼女の腹の中まで見ているイメージ

・She couldn’t see through his lies.
・彼女には彼の嘘が見破れなかった
⇒彼女が彼の腹の中まで見れなかったイメージ

こちらの意味は「~を通して見る」、つまり「全てを見る」から派生した意味です。元々の「視界に入る」に「~を通り抜けて」が加わっているので、そこから「最初から最後まで全部お見通し」といった感じですかね。

 

更に、それだけでなく「最後までやり通す」といった意味も作ることも可能です。

・Let’s see this through!
・最後までやり遂げよう!
⇒最後まで通り抜けた結果を見ようイメージ

・See it through by yourself.
・自分一人でやり遂げなさい
⇒最後まで一人で通り抜けなさいというイメージ

こちらの意味については、元々「through」には「~を通り抜けて」だけでなく、その先「通り抜けた結果」も連想させるイメージも宿っているため、そこから「通り抜けた結果を見る」、つまり「やり遂げる」という意味になります。

 

see to(~を引き受ける・~に気をつける)

・I’ll see to the matter.
・私がその事を引き受けます
⇒私がその事の方を見るイメージ

・Can you see to my children for a while?
・しばらく子供たちを見ていてくれる?
⇒子供たちの方を見ていてくれるか尋ねるイメージ

・I should have seen to your health.
・あなたの健康に気を配るべきだった
⇒あなたの健康の方を見ているべきだったと感じているイメージ

動詞「see」の「視界に入る」に「to」の「~に向かって」が加わって「~を引き受ける」「~に気をつける」などの意味になります。これは文字通り「~の方を見る」なので想像しやすいですね。

因みに「to」の後ろが場所なった場合は「He saw me to the station.(彼が駅まで見送りに来てくれた) 」のように「見送る」という意味になります。

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたか?「seeのイメージ」は掴めましたでしょうか?

この「see」という動詞には「視界に入るイメージ」があり、感覚としては「意識してではなく自然と目に入る」といった感覚になります。同じ日本語訳の単語として「look」や「watch」がありますが、ニュアンスに大きな違いがあるので注意しましょう。

 

 

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永沢りょうこ

永沢りょうこ

英語コーチの永沢りょうこです。中高英語教員免許保有。留学なしで英検1級 TOEIC965点。翻訳学校講師および映像翻訳コンテスト審査員経験あり。初中級英会話・ビジネス英語・TOEIC対策などを指導しています。映画やドラマなどの翻訳家として培った「口語表現」や「自然な英語表現」を交え、英語だけでなく学習に対するモチベーション維持から、時間管理や体調管理、メンタルの保ち方など、コーチング理論を用いて幅広く指導を行っています。

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