英語で「久しぶり」は?「Long time no see.」以外の表現
長らく会ってない友人や知人などに久々に会った時、日本語だと「久しぶりだね」などの挨拶をすることありますよね?
同じように英語でも「久しぶり」に相当する表現がいくつかあるのですが、あなたは英語で「久しぶり」と言えますか?特に外国の友人などは、遠くに住んでいるので久々に会うことが多いと思います。
そこで今回は、海外の友人などに久々に会った時に使える「久しぶり」の表現をご紹介いたします。
「久しぶり」日常的に使える表現
今回、最初にご紹介する「久しぶり」の表現は「It’s been a while. (It’s been a long time.)」です。
こちらは、日常的に使われる表現で「It’s been a while.」の中で使われている「It’s」は「It hasの略」になります。なぜ、「It hasなのか?」と言うと、「現在完了形」で過去と現在の繋がりを表現することで「会っていなかった期間を強調し、その期間が終わったことを表現することができるから」です。
もし仮に「現在完了形」ではなく「現在形」を用いて、「It is a while since we met before.」などにすると、「私たちは前に会ってからしばらくたった」のように、ただ単に「事実を述べるだけ」の文になります。
なので、「久しぶり」のニュアンスを出したい時には「現在完了形」を使うようにしましょう。
・Hi, how are you? It’s been a while.
・元気?久しぶりだね
・It’s been a while since I went to school.
・学校に行くの久しぶりだな
・It’s been a long time since we met before.
・以前会って以来久しぶりだね
「久しぶり」かなり長い期間の際に使える表現
つづいての「久しぶり」の表現は「It’s been ages.」です。
こちらの表現は、「It’s been a while.」よりも、更に長い間会っていなかった時などにピッタリの表現です。よく、海外ドラマや映画などで「高校や大学などを卒業以来会っていなかった女性同士」が偶然ばったり会って、キャーキャー盛り上がっているアレです。だいたい、その後は「実は学生時代は嫌いだった」みたいな展開が多いのですが
ポイントは、「It’s been ages.」で使われている「age」という単語で、この単語には元々「時代」などのイメージがあるので、そこから「長い間」という感覚が生まれています。
・Hi, how have you been? It’s been ages.
・元気だった?久しぶりだね
・It’s been ages since I saw you last.
・前回会ってから、ずいぶん久しぶりだね
・It’s been ages since I ate Ramen noodle.
・ラーメン食べるの久しぶりだよ
「〇〇ぶり」具体的な期間を表現したい時
つづいての「久しぶり」の表現は「For the first time in ~ days (months / years).」です。
こちらの表現は、これまで紹介してきた表現とは異なり、「具体的にどれくらいの期間が空いているのか?」を述べたい時に使います。なので、例えば「5年ぶりにニューヨークへ行った」などと言いたい場合などには「I went to NY for the first time in 5 years.」といった感じで使います。
具体的な期間に言及できるのが、こちらの表現の利点ですね。
・I met him for the first time in ten years.
・彼に10年ぶりに会った
・I’m going to France for the first time in 3 years.
・3年ぶりにフランスに行くの
・For the first time in 13 years, this flower will bloom today.
・13年ぶりに、今日この花は咲くだろうう
「久しぶり」お馴染みの表現
最後の「久しぶり」の表現は「Long time no see.」です。
こちらの表現は、お馴染みの表現なのでご存知の方も多いですよね。会話で使う際には省略して「Long time.」と言う人もいますし、久しぶりに直接会ったのではなく、電話やメールなどで使う際には「Long time no talk. 」という感じでアレンジすることもできます。
・Long time no see. How are you?
・久しぶり、元気?
・Long time no see. – It really is.
・久しぶり – 本当にね
「動画で復習しよう」
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した「久しぶり」だけでなく、言葉には「シチュエーション」や「相手との関係性」に合わせて、伝えたい内容が同じでも表現を変えた方が伝わりやすいとが多くあります。
日本語では思いつくのに、英語でピッタリの表現が思いつかないという時は「その表現で伝えたいことは何なのか?」に思いを巡らせて、英語に置き換えてみる良いでしょう。
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