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徹底解説!makeと基本文型!よく使われる熟語やイディオムを例文で紹介!

 

 

今回の記事では「makeの文型」や「makeを使った熟語やイディオム」をまとめてみました。

英語は動詞ひとつとっても「全体の構造や文脈や他の単語との組み合わせ」で意味が変わるので、慣れていないと難しいですよね?

この記事では、そんなモヤモヤを払拭できるように「makeを使った表現」を徹底的に解説してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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この記事の目次

makeのコアイメージ

 

 

まず、makeの英語本来のイメージは「力を加えて変化させる」です。

ポイントは「力を加えて」という点で、努力や影響など何かしらの「介在」が必要という点になります。

 

make:力を加えて変化させる

 

 

makeのイメージは「力を加えて変化させる」なので、そのイメージから「向かう・なる・作る・させる」など様々な意味が生まれています。

●第一文型(S+V)
・The ship is making for the shore.
・その船は沖へ向かっている

⇒力を加えて船の進路を沖へ変化させる

●第二文型(S+V+C)
・He has made a fine doctor.
・彼は立派な医者になった

⇒力を加えて彼自身を立派な医者に変化させた

●第三文型(S+V+O)
・She makes a teddy bear.
・彼女はテディベアを作っています

⇒彼女が力を加えて材料をテディベアに変化させる

●第四文型(S+V+O+O)
・She made her daughter a teddy bear.
・彼女は娘にテディベアを作りました

⇒彼女が娘のために力を加えて材料をテディベアに変化させた

●第五文型(S+V+O+C)
・She made her daughter happy.
・彼女は娘を幸せにした

⇒彼女が力を加えて娘を幸せな状態に変化させた

makeの「力を加えて変化させるイメージ」は、汎用性あるため、基本5文型全てに使うことができます。意味も後ろに続く語句によって変化するので、イメージに沿って対応するのがポイントになります。

 

makeのイメージ ⇒ makeのイメージを掴んで英会話の幅を広げよう!

 

「make」と「do」のニュアンスの違い

 

 

日本語訳では「~する」という意味を生み出す「make」と「do」ですが、それぞれニュアンスが異なります。

●「make」と「do」のニュアンスの違い

・make ⇒ 力を加えて変化(作り出す)
※ゼロから何かを生み出して行う
・do ⇒ 物事をちゃんと行う(作業を行う)
※元々あるものに対して作業を行う

 

 

例えば「~する」という意味になる動詞はたくさんありますが「力を加えて変化させるイメージ」は他の動詞にはありません。なので、日本語訳の「~する」に引きずられずに文を作る必要があります。

 


●make:力を加えて変化(ゼロから何かを生み出して行う感覚)

○ I made a promise.
○ 約束をした
※makeは無いものを作る感覚
× I did a promise.
× 約束をした
※doは無いものを作る感覚ではない

○ I made a reservation on Friday.
○ 金曜日に予約をしました
※makeは無いものを作る感覚
× I did a reservation on Friday.
× 金曜日に予約をしました
※doは無いものを作る感覚ではない

上記の例文を比べると分かりますが、「約束をする」も「予約をする」も「ゼロから何かを生み出して行う感覚」なので「make」が使われます。

 


●do:物事をちゃんと行う(元々あるものに対して作業する感覚)

○ I do my homework.
○ 宿題をする
※doは元々あるものに対して作業する感覚
× I make my  homework.
× 宿題をする
※makeは元々あるものに対して作業する感覚ではない

○ I have to do the laundry.
○ 洗濯をしないといけません
※doは元々あるものに対して作業する感覚
× I have to make the laundry.
× 洗濯をしないといけません
※makeは元々あるものに対して作業する感覚ではない

上記の例文を比べると分かりますが、「宿題をする」も「選択をする」も「元々あるものに対して作業する感覚」なので「do」が使われます。

こうやって実際のイメージと例文を照らし合わせて考えると、それぞれの文にふさわしい動詞が自然と分かってきますね。

 

 

makeの文型

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第一文型
(S+V)
make for
make for
場所に向かうなど
場所に向かうなど
※句動詞により異なる
第二文型
(S+V+C)
make + 名詞
make + 形容詞
Cになるなど
第三文型
(S+V+O)
make + 名詞
make + 名詞 + with 材料
make + 名詞 + (out) of 材料
make + 名詞 + from 原料
make + 原材料 + into 名詞
Oを作るなど(※名詞により異なる)
材料からOを作るなど
材料からOを作るなど
原料からOを作るなど
原材料をOに変えるなど
第四文型
(S+V+O1+O2
make + 名詞1 + 名詞2 O1にO2を作ってあげるなど
第五文型
(S+V+O+C)
make + 名詞1 + 名詞2
make + 名詞 + 形容詞
make + 名詞 + 原型不定詞
make + 名詞 + 動詞の過去分詞形
OをCにするなど
OをCにするなど
OにVさせるなど
SによってOがCになるなど

 

makeは第一文型から第五文型まで幅広く使うことができます。そのため「自動詞」としても「他動詞」としても使うことが可能です。

 

第一文型(S+V)

 

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第一文型
(S+V)
make for
make at
場所に向かうなど
場所に向かうなど
※句動詞により異なる

 

第一文型は「主語の単純な動作を表現する文」を作ります。

makeを使った第一文型の表現は多くありません。代表的なものは「make for」と「make at」の2つですが、句動詞として覚えてしまった方が速いです。

 


make for「場所に向かう」など

 

 

・They got a spacecraft to make for Mars.
・彼らは火星に向かうための宇宙船に乗り込んだ

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

・The ship is making for the port.
・船は港に向かって進んでいます

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

・She made for the entrance.
・彼女は入り口に向かった

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

イメージの掛け合わせ「make:力を加えて変化させる」+「for:向かう・目の前の方向」で「~へ向かって進む」という意味になります。

 


make at「何かに襲い掛かる」など

 

 

・The big bull made at him.
・大きな牛が彼に襲い掛かった

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

・The crow made at a girl.
・カラスが少女に飛び掛かった

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

イメージの掛け合わせ「make:力を加えて変化させる」+「at:点」で「~に襲い掛かる」という意味になります。

 

第二文型(S+V+C)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第二文型
(S+V+C)
make + 名詞
make + 形容詞
Cになるなど

 

第二文型は「主語の状態を説明する文」を作ります。

makeを使った第二文型の表現は「基本的にはbe動詞と同じ」です。

違う点があるとすれば「make:力を加えて変化させる」イメージがあるため、自然とそうなるのではなく「強制的にその状態を成立させる」という感じになり、文字通り「主語の状態を説明する文を作ること」ができます。

 


make + 名詞「Cになる」など

 

 

・She will make a good player.
・彼女は良い選手になるだろう

⇒力を加えて彼女の状態を変化させるイメージ

・He will make a good doctor.
・彼は良い医者になるだろう

⇒力を加えて彼の状態を変化させるイメージ

イメージとしては「力を加えて元の状態から別の状態へ変化するイメージ」です。

 


make + 形容詞「Cになる」など

 

 

・She made good as a pianist.
・彼女はピアニストとして成功した

⇒力を加えて彼女の状態を変化させたイメージ

・He made merry.
・彼は浮かれていた

⇒力を加えて彼の状態を変化させたイメージ

イメージとしては「力を加えて元の状態から別の状態へ変化するイメージ」です。

 

第三文型(S+V+O)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第三文型
(S+V+O)
make + 名詞
make + 名詞 + with 材料
make + 名詞 + (out) of 材料
make + 名詞 + from 原料
make + 原材料 + into 名詞
Oを作るなど(※名詞により異なる)
材料からOを作るなど
材料からOを作るなど
原料からOを作るなど
原材料をOに変えるなど

 

第三文型は「主語が何かに動詞の動作の影響を与える文」を作ります。

makeを使った第三文型の表現は「後ろに続く名詞によって日本語訳が変化する」のがポイントで、文字通り「Oに影響を与える文を作ること」ができます。

 


make + 名詞「Oを作る(※名詞によって意味が変化する)」など

 

 

・Stop making excuses.
・言い訳は辞めなさい

⇒言い訳を作り出すイメージ

・I made an appointment with the dentist.
・歯医者に予約を入れました

⇒歯医者への予約を作り出したイメージ

・He made a good choice.
・彼は良い選択をしました

⇒良い選択を作り出したイメージ

・It’s not easy to make money.
・お金を稼ぐことは簡単ではない

⇒お金を稼ぐ(作り出す)イメージ

・I made some room for you.
・あなたのために場所を空けておいたよ

⇒空間を作り出したイメージ

 

make + 名詞の例
make an appointment 予約をする make a bed ベッドをメイキングする
make a call 電話をする make a crack 傷をつける
make a change 変化を起こす make a decision 決断する
make a donation 寄付する make an effort 努力をする
make a fire 火を起こす make a joke 冗談を言う
make a law 法律を制定する make a mistake ミスをする
make a noise 音をたてる make a payment 支払い
make a phone call 電話をする make a plan 計画を立てる
make a reservation 予約をする make a response 反応する
make a smile 微笑む make excuses 言い訳をする
make friends 友達になる make love セックスをする
make money お金を稼ぐ make noise うるさくする
make progress 上手くなる・上達する

・appointment ⇒ 医者・歯医者・弁護士・美容師などの人に対して使う
・reservation ⇒ ホテルやレストランなどの施設や場所に対して使う

上記のように「make + 名詞」には様々な意味があり、日本語訳が名詞によって変化します。

どのような意味になるにせよ、本来のイメージ「make:力を加えて変化させる(ゼロから何かを生み出して行う感覚)」は生きているので、覚えておきましょう。

 


make + 名詞 + with 材料「材料からOを作る」など

 

 

●make + 名詞 + with 材料

こちらの「make + 名詞 + with 材料」という表現は、基本的に「材料を組み合わせて作られる時」に用いられます。特に食べ物や飲み物に使われることが多いです。

・The best home dishes are made with love.
・最高の料理は愛情を込めて作られています

⇒力を加えて材料を最高の料理に変化させるイメージ

・This cake is made with flour, egg, cheese and sugar.
・このケーキは小麦粉、卵、チーズ、砂糖で作られています

⇒力を加えて材料をケーキに変化させるイメージ

・She made a stew with carrot, potato, broccoli and chicken.
・彼女はニンジン、ジャガイモ、ブロッコリー、鶏肉を入れてシチューを作った

⇒力を加えて材料をシチューに変化させるイメージ

 


make + 名詞 + (out) of 材料「材料でOを作る」など

 

 

●make + 名詞 + out of 材料

こちらの「make + 名詞 + out of 材料」という表現は、基本的に「違う目的で使うモノを材料にして、新しいモノを作り出す時」に用いられます。

・She made a dress out of an old kimono.
・彼女は古い着物でドレスを作りました

⇒力を加えて古い着物をドレスに変化させたイメージ

・He made a robot out of the cardboard boxes.
・彼は段ボール箱からロボットを作りました

⇒力を加えて段ボールをロボットに変化させたイメージ

また「予想外の材料から、新しいものを作り出す時」にも用いられます。

 


●make + 名詞 + of 材料

こちらの「make + 名詞 + of 材料」という表現は、基本的に「完成品に元々の素材が残っている時」に用いられます。

・The plate is made of wood.
・そのお皿は木でできている

⇒力を加えて木をお皿に変化させたイメージ

一目見て材料が分かる(木のお皿)といった感じですね。

 


make + 名詞 + from 原料「原料からOを作る」など

 

 

●make + 名詞 + from 原料

こちらの「make + 名詞 + from 原料」という表現は、基本的に「原料が変形して元の形がない時」に用いられます。

・She made jam from the strawberry.
・彼女はその苺からジャムを作りました

⇒力を加えて苺をジャムを変化させたイメージ

・The bread is made from rice.
・そのパンはお米から作られています

⇒力を加えて状態を変化させた

・Wine is made from grapes.
・ワインは葡萄から作られています

⇒力を加えて状態を変化させた

何かを製造するための原料といった感じですね。

 


make + 原材料 + into 名詞「原材料をOに変える」

 

 

●make + 材料 + into 名詞

こちらの「make + 材料 + into 名詞」という表現は、基本的に「原材料を変形させて何かを作る時」に用いられます。

・They make soy beans into tofu.
・彼らは大豆で豆腐を作る

⇒力を加えて大豆(原料)を豆腐に変化させるイメージ

・He makes rice into sake.
・彼は米で日本酒を作る

⇒力を加えて米(原料)を日本酒に変化させるイメージ

・He made these eggs into the cream caramel.
・彼はこの卵を使ってプリンを作った

⇒力を加えて卵(材料)をプリンに変化させたイメージ

 


先ほど解説した「make + 名詞 from 原料」と「make + 材料 + into 名詞」は、表現としてはほぼ同じです。

・They make tofu from soy beans.
・They make soy beans into tofu.
・彼らは大豆で豆腐を作る
⇒力を加えて大豆(原料)を豆腐に変化させるイメージ

・He makes sake from rice.
・He makes rice into sake.
・彼は米で日本酒を作る
⇒力を加えて米(原料)を日本酒に変化させるイメージ

・He made the cream caramel from these eggs.
・He made these eggs into the cream caramel.
・彼はこの卵を使ってプリンを作った
⇒力を加えて卵(材料)をプリンに変化させたイメージ

 

made ofとmade fromの違い

 

 

いろいろなサイトや参考書などで「made ofとmade fromの違い」については、解説されていますよね。

●made ofは基本的に材料に使う

・The plate is made of wood.
・そのお皿は木でできている
⇒一目で材料が分かる加工品

●made fromは基本的に原料に使う

・Wine is made from grapes.
・ワインは葡萄から作られています
⇒一目で原料が分からない加工品(材料が別の性質に変化)

木のお皿は「パッと見で木が材料」だと分かりますし、ワインは「パッと見で葡萄が原料」だとは分かりません。

 

 

多くの場合、上記のように使い分けができるのですが、材料や原料によっては「どちらにもとれるケース」もあります。

●of(分離・所属)⇒ 材料・原料に注目

・Tires are made of rubber.
・タイヤはゴムで作られている
⇒一目で材料が分かる加工品

●from(起点)⇒ 過程に注目

・Tires are made from rubber.
・タイヤはゴムから作られている
⇒一目で原料が分からない加工品(原料が別の性質に変化)

実際、上記の例文の場合は「パッと見で材料が分かる+材料の性質が変化」の両方が成り立っています。

 


このような場合は「made of  / made fromどちらを使ってもOK」なのですが、どちらを使うかによって「日本語に訳した際に注目される部分」が異なります。

●of(分離・所属)⇒ 材料・原料に注目

・Tires are made of rubber.
・タイヤはゴムで作られている
⇒一目で材料が分かる加工品
※タイヤの材料(ゴム)にフォーカスしている(of:分離・所属)

●from(起点)⇒ 過程に注目

・Tires are made from rubber.
・タイヤはゴムから作られている
⇒原料が別の性質に変化
※タイヤが作られる過程にフォーカスしている(from:起点)

こんな話をすると、会話で使う際に迷ってしまうと思いますが、実際の会話ではそんなに深く考えなくても大丈夫です。

ネイティブスピーカーでも厳密に区別して使い分けしていない人も多いので、気楽に使いこなしていきましょう。

 

第四文型(S+V+O1+O2)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第四文型
(S+V+O1+O2
make + 名詞1 + 名詞2 O1にO2を作ってあげるなど

 

第四文型は「主語が何かを何かに授受する文」を作ります。

makeを使った第四文型の表現は「O2にO1を作ってあげる」という意味になり、文字通り「O1にO2を授受する文を作ること」ができます。

 


make + 名詞1 + 名詞2「O1にO2を作ってあげる」など

 

 

・She made me some cookies.
・彼女は私にクッキーを作ってくれた

⇒彼女が私にクッキーを作ってくれたイメージ

・He made me a cup of coffee.
・彼は私にコーヒーを入れてくれました

⇒彼が私にコーヒーを入れてくれたイメージ

・I made my mother a meal.
・私は母に食事を作った

⇒私が母に食事を作ったイメージ

意味は「誰かに何かを作ってあげる」という意味になり、第四文型の法則に従って「O1にO2を授受する文」になっています。

 

第五文型(S+V+O+C)

 

 

基本5文型 品詞(句・節など) 一般的な日本語訳
第五文型
(S+V+O+C
make + 名詞1 + 名詞2
make + 名詞 + 形容詞
make + 名詞 + 原型不定詞
make + 名詞 + 動詞の過去分詞形
OをCにするなど
OをCにするなど
OにVさせるなど
SによってOがCになるなど

 

第五文型は「主語が何かを何かとみなす文」を作ります。

makeを使った第五文型の表現は「OをCにする」などの意味になり、文字通り「OをCとみなす文を作ること」ができます。

 


make + 名詞1 + 名詞2「OをCにする」など

 

 

・We made him a leader.
・私たちは彼をリーダーにした

⇒力を加えて彼をリーダーに変化させたイメージ

・This movie made him a famous singer.
・この映画が彼を有名な監督にした

⇒力を加えて彼を有名な映画監督に変化させたイメージ

意味は「OをCにする」という意味になります。第五文型では「O=C(名詞)」が成り立つので、それを押さえておくと他の文型との区別がつきやすくなります。

 


make + 名詞 + 形容詞「OをCにする」など

 

 

・This movie made them happy.
・映画が
彼らを幸せな気持ちにさせた
⇒力を加えて彼らの状態を変化させたイメージ

・That made things more complicated.
・それがより物事を複雑にした

⇒力を加えて物事の状態を変化させたイメージ

・He made me mad.
・彼は私を怒らせた

⇒力を加えて私の状態を変化させたイメージ

make + 名詞 + 形容詞で「OをCにする」という意味になります。第五文型では「O=C(名詞)」が成り立つので、それを押さえておくと他の文型との区別がつきやすくなります。

 

 


make + 名詞 + 原型不定詞「OにVさせる」など

 

 

・She made me promise not to tell.
・彼は私に言わないように約束させた

⇒力を加えて私に約束をさせたイメージ

・She makes us stand up.
・彼女は私たちを立ち上がらせた
⇒力を加えて私たちを立ち上がらせたイメージ

・She made me clean the room.
・彼女は私に部屋を掃除させた
⇒力を加えて私に部屋を掃除させたイメージ

make + 名詞 + 原型不定詞で「OにVさせる」という意味になります。この用法は「使役動詞」と呼ばれており、よく使われる用法なのでご存知ですよね。

 


make + 名詞 + 動詞の過去分詞形「SによってOがCになる」など

 

 

make + 名詞 + 動詞の過去分詞型で「SによってOがCになる」という意味になります。

●make oneself understood in 言語(~語で言いたい事を伝える)

・She could not make herself understood in English.
・彼女の英語は通じなかった

⇒英語で言いたいことを伝えられなかった

●make oneself heard(相手に自分の声を伝える)

・He could not make himself heard.
・彼の声は届かなかった

⇒自分の声を伝えられなかった

●make + O + known(相手にOを知らせる)

・I made my plan known to them.
・私は自分の計画を彼らに知らせました

⇒彼らに自分の計画をしらせられた

この用法はあまり使われる用法ではないので、上記の3つの表現を慣用的に覚えておけば十分です。

 

 

makeを使った表現

 

 

makeの用法 makeの表現 一般的な日本語訳
使役動詞 make + 名詞 + 原型不定詞 SがOにVさせる

 

 

make+ 名詞 + 原型不定詞「SがOにVさせる(使役動詞)」

 

 

make+ 名詞 + 原型不定詞(使役動詞)で「SがOにVさせる」という意味になります。

・She made her sister clean the room.
・彼女は妹に部屋の掃除をさせました

⇒彼女が妹に力を加えて部屋の掃除をさせたイメージ

・My boss made me work overtime.
・上司に残業させられた
⇒上司が私に力を加えて残業をさせたイメージ

尚、受動態にする場合は「to」を使います。

・Her sister was made to clean the room by her.
・彼女の妹は彼女によって部屋の掃除をさせられました

⇒妹が彼女によって力を加えられ部屋の掃除をさせられたイメージ

因みに、makeには「力を加えて変化させる」というイメージがあるため、「相手に強制的にVさせる」というニュアンスが強くなります。

 

使役動詞

 

使役動詞には、make、have、let、getなどいくつか種類があります。これらの4つの使役動詞は、基本的な使い方はほぼ同じですがニュアンスが若干異なります

●make(強制)

・My boss made me work overtime.
・上司に残業させられた
⇒強制的に残業させられる

こちらは「やりたくなかったけど、やらざるを得なかった」というニュアンスです。

●have(責任・義務)

・I’ll have him call you back.
・彼に電話をかけなおさせます
⇒電話をかけなければならない義務がある

こちらは「折り返しの電話をする義務がある」というニュアンスです。

●get(説得)

・I got him to sign the agreement.
・彼に契約を合意させた
⇒説得して契約に合意させる

こちらは「相手を説得して契約に合意させる」というニュアンスです。

●let(容認)

・He let me go home early.
・彼は私を早く帰らせてくれました
⇒早く帰る許可を与えてくれた

こちらは「早く帰ることを容認する」といったニュアンスです。

 

 

動詞ごとに細かいニュアンスが異なるため、文脈に合わせた使役動詞を選ぶ必要があります。

●make(強制)

○ She made me give up smoking.
○ 彼女に禁煙させられた
⇒主語によって強制的に禁煙させられる

●let(容認)

× She let me give up smoking.
× 彼女に禁煙させられた
⇒主語の許可で禁煙させられる(表現としては不自然)

実際、禁煙をさせられる場合「禁煙を容認される」だとかなり不自然です。なので、使役動詞を使う際はニュアンスに合わせて動詞を使い分けるようにしましょう。

 

 

makeを使った熟語やイディオム

 

 

熟語・イディオム makeの表現 一般的な日本語訳
make make at
make away
make off
make off with
make of
make do with
make do without
make for
make fun of
make it
make out
make sure
make sure that S + V
make sure + to V
make sense
make up
make up for
襲い掛かる・飛び掛かるなど
逃げる・逃亡するなど
逃げる・脱出する・急ぐなど
持ち逃げする・さらって行くなど
~だと思う・~と判断するなど
~で済ます・~で間に合わすなど
~無しで済ます・~無しで間に合わすなど
~に向かう・~に役立つなど
~をからかう・バカにするなど
やり遂げる・成功するなど
理解する・見分けるなど
必ず~する・確かめるなど
確実にSVするようにするなど
確実に~するなど
なるほどなど
~を構成する・作り話をするなど
埋め合わせをするなど

 

最後に、よく使われる「makeを使った熟語」をまとめてみました。せっかくなので、例文とイラストを交えてご紹介しようと思います。

 

make away「逃げる・逃亡する」など

1.make away「逃げる・逃亡する」など

 

 

・The robber made away with a watermelon.
・泥棒はスイカを持ち去った
⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

・He made away from the town.
・彼は町から離れた
⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「away:離れる」で「逃げる・逃亡する」といった意味になります。感覚的には「力を加えて離れる方向へ変化させる感覚」です。

 

make off「逃げる・脱出する・急ぐ」など

1.make off「逃げる・脱出する・急ぐ」など

 

 

・The getaway car made off at the top speed.
・逃走車は最高速度で逃げて行った

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

・He made off without paying.
・彼はお金を払わすに逃げた

⇒力を加えて方向を変化させるイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「off:離れている」で「逃げる・脱出する・急ぐ」といった意味になります。感覚的には「力を加えて離れる方向へ変化させる感覚」です。

 

make off with「持ち逃げする・さらって行く」など

1.make off with「持ち逃げする・さらって行く」など

 

 

・He made off with my bag.
・彼は私のバッグを持って立ち去った

⇒何かと共に離れる方向へ変化したイメージ

・The thief made off with my wallet.
・泥棒は私の財布を持って立ち去った

⇒何かと共に離れる方向へ変化したイメージ

3つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「off:離れている」+「with:共にある」で「持ち逃げする・さらって行く」といった意味になります。感覚的には「何かと共に離れる方向へ変化するイメージ」

 

make of「~だと思う・~と判断する」など

1.make of「~だと思う・~と判断する」など

 

 

・What do you make of this?
・これどう思う?

⇒原因から意見が生み出されるイメージ

・I don’t know what to make of his behavior.
・彼の行動をどう理解していいのか分かりません

⇒彼の行動から意見が生み出されたイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「of:原因・関係性(分離・所属)」で「~だと思う・~と判断する」といった意味になります。感覚的には「原因から意見が生み出される感覚」

 

make do with「~で済ます・~で間に合わす」など

1.make do with「~で済ます・~で間に合わす」など

 

 

・He has to make do with his small income.
・彼は少ない収入でやりくりしなければならない

⇒少ない収入でなんとかやりくりしていくイメージ

・We have to make do with what we’ve got.
・持ち合わせているものでなんとかする
⇒持ち合わせているものでなんとかするイメージ

3つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「do:物事をちゃんと行う」+「with:共にある」で「~で済ます・~で間に合わす」といった意味になります。感覚的には「物事を無理やり何とか行う感覚」ですね。

 

make do without「~無しで済ます・~無しで間に合わせる」など

1.make do without「~無しで済ます・~無しで間に合わせる」など

 

 

・They made do without foods.
・彼らは食べ物無しでやりくりした

⇒食べ物無しでなんとかやりくりしたイメージ

・She has to make do without smartphone.
・彼女はスマホ無しで過ごさなければならない
⇒スマホ無しでなんとかやりくりするイメージ

3つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「do:物事をちゃんと行う」+「without:共にない」で「~無しで済ます・~無しで間に合わせる」といった意味になります。感覚的には「物事を~無しでなんとか行う感覚」ですね。

 

make it「やり遂げる・間に合う・到着する・都合が付く」など

1.make it「やり遂げる・成功する」など

 

 

・You made it!
・よくやったね!

⇒それをやった(やり遂げた)イメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「it:それ」で「やり遂げる・成功する」といった意味になります。感覚的には「それを作る(やり遂げる)感覚」です。

 


2.make it「間に合う・到着する」など

 

 

・I barely made it to the train.
・かろうじて電車に間に合った

⇒間に合った(やり遂げた)イメージ

・I’m not gonna make it!
・間に合わないよ!

⇒間に合わない(やり遂げられない)イメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「it:それ」で「間に合う・到着する」といった意味になります。感覚的には「それを作る(やり遂げる)感覚」です。

 


3.make it「参加できる・都合が付く」など

 

 

・I can’t make it to work.
・仕事に行けない

⇒仕事に行けない(やり遂げられない)イメージ

・Sorry. I can’t make it.
・ごめん、行けないわ

⇒行くことができない(やり遂げられない)イメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「it:それ」で「参加できる・都合が付く」といった意味になります。感覚的には「それを作る(やり遂げる)感覚」です。

 

make out「理解する・見分ける・書き上げる」など

1.make out「理解する・分かる」など

 

 

・I can’t make out what he says.
・彼が何を言っているのか理解できません

⇒分からなかったものが外へ出てきたイメージ

・I can’t make him out.
・彼が何を考えているのか分からない

⇒分からなかったものが外へ出てこないイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「out:外へ」で「理解する・分かる」といった意味になります。感覚的には「分からなかったものが外へ出てくる感覚」です。

 


2.make out「見分ける・見抜く」など

 

 

・He can’t make out their faces.
・彼は彼らの顔が見分けらない

⇒分からなかったものが外へ出てこないイメージ

・I can’t make out what this says?
・なんて書いてあるか分からない

⇒分からなかったものが外へ出てこないイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「out:外へ」で「見分ける・見抜く」といった意味になります。感覚的には「分からなかったものが外へ出てくる感覚」です。

 


3.make out「書き上げる・記入する」など

 

 

・He made out the form.
・彼は申込書に書き込んだ

⇒申込書を最後まで作ったイメージ

・She made out a check.
・彼女は小切手を切った

⇒小切手を切ったイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「out:最後まで」で「書き上げる・記入する」といった意味になります。感覚的には「最後まで作る(最後までやる)感覚」です。

この他にも「主張する」「仄めかす・暗示する」「対処する」「いちゃいちゃする」などの意味にもなるので、合わせて覚えておいてくださいね。

 

make sure「必ず~する」など

1.make sure「必ず~する」など

 

 

・He made sure of the facts.
・彼は事実を確かめた

⇒事実かどうかを必ず確かめた感覚

・Please make sure.
・必ずご確認ください

⇒必ず確かめる感覚

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「sure:確信」で「必ず~する・確かめる」といった意味になります。感覚的には「必ず作る(必ずやる)感覚」ですね。

 

make sure that S + V「確実にSがVするようにする」など

1.make sure that S + V「確実にSがVするようにする」

 

 

・Make sure you keep your receipt.
・必ずレシートを保管してください

必ずレシートを保管するイメージ

・She made sure that the window was shut.
・彼女は窓が閉まっているのを確かめた

必ず窓が閉まっているかを確認したイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「sure:確信」+「that S + V」で「確実にSVするようにする」といった意味になります。感覚的には「必ずSVを作る(必ずSVをやる)感覚」ですね。

 

make sure + to V「確実に~する」など

1.make sure+ to V「確実に~する」など

 

 

・Make sure to check out the stores online.
・必ずネットでお店を調べておいてください

⇒必ずネットでお店を調べるイメージ

・He makes sure to drink water during practice.
・彼は練習中に必ず水を飲むようにしている

⇒練習中に必ず水を飲むようにしているイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「sure:確信」+「+ to V」で「確実に~する」といった意味になります。感覚的には「必ずSVを作る(必ずSVをやる)感覚」ですね。

 

make sense「なるほど」など

1.make sense「なるほど」など

 

 

・That makes sense.
・なるほどね

道理にかなっているイメージ

・It doesn’t make sense.
・訳が分からない/つじつまが合わない

⇒道理にかなっていないイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「sense:意味・理屈・道理」で「なるほど」などの意味になります。感覚的には「意味・理屈・道理などを作る感覚」です。

 

make up「~を構成する・考え出す」など

1.make up「~を構成する」など

 

 

・I have to make up the list by Monday.
・月曜日までにリストを作らなければなりません

⇒リストを終わりまで作るイメージ

・He’s making up a schedule for the trip.
・彼は旅行の計画を立てているところです

⇒旅行の計画を終わりまで作るイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「up:終わりまで」で「~を構成する」などの意味になります。感覚的に「終わりまで作る感覚」です。

 


2.make up「作り話をする・考え出す」など

 

 

・I made up the story.
・話をでっちあげた

話を作り上げたイメージ

・He’s always making up excuses.
・彼はいつも言い訳ばかりしている

⇒言い訳を作り上げるイメージ

2つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「up:上へ」で「作り話をする・考え出す」などの意味になります。感覚的には「作り上げる感覚」です。

この他にも「決心をする」「仲直りする」「化粧する」「返済する」「かたづける」「和解する」などの意味にもなるので、合わせて覚えておいてくださいね。

 

make up for「埋め合わせをする・取り戻す」など

1.make up for「埋め合わせをする・取り戻す」など

 

 

・Let me make up for this sometime.
・いつか埋め合わせさせてください

⇒これのために作り上げる(埋め合わせ)イメージ

・I must make up for lost time.
・遅れを取り返さなければならない

⇒遅れのために作り上げる(取り戻す)イメージ

3つのイメージ「make:力を加えて変化させる」+「up:上」+「for:方向」などの意味になります。感覚としては「~のために作り上げる感覚」ですね。

この他に有名な表現として「make up one’s mind(決心する)」という表現もあります。

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「makeが使われている表現」をまとめてみましたが、こうやって改めてまとめると、makeを使った表現って多いですよね?

ですが、どのような文にせよ、makeのイメージ「力を加えて変化させる」という感覚は常に活きています。主語とmakeの後ろにつづく語句が、どんなに複雑になろうとも「力を加えて変化させる」を意識することで、文全体の意味も理解しやすくなります。

英語はイメージが非常に重要な言語ですので、日本語の意味だけでなく、英語本来のイメージも覚えるようにしましょう。

 

 

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