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これで完璧!前置詞「at」の4つの意味と使い方!英語のイメージで表現の幅を広げよう!

 

 

前置詞の「at」と言えば、一般的には「~に」や「~で」という意味でお馴染みですよね?

実際、前置詞「at」は日本語で言うところの「~に・~で」という意味で使うことができますが、それは前置詞「at」のイメージから生みだされた意味の1つにすぎません。では、他に「at」には、どのような使い方があるのでしょうか?

今回の記事では「atのイメージと正しい使い方」を例文とイラストでじっくり解説していきます。

 

 

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「atのイメージ」

 

 

前置詞「at」のイメージですが「ある一点」になります。そのため、場所と一緒に使うと「その場所」といった感じになりますし、時間と一緒に使うと「その時間」といった感じで、その一点を指すことになります。

 

●前置詞「at」は「ある一点」のイメージ
・at the corner ⇒ その角
・at 10 ⇒ 10時に
・at lunch ⇒ 昼食中
・at his success ⇒ 彼の成功を
※地点・時点・ポイントなどが「at」が指す点

 

さて、そんな「ある一点」のイメージがある前置詞「at」ですが、大きく4つの用途に分けることができます。

1.場所の一点「at」
2.時間の一点「at」
3.活動・状態の一点「at」
4.対象・原因・特定の一点「at」

では、せっかくなので、それぞれのか使い方を例文とイラストを交えながら見ていきましょう。

 

 

場所の一点「at」

 

 

1つ目の「at」は「場所の一点のat」です。具体的な例をあげると「その角で会う」や「そのオンラインショップで買う」や「学校で学ぶ」など「場所(地点)」を表現できます。

 

 

・They met at the corner.
・彼らはその角で会った

⇒角という一点

・She bought it at the online shop.
・彼女はそれをそのネットショップで買いました

⇒そのネットショップという一点

・We study economics at school.
・私たちは学校で経済を学んでいます

⇒学校という一点

前置詞「at」のイメージは「ある一点」なので、その場所を「点」として捉えている感覚、地図上でその場所を指す感じになります。

場所を「点」として捉えているため、例えば「at the mall」といえば、ショッピングモール全体を指します。中の施設や物理的な広さは関係ありません。

 

場所:前置詞「at」と前置詞「in」の違い

前置詞「in」は前置詞「at」と同じように「場所」を指すことができますが。以下のようにニュアンスが異なります。

・He is at home. ⇒ 家を点として捉えている
※ある一点が「at」のイメージ

・He is in his house ⇒ 家をある程度の範囲として捉えている
※ある空間の中が「in」のイメージ

前置詞「at」のイメージは「ある一点」なので「点」として捉えています。一方の前置詞「in」のイメージは「ある空間の中」なので「ある程度の範囲」として捉えています。

 

 

また、前置詞「at」は「その場所にいる」というだけでなく「その場所で何かしらの活動をしている」という感覚が宿ります。

なので、場所を表現する「at」が使われている場合、聞き手は「家でくつろいだり、家事をしたりなどの活動をしているんだな」と何かしらの活動をイメージします。

 

 

時間の一点「at」

 

 

2つ目の「at」は「時間の一点のat」です。具体的な例をあげると「8時に起きる」や「クリスマスを過ごす」や「30歳で開業する」など「ある時点」を表現できます。

 

 

・I got up at 7.
・7時に起きました

⇒7時という時点

・She spent time with him at Christmas.
・彼女は彼とクリスマスを過ごした

⇒クリスマスという時点

・He established his own hospital at 30.
・彼は30歳で自分の病院を開業した

⇒30歳という時点

前置詞「at」のイメージは「ある一点」なので、その時間を「点」として捉えている感覚です。時間を「点」として捉えているため。時間としての広がりがなく「時刻」などを示すのにピッタリの表現です。

 

時間:前置詞「at」と前置詞「on」と前置詞「in」の違い

前置詞「in」や「on」も前置詞「at」と同じように「時間」を表現ことができますが。以下のようにニュアンスが異なります。

●at ⇒ 特定の瞬間を指す
・at 10 pm(10時)
・at noon (正午)
・at the moment(その瞬間)
⇒時間の流れの中の短い一点を指すため広がりがない
※ある一点が「at」のイメージ

●on ⇒ 日付や曜日を固まりとして捉える
・on Sunday (日曜日)
・on 25 October(10月25日)
・on Christmas Day(クリスマスの日)
⇒時間を1つの固まり(曜日など)で捉えて出来事を述べる
※接触が「on」のイメージ

●in ⇒ 時間をある程度の範囲がある期間として捉える
・in July (7月)
・in summer(夏)
・in 2022 (2022年)
・in future (将来)
⇒時間をある程度範囲のある期間(季節など)として捉える
※ある空間の中が「in」のイメージ

前置詞「at」は「ある一点」なので「点(時刻など)」として捉え、前置詞「on」は「接触」なので「固まり(曜日など)」として捉え、前置詞「in」は「ある空間の中」なので「期間(季節など)」として時間を捉えるという違いがあります。

 

 

活動・状態の一点「at」

 

 

3つ目の「at」は「活動・状態の一点のat」です。具体的な例をあげると「仕事中」や「昼食中」や「授業中」といった感じで「継続している動作や状態の一点」を表現します。

 

 

・He is at work.
・彼は仕事中です

⇒仕事という活動の一点

・We are at lunch now.
・今、昼食中です

⇒昼食という活動の一点

・He is at school.
・彼は授業中です

⇒学校での活動の一点

・He is at home.
・彼は家にいます

⇒家での活動の一点

前置詞「at」のイメージは「ある一点」なので、その活動や状況の「一点」を切り取っている感覚です。

 

 

対象・原因・特定の一点「at」

 

 

4つ目の「at」は「対象・原因・特定のat」です。具体的な例をあげると「私のことを見る」や「ニュースに驚いた」や「英語が得意」といった感じで「その動作が至る対象」や「その動作の原因」などを表現できます。

 

 

・He is good at English.
・彼は英語が得意です

⇒英語という特定の一点

・She is staring at me.
・彼女は私のことをじとっと見ている

⇒私という一点(対象)

・He is surprised at the news.
・彼はそのニュースに驚いた

⇒ニュースという一点(原因)

・She got it at a reasonable price.
・彼女はそれを手ごろな価格で購入しました

⇒価格という特定の一点

・Water boils at 100 degrees.
・水は100度で沸騰する

⇒100度という特定の一点

前置詞「at」のイメージは「ある一点」なので、「何か(対称・特定・原因)」を指し示すことがきます。

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたか?「atのイメージ」は掴めましたでしょうか?

前置詞「at」は一般的には「~に」で「~で」という意味で使われていますが、それは「ある一点」から生まれています。

イメージが「ある一点」なので、場所に使えば「地点」、時間に使えば「時点」を指し、活動や状態に使えば「継続している活動や状態の切り取り」といった感じになります。また、その点を指すイメージから「対象」を指したり、「原因」を「特定」するなどの意味にもなります。

非常に幅広く応用の利く単語ですが、前置詞「at(ある一点)」のイメージは生きているので、意識しながら様々な表現に触れるようにしましょう。

 

 

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