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英語で「忙しい」は「busy」だけ?状況で使い分ける4つの表現

脱マンネリ英会話  

 

 

英語で「忙しい」というと、「I’m busy.」という表現が真っ先に思いつきますよね?

ですが「忙しい」と一言でいっても、「忙しさの度合い」や「何が忙しいのか?」など、状況に合わせて様々な表現があります。

そこで今回は、英語で「忙しい」と伝えるための表現をお伝えしていこうと思います。

 

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「忙しい」やる事がたくさんある時

 

 

今回、最初にご紹介する「忙しい」の表現は「have a lot to do」です。

こちらは、フレーズというよりは「I have a lot to do.(やる事がたくさんある)」と素直に表現した形になります。

使いどころとしては「仕事でもプライベートでも用事がたくさんある」という時に使える表現になるので、基本的には「I’m busy.」と同じ意味になるのですが、「I’m busy.(私は忙しい)」と直で述べるよりも「やる事がたくさんある」と、「忙しい」と直接言わずにワンクッション入れることができるので、受け手が感じる印象が柔らかなくなります。

また「忙しい理由を明確にしたい時」にも使え、仕事で忙しいのならば「やらなければならない仕事がたくさんある(I have a lot of work to do.)」といった感じで、理由を明確にすることもできますし、逆に「忙しい理由を曖昧にした時」には、「I have a lot to do.(やる事がたくさんある)」という感じで、理由を曖昧にすることもできます。更に「今日はやる事がたくさんある(I have a lot to do today.)」のように、日時を表す語句と一緒に使えば「いつ忙しいのか?」も表現できるので、合わせて覚えておきましょう。

 

●「have a lot to do」を使った例文
・I had a lot to do this weekend. So I forgot to do my homework.
・今週末はすごく忙しかったんです。だから宿題をやるのを忘れてしまいました!
●「have a lot to do」を使った会話文
・Aさん : Why don’t we go dinner tonight?
・Aさん : 今夜、食事でもどう?
・Bさん : Sorry. I have a lot to do tonight.
・Bさん : 今夜はやる事があるから、ごめんね

 

 

「忙しい」慌ただしい忙しさがある時

 

 

つづいての「忙しい」の表現は「hectic」です。

こちらの表現は、ただ忙しいのではなく「慌ただしいくらいの忙しさ」を表現する際に使います。なので、忙しさの度合いで言えば「busy」よりも上になります。

ポイントは「慌ただしい」という状況を表す単語のため、「今日は慌ただしい日だった(Today was a hectic day.)」という風に状況を表すために使うことは出来ても「I’m hectic.」のようには使えない点です。もし仮に「I’m hectic.」と言ってしまったら、「私=慌ただしい」つまり「私は慌ただしい人です」という意味になってしまいますので、注意しましょう。

 

●「hectic」を使った例文
・It’s been so hectic these days.
・このところずっと忙しい
・It was a hectic day today. / I had a hectic day.
・今日は忙しい日だった
・We both had hectic days at work.
・私たち、仕事でてんてこまいの日々だったね

 

 

「忙殺される」溺れるくらいの忙しさ

 

 

つづいての「忙しい」の表現は「be swamped」です。

こちらの表現は、元々「swamp」という単語には「水没する」という意味があるため、そこから派生してできた表現で、イメージとしては「忙しさに溺れているメージ」になります。

より詳しい内容「具体的に忙しい理由」を述べる場合には、「仕事で忙殺されている(I’m swamped with work right now.)」のように「前置詞(with)」と共に用いてあげるようにしましょう。

 

●「be swamped」を使った例文
・I’m swamped with work right now.
・いま仕事に終われてるよ
・I need to write 100 scripts for my videos in three days. I’m totally swamped.
・3日で動画100本の台本書かなきゃならないんだ。マジ忙しいよ
・We’ve been absolutely swamped ever since the famous actress mentioned our company.
・有名女優がうちの会社のことを取り上げてから非常に忙しい

 

 

「手が離せない」仕事や用事に拘束されている時

 

 

最後の「忙しい」の表現は「be tied up」です。

こちらの表現は、元々「tied up」に「紐などで縛られている」という意味があるため、そこから派生してできた表現で、イメージとしては「忙しさに拘束されているメージ」になります。

先程の「be swamped」と同様に連想しやすいので、分かりやすい表現ですよね?

 

●「tied up」を使った例文
・I’m tied up right now.
・今、手が離せません
・Sorry,I’ll be late. I’m tied up in traffic.
・ごめん遅れそうだわ。渋滞にはまっちゃって
●「tied up」を使った会話文
・Aさん : Hey dude! Will you come to the party at 7?
・Aさん : よう~ 7時のパーティくる?
・Bさん : I got tied up at work. I don’t think I can come.
・Bさん : 仕事が立て込んでて。行ける気がしないよ

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した「忙しい」の表現は、元々の単語のイメージから連想しやすい表現が多く、日本語でも同じような発想をすることがあるので、理解しやすかったのではないでしょうか?

英語は、その英単語が持つ「イメージ」から、様々な日本語の意味を生み出されることが多いので、英を日本語の意味と照らし合わせて覚える際には、必ず「英語本来のイメージ」も一緒に掴むようにしましょう。

 

 

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