英語で「美味しい」は?ネイティブが日常的に使う3つの表現
海外旅行へ出かけた時、海外の友人の家へ遊びに行った時など、その土地ならではのローカルフードを食べる機会ってありますよね?
そんな食事の際に、いろいろと感想を伝えたいのに、「It’s delicious.(美味しい)」しか言えないという人も少なくありません。特に食事は外国の人とコミュニケーションをとる良い機会ですし、食を通じて話が弾めばコミュニケーションも広がります。
そこで、今回は実際にネイティブもよく使う「美味しい」の表現を3つお伝えします。
この記事の目次
「美味しい」日常的に最もよく使われる表現
今回、最初にご紹介する「美味しい」の表現は「It’s good.」です。
美味しいというと「delicious」を思い浮かべる人が多いと思いますが、ネイティブは「It’s delicious.(美味しい)」よりも「It’s good.(美味しい)」の方をよく使います。もちろん「delicious」でも間違いではないのですが、そちらは、普通に美味しいというよりも「史上最高に美味しい」というくらいのレベルの時に使う表現なので、あまり一般的ではありません。
但し、「good」という単語は、「良い」というイメージよりも「悪くないけど、良い方」くらいのイメージになるので、この表現を「美味しい」という意味で使う際には、その気持ちが伝わる明るいトーンと表情で使う必要があります。逆に少し低めの暗いトーンで「It’s good.」と言ってしまうと、相手は「あぁ、悪くないけど気に入ってはいないな」と感じてしまうので注意しましょう。
もし、明るいトーンで伝える自信がないのであれば、よりポジティブなイメージが付く「so」などの単語を補って「It’s so good.(とても美味しい)」と言ったり、他の単語を使って「It’s nice. / It’s wonderful. / It’s excellent. / It’s awesome.」のように表現するのも手です。
また、もし、その食べ物がすごく美味しかった場合は、「good」の最上級を使って「It is the best ~ I ever had.(今まで食べた中で一番の~です)」というように表現してしまっても良いと思います。
・This pasta is good.
・このパスタおいしいね
・This is good.
・これおいしいね
・It’s good, isn’t it?
・おいしいでしょ?
「美味しい」詳しい味を表現したい時
つづいての「美味しい」の表現は「It tastes great.」です。
こちらの表現で使われている「taste」という単語は「~の味がする」というイメージなので、より詳しく味に言及したい時に使える表現です。普通に美味しいと言いたい時には「It tastes great. / It tastes good.」のようにポジティブな単語を使って表現できますし、詳しく味に言及したい時には「It tastes like strawberry.(イチゴのような味がする)」のように表現することもできます。
使う単語によって「幅を広げることができる」ので、いろいろな単語と組み合わせて練習してみてください。
・The pizza tastes good.
・このピザは美味しい
・This meat dish doesn’t taste good.
・この肉料理は美味しくない
・The pasta with white clam sauce tasted very good.
・ホワイトクラムソースのパスタはとても美味しかった
「うまー(゚д゚)」子供や女性が使う表現
つづいての「美味しい」の表現は「yummy.」です。
こちらの表現は、海外ドラマや映画などでよく使われるので耳にしたことがあるという人も多いと思いますが、どちらかと言えば「美味しい」の幼児語になるので大人はあまり使いません。使うとしても女性がカジュアルな場面などで使うといった感じの表現です。
また、「美味しい」から派生して「性的な魅力がある」という意味のスラングで使われることがある単語なので、仮に使う場合は使いどころを注意して使うようにしましょう。
・It’s yummy!
・美味しい!
・That was yummy meal.
・美味しいごはんでした
・Mommy,this cookie is so yummy.
・ママ、このクッキーすごく美味しい!
「番外編:食感」食感を伝えたい時に使える単語
最後に「美味しい」だけでなく「食感」を伝えるために使える単語をいくつか紹介します。
1つ目の食感に関する単語は「juicy(みずみずしい)」です。こちらは日本語でもよく使う表現なので、馴染み深いですよね?日本語では「ジューシー」ですが、英語でもそのまま「juicy」で大丈夫です。
2つ目は「creamy(クリーミー)」です。こちらも食レポなどでよく聞く単語なので、ご存知の方も多いと思います。欧米系の料理ではよくある食感なので使ってみると良いでしょう。
3つ目は「fluffy(ふわふわした)」です。単語の綴りからもなんとなく「ふわふわ感」が伝わってきそうな気がしますね。この単語には「綿毛」のイメージがあるので、例えば「This bread is so fluffy.(このパンはとてもふわふわしている)」のように使うことができます。また食べ物だけでなく「fluffy hair(ふわふわした髪)」のように「ふわふわしたモノ全般」に使うことができるので覚えておきましょう。
・I like the creamy tomato soup.
・そのクリーミーなトマトスープが好きだね
・What makes meat juicy and tender?
・何が肉をジューシーで柔らかくするんだろう
・This easy pancake recipe makes light and fluffy pancakes.
・この簡単なパンケーキレシピで軽くてふわふわのパンケーキができます
「動画で復習しよう」
いかがでしたでしょうか?
食事の場面で「味の感想を伝える」というシーンは非常に多くあります。今回ご紹介した表現の他にも「I love it.(これ好きです)」のように「美味しい」と伝える表現は沢山あります。ですが、どの表現を使うにしても「美味しい」と言われた相手は嬉しくなるはずですので、気持ちが伝わるように、是非いろいろな表現を身に付けておくようにしましょう。
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