例文で解説！「forget to」と「forget ~ing」のニュアンスと意味の違いと使い方！

 

 

今回の記事では「forget to と forget -ing の違い」をまとめてみました！

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか？」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「forget to と forget -ing のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

「forget to と forget -ing」の違い

 

語句	ニュアンス	主な日本語訳
forget to	予定や未来の出来事を忘れる	～をするのを忘れる
forget -ing	過去の出来事を忘れる	～をしたのを忘れていた

 

 

 

「forget to」のニュアンス

 

 

「forget to」の意味：（～をするのを忘れる）

・I forgot to meet him.
・彼に会うのを忘れてしまいました
⇒彼に会う予定だったのを忘れてしまったイメージ

forget toのイメージは「未来の出来事を忘れる」です。感覚的には「彼に会う予定だったのを忘れていた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼に会うのを忘れてしまいました」という意味になります。

 

 

 

 

「forget -ing」のニュアンス

 

 

「forget -ing」の意味：（～をしたのを忘れた）

・I’ll never forget meeting him.
・彼に会ったことは決して忘れません
⇒彼に会ったという出来事を絶対に忘れないというイメージ

forget -ingのイメージは「過去の出来事を忘れる」です。感覚的には「彼に会ったという出来事を絶対に忘れないという感覚」なので、上記の例文の場合は「彼に会ったことは決して忘れません」という意味になります。

 

 

forget ingを使う際の注意点

 

 

ただし、注意点として「forget doing」を使う際には、下記の例文ように否定文や疑問文の形で使うのが一般的です。

〇 I’ll never forget meeting him.
〇 彼に会ったことは決して忘れません
※否定文や疑問文で「forget -ing」を使う

× I forget meeting him.
× 彼に会ったことを忘れた
※肯定文で「forget -ing」は不自然

というのも「～した事を”忘れた”」っていうのは「忘れたのにしたことを覚えている」って感じがして、上記の例文を見ても不自然に感じませんか？

・I forgot that I had met him.
・彼に会ったことを忘れていた
※肯定文の場合は「that節」を使うのが一般的

なので、肯定文にする時は「that節」を使って、「～したことを”忘れていた”」と表現するのが自然な文になります。

 

 

 

 

「forget to と forget -ing」の例文

 

 

 

「forget to」の例文

 

 

・I forgot to buy eggs.
・卵を買うのを忘れた
⇒卵を買うのを忘れてしまったイメージ

forget toのイメージは「未来の出来事を忘れる」です。感覚的には「卵を買うのを忘れてしまった感覚」なので、上記の例文の場合は「卵を買うのを忘れた」という意味になります。

 

 

「forget -ing」の例文

 

 

・I forgot that I had buy eggs.
・卵を買ったことを忘れていました
⇒卵を買ったことを忘れていたというイメージ

forget -ingのイメージは「過去の出来事を忘れる」です。感覚的には「卵を買ったことを忘れていたという感覚」なので、上記の例文の場合は「卵を買ったことを忘れていました」という意味になります。

〇 I forgot that I had buy eggs.
× I forgot buying eggs.　←　文法的にはおかしくないが不自然

先ほどお伝えしたように肯定文の場合は「that節」を使うのがポイントですね。

 

 

いかがでしたでしょうか？

 

こうやって例文を並べて比べてみると「同じ忘れるを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「forget to と forget -ing」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。

 

 

 

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