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徹底解説!findと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!

 

 

今回の記事では「findの文型」や「findを使った熟語やイディオム」をまとめてみました。

英語は動詞ひとつとっても「全体の構造や文脈や他の単語との組み合わせ」で意味が変わるので、慣れていないと難しいですよね?

この記事では、そんなモヤモヤを払拭できるように「findを使った表現」を徹底的に解説してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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この記事の目次

findのコアイメージ

 

 

まず、findの英語本来のイメージは「行動した結果、何かを見つける」です。

この「行動した結果、何かを見つける」というイメージから、よく使われる「見つける」という意味が生まれています。

それなら「見つけるだけで良いんじゃないの?」って思うかもしれませんが、この「行動した結果という感覚」が使い方を理解する上で重要です。なので「行動した結果、何かを見つける」というイメージを頭に残しながら読んでみてくださいね。

 

 

代表的な日本語訳としては「見つける」ですが、その他にも「出会う・発見する・気づく・思う・感じる・見られる・生息する・到達する」などの意味にもなります。ポイントは、ただ何か見つけるのではなく「行動した結果」というイメージが伴うのがポイントです。

●行動した結果、何かを見つける

1.見つける・出会う
2.発見する
3.気づく・思う・感じる
4.見られる・生息する
5.到達する
.工面する・用意する・何とか手に入れる
.判定する・裁決する

もちろん、コアイメージの「行動した結果、何かを見つける」のであれば、上記の日本語訳以外にも使うことが可能です。

 

find(見つける・出会う)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「見つける・出会う」などの意味を表現することができます。

・She found the easter egg.
・彼女はイースターエッグを見つけた

⇒行動した結果、何かを見つける

・We couldn’t found the cat.
・私たちは猫を見つけることができなかった

⇒行動した結果、何かを見つける

・The server cannot be found.
・サーバーが見つかりません

⇒行動した結果、何かを見つける

 

find(発見する)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「発見する」などの意味を表現することができます。

・He found the answer of the problem.
・彼は問題の答えを見つけた

⇒行動した結果、何かを見つける

・The doctor found his cancer early.
・医者は彼の癌を早期に発見した

⇒行動した結果、何かを見つける

・They found a fossil of dinosaur.
・彼らは恐竜の化石を発見した

⇒行動した結果、何かを見つける

 

find(気づく・思う・感じる)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「気づく・思う・感じる」などの意味を表現することができます。

・I found him kind.
・私は彼が親切だとわかった

⇒行動した結果、何かを見つける

・He found that he didn’t have a talent.
・彼は自分には才能がないとわかった

⇒行動した結果、何かを見つける

 

find(見られる・生息する)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「見られる・生息する」などの意味を表現することができます。

・The animal is only found in Japan.
・その動物は日本にのみ生息する

⇒行動した結果、何かを見つける

・You’ll find this type of fan in electric shop.
・このタイプの扇風機は電気屋さんで売られています
⇒行動した結果、何かを見つける

 

find(到達する)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「到達する」などの意味を表現することができます。

・The arrow found its mark.
・その矢は的に当たった

⇒行動した結果、何かを見つける

・They could find the answer.
・彼らは答えにたどり着いた
⇒行動した結果、何かを見つける

 

find(工面する・用意する・何とか手に入れる)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「工面する・用意する・何とか手に入れる」などの意味を表現することができます。

・He found time to read.
・彼は勉強をする時間を作った

⇒行動した結果、何かを見つける

・He found the money to do it.
・彼はそれをするためのお金を工面した
⇒行動した結果、何かを見つける

 

find(判定する・裁決する)

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なので、そこから「判定する・裁決する」などの意味を表現することができます。

・The jury find him guilty.
・陪審員は 彼を有罪とした

⇒行動した結果、何かを見つける

・He was found not guilty.
・彼は無罪の判決を受けた
⇒行動した結果、何かを見つける

・The court found in her favour.
・裁判所は彼女に有利な判決を下した
⇒行動した結果、何かを見つける

 

findは「行動した結果、何かを見つける」というイメージです。ポイントは「行動した結果」にあります。この行動した結果というのは「努力をして見つけたとしても、偶然見つけたとしてもOK」です。

 

findのイメージ ⇒ findのイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

 

「find」と「discover」のニュアンスの違い

 

 

findのイメージは「行動した結果、何かを見つける」なのですが、同じような意味を持つ動詞にdiscoverがあります。ですが、findとdiscoverはニュアンスが異なります。

■「find」と「discover」のニュアンスの違い

・find ⇒ 一般的に探し物を見つける
(見つけるを表す際に最も一般的な単語で汎用性が高い)
※感覚としては「見つける・気づく・分かる」といった感覚になります

・discover  ⇒ 新しいものを見つける・解明する
(新しい情報や事実などを偶然見つける)
※感覚としては「発見する・解明する」といった感覚になります

findはどちらにも使えるので汎用性が高いのですが「大発見といったニュアンス」を伴いたい場合は、discoverを使うことが多いです。

 

 

なので、同じ「見つける」でも「財布を見つけた」などを表現する際に、discoverを使うのは不自然です。

○ She found her lost wallet.
○ 彼女は無くした財布を見つけた

× She discovered her lost wallet.
× 彼女は無くした財布を見つけた

一方、同じ「発見する」でも「化石を見つけた」などを表現する際は、findもdiscoverも両方使えますが、話し手や聞き手が受ける印象が異なります。

○ They found a fossil of dinosaur.
○ 彼らは恐竜の化石を発見した
⇒探していた恐竜の化石を見つけた感覚(探し物)

○ They discovered a fossil of dinosaur.
○ 彼らは恐竜の化石を発見した
⇒偶発的に恐竜の化石を見つけた感覚(大発見)

実際に例文を比べてみると、findとdiscoverのニュアンスの違いが分かりますよね?また比べてみると、見つけるという感覚のfindの汎用性も分かると思います。

 

 

findの文型

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第三文型
(S+V+O)
find + 名詞
find + that SV
SがOを見つける
SがOに気づく
SがOと思う
第四文型
(S+V+O1+O2)
find + 名詞1 + 名詞2 SがO1にO2を見つけてあげる
第五文型
(S+V+O+C)
find + 名詞 + 名詞 / 形容詞
find + it 形容詞 + to 動詞の原型
find + it 形容詞 + that S V
find + 名詞 + 動詞のing形
find + 名詞 + 動詞の過去分詞形
find + 名詞 + 前置詞句(前置詞 + 名詞)
SがOが~なのを見つける
SがOが~だとわかる
SがOが~だと気づく

 

findは「第三文型、第四文型、第五文型」に使うことができます。どの文型に使うにせよ「行動した結果、何かを見つける」を意識するようにしましょう。

 

第三文型(S+V+O)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第三文型
(S+V+O)
find + 名詞
find + that SV
SがOを見つける
SがOに気づく
SがOと思う

 

第三文型は「主語が何かに動詞の動作の影響を与える文」を作ります。

findは「行動した結果、何かを見つける」というイメージです。第三文型に使った場合は「主語が目的語を見つける・気づく・思う」などの意味になります。

訳語に関しては、付随する語句や話の流れにあわせて臨機応変に対応しましょう。

 


find + 名詞「SがOを見つける・に気づく・と思う」

 

 

・He couldn’t find wifi.
・彼はWi-Fiを見つけることができなかった

⇒行動した結果、何かを見つける

・She found a nice clothe on the website.
・彼女はサイトで素敵な服を見つけました

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・気づく・思う」になります。ポイントは「行動した結果、何かを見つけるイメージ」なので、その点を踏まえて臨機応変に訳すようにしましょう。

 


find + that SV「SがOを見つける・に気づく・と思う」

 

 

・He found that she told a lie.
・彼は彼女が嘘をついていたことに気づいた

⇒行動した結果、何かを見つける

・I found that it is difficult.
・それは難しいことが分かりました

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・気づく・思う」になります。ポイントは「行動した結果、何かを見つけるイメージ」なので、その点を踏まえて臨機応変に訳すようにしましょう。

 

第四文型(S+V+O1+O2)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第四文型
(S+V+O1+O2)
find + 名詞1 + 名詞2 SがO1にO2を見つけてあげる

 

第四文型は「主語が何かを何かに授受する文」を作ります。

findは「行動した結果、何かを見つける」というイメージです。第四文型に使った場合は「主語が目的語1に目的語2を見つけてあげる」などの意味になります。

 


find + 名詞1 + 名詞2「SがO1にO2を見つけてあげる」

 

 

・He found me a cub.
・彼がタクシーを見つけてくれた

⇒行動した結果、何かを見つける

・My father found me a dragonfly.
・父が私にトンボを見つけてくれた

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つけてくれる」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 

第五文型(S+V+O+C)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第五文型
(S+V+O+C)
find + 名詞 + 名詞 / 形容詞
find + it 形容詞 + to 動詞の原型
find + it 形容詞 + that S V
find + 名詞 + 動詞のing形
find + 名詞 + 動詞の過去分詞形
find + 名詞 + 前置詞句(前置詞 + 名詞)
SがOが~なのを見つける
SがOが~だとわかる
SがOが~だと気づく

 

第五文型は「主語が何かを何かとみなす文」を作ります。

findは「行動した結果、何かを見つける」というイメージです。第五文型に使った場合は「主語が目的語が~なのを見つける・主語が目的語が~だとわかる・気づく」などの意味になります。

 


find + 名詞 + 名詞 / 形容詞「SがOが~なのを見つける・~だとわかる・気づく」

 

 

・She found the book very interesting.
・彼女はその本がとても面白いと思った

⇒行動した結果、何かを見つける

・The jury find him not guilty.
・陪審員は彼を無罪とした

⇒行動した結果、何かを見つける

・We found the project a failure.
・プロジェクトは失敗だと思った

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・わかる・気づく」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 


find + it 形容詞 + to 動詞の原型「SがOが~なのを見つける・~だとわかる・気づく」

 

 

・She found it difficult to finish the work alone.
・彼女はその仕事を一人で終えるのは難しい思った

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・わかる・気づく」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 


find + it 形容詞 + that S V「SがOが~なのを見つける・~だとわかる・気づく」

 

 

・I find it dangerous that she walks down the street at night.
・彼女が夜道を歩くのは危険だと思います

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・わかる・気づく」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 


find + 名詞 + 動詞のing形「SがOが~なのを見つける・~だとわかる・気づく」

 

 

・I found myself having slept on the sofa.
・気が付くとソファで寝ていました

⇒行動した結果、何かを見つける

・They found him dying.
・彼らは彼が瀕死の状態にあるのを発見した

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・わかる・気づく」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 


find + 名詞 + 動詞の過去分詞形「SがOが~なのを見つける・~だとわかる・気づく」

 

 

・I found the website closed.
・ウェブサイトが閉鎖されていることがわかった

⇒行動した結果、何かを見つける

・I found my bike abandoned in a vacant land.
・空き地に乗り捨てられた自転車を見つけた

⇒行動した結果、何かを見つける

・He found his train gone.
・彼は電車が行ってしまったことに気づいた

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・わかる・気づく」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 


find + 名詞 + 前置詞句(前置詞 + 名詞)「SがOが~なのを見つける・~だとわかる・気づく」

 

 

・I found them under control by him.
・彼らが彼の支配下にあることに気づいた

⇒行動した結果、何かを見つける

・She found the device out of order.
・彼女はデバイスが故障に気づいた

⇒行動した結果、何かを見つける

主な訳し方としては「見つける・わかる・気づく」になります。イメージ通り「行動した結果、何かを見つける」なので簡単ですね。

 

 

findを使った表現

 

 

findの用法 findの表現 一般的な日本語訳
findを使った表現 find + it 形容詞 + to 動詞の原型
find + it 形容詞 + that S V
SがOが~なのを見つける
SがOが~だとわかる
SがOが~だと気づく

 

find + it 形容詞 + to 動詞の原型「SがOが~なのを見つける・だとわかる」

 

 

1つ目のfindを使った表現は「find + it 形容詞 + to 動詞の原型」です。

・I found it difficult to solve the problem.
・その問題を解決するのは難しいことがわかりました

⇒行動した結果、何かを見つける

・She found it easy to read the English book.
・彼女はその英語の本を読むのが簡単だと思った
⇒行動した結果、何かを見つける

この表現は「主語が目的語が~なのを見つける・~だとわかる・気づく」という意味の文を作ります。

 

find + it 形容詞 + that S V「SがOが~なのを見つける・だとわかる」

 

 

2つ目のfindを使った表現は「find + it 形容詞 + that S V」です。

・She found it true that he was an actor.
・彼女は彼が俳優であることが本当だと気づいた

⇒行動した結果、何かを見つける

・We found it dangerous that children swim in this river.
・私たちは子供たちがこの川で泳ぐのは危険だと思った
⇒行動した結果、何かを見つける

この表現は「主語が目的語が~なのを見つける・~だとわかる・気づく」という意味の文を作ります。

 

「形式目的語のit」

 

 

先ほどご紹介した「find + it 形容詞 + to 動詞の原型」と「find + it 形容詞 + that S V」は、形式目的語が使われた表現になります。

●形式目的語を使った表現

・I found it difficult to solve the problem.
・She found it true that he was a famous movie star.

形式目的語とは、文字通り「目的語にitを置き、文章のうしろに真目的語を置く表現」で、「最初に結論(難しい・簡単など)を伝え、その後で何が難しいのか?簡単なのか?」を付け足す表現です。

 

 

なぜ、形式目的語が使われるのかというと「英語の文では、頭(主語)や胴体(目的語)が長い文は理解しづらい文になることが多いから」です。

●形式目的語を使った表現

・I found it difficult to solve the problem.
・She found it true that he was a famous movie star.
※難しいなどの結論を先に述べて、後ろに何が難しいのかを置く

●形式目的語を使わない表現

・I found to solve the problem difficult.
・She found that he was a famous movie star true.
※形式目的語を使わないと理解しづらい文になってしまう

実際、上記の表現を比べてみても、形式目的語を使わないと文全体の意味が理解しづらいですよね?英文の特徴として「長い語句ほど後ろに置かれる傾向があり、そのような形にした方が理解しやすい文になる」という特徴があるので、覚えておきましょう。

 

 

findを使った熟語やイディオム

 

 

熟語・イディオム findの表現 一般的な日本語訳
find find fault
find one’s feet
find out
あらを探す・非難する・とがめるなど
一本立ちする・新しい環境に慣れるなど
発見する・割り出す・解くなど

 

最後に、よく使われる「findを使った熟語」をまとめてみました。せっかくなので、例文とイラストを交えてご紹介しようと思います。

 

find fault「あらを探す・非難する・とがめる」など

1.find fault「あらを探す・非難する・とがめる」など

 

 

・He always finds fault with others.
・彼はいつも他人のあら探しをしている

⇒行動した結果、何かを見つける

・They found fault with his action.
・彼らは彼の行いを非難した

⇒行動した結果、何かを見つける

・They found fault with each other.
・彼らは互いに揚げ足を取り合った

⇒行動した結果、何かを見つける

・He finds fault with whatever I do.
・彼は私がすることなすことに文句をつける

⇒行動した結果、何かを見つける

2つのイメージ「find:行動した結果、何かを見つける」+「fault:欠点・短所・落ち度」で「あらを探す・非難する・とがめる」などの意味になります。感覚としては「欠点・短所・落ち度を見つける感覚」ですね。

 

find one’s feet「一本立ちする・新しい環境に慣れる」など

1.find one’s feet「一本立ちする・新しい環境に慣れる」など

 

 

・He’s found his feet in the business world.
・彼は実業界でやっと一本立ちした

⇒行動した結果、何かを見つける

・He’ll find his feet soon.
・彼はきっとすぐになじむよ

⇒行動した結果、何かを見つける

・Were you able to find your feet in Japan?
・日本にはもう慣れましたか?

⇒行動した結果、何かを見つける

2つのイメージ「find:行動した結果、何かを見つける」+「one’s feet:~の足」で「一本立ちする・新しい環境に慣れる」などの意味になります。感覚としては「赤ちゃんが歩き始めて、 自信がついていって、環境に慣れていくといった感覚」ですね。

 

find out「発見する・割り出す・解く」など

1.find out「発見する・割り出す・解く」など

 

 

・I’ll find out his secret.
・彼の秘密を見つけ出します

⇒行動した結果、何かを見つける

・We found out where he hide.
・私たちは彼がどこに隠れているか突き止めた

⇒行動した結果、何かを見つける

・We try to find out the answer.
・我々は答えを見つけ出そうとしている

⇒行動した結果、何かを見つける

2つのイメージ「find:行動した結果、何かを見つける」+「out:内から外へ」で「発見する・割り出す・解く」などの意味になります。文字通り「見つけ出す感覚」ですね。

 

「find」と「find out」の違い

 

 

今回の「find」と「find out」はどちらも同じ「見つける」を意味するのですが、ニュアンスが若干異なります。

■「find」と「find out」の違い

・find ⇒ 見つける(人や物など)
・find out  ⇒ 観察などをして見つける(情報:事実・真相・連絡先など)

このニュアンスの違いは、後ろについてる「out」が影響しており、文字通り「find out(見つけ出す)」といったニュアンスです。

 

 

●「find」は主に人や物などを見つける時に使う

○ I found a nice restaurant.
○ 素敵なレストランを見つけました
⇒探していたものを見つける感覚

× I found out a nice restaurant.
× 素敵なレストランを見つけました
⇒観察して情報を見つける感覚なのでしっくり来ない

 

 

●「find out」は主に情報を見つける時に使う

× I found that my friend liked beer.
× 私は友人がビールが好きだと分かった
⇒探していたものを見つける感覚なのでしっくり来ない

○ I found out that my friend liked beer.
○ 私は友人がビールが好きだと分かった
⇒観察して情報を見つける感覚

なので、上記の例文のように、findは「主に探している人などを見つける」といった文に使われるのに対し、find outは「主に観察した結果、何かを見つける(はっきりする・明らかになる)」といった文に使われます。

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「findが使われている表現」をまとめてみました。

findは「見つける」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「行動した結果、何かを見つける」です。

なので「見つける」という意味よりも、実は「気づく・わかる・思う」という意味で使われることの方が多く、実際の文章でも「第五文型:~が~だと気づく・わかる」のような使われ方がメインだったりします。

訳語に関しては、その時々によって異なりますが、どういう訳になるにせよ「行動した結果、何かを見つける」というイメージは変わらないので、そのイメージを意識しながら使いこなすようにしましょう。

 

 

 

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