例文で解説!「correct、right、true、accurate、exact」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「correct と right と true と accurate と exact の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「correct と right と true と accurate と exact のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「correct と right と true と accurate と exact」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
correct | 正解 | 正しい |
right | 道徳的に正しい | 正しい |
true | 真実・事実 | 本当の |
accurate | 正確・的確 | 正確な |
exact | 一致 | 正確な |
「correct」のニュアンス
「correct」の意味:(正しい)
・He said a correct answer.
・彼は正しい答えを言った
⇒彼が正解を言ったイメージ
correctのイメージは「正解」です。感覚的には「彼が正解を言った感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は正しい答えを言った」という意味になります。
●具体的な例(正解が存在する物事)
・クイズの答え
・算数の問題の答え
・法律で決められていること
正しい答え(正解と不正解がある問題)などに使われるのがポイントです。主観的ではなく客観的にも見ても「絶対に正しい」という場合ですね。
「right」のニュアンス
「right」の意味:(正しい)
・He said a right answer.
・彼は正しい答えを言った
⇒彼が道徳的に正しい答えを言ったイメージ
rightのイメージは「道徳的に正しい」です。感覚的には「彼が道徳的に正しい答えを言った感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は正しい答えを言った」という意味になります。
●具体的な例(人それぞれに正解が存在する物事)
・何かの判断
・同調 or 個性
・断捨離 or 後生大事
道徳的に正しい(一般的に正しい)と思われる際に使われるのがポイントですね。「人によって正解不正解が分かれる物事」に当てはまります。
※感覚的に正しい・社会的に正しい
「true」のニュアンス
「true」の意味:(本当の)
・He said a true answer.
・彼は本当の答えを言った
⇒彼が本当の答えを言ったイメージ
trueのイメージは「真実・事実」です。感覚的には「彼が本当の答えを言った感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は本当の答えを言った」という意味になります。
●具体的な例(真実や事実に合致している物事)
・本心
・真実の噂
・実話に基づく物語
事実や真実(本当であるの時)に使われるのがポイントです。
「accurate」のニュアンス
「accurate」の意味:(正確な)
・This watch is accurate.
・この時計は正確だ
⇒この時計が正確であるというイメージ
accurateのイメージは「正確・的確」です。感覚的には「この時計が正確であるという感覚」なので、上記の例文の場合は「この時計は正確だ」という意味になります。
●具体的な例(正確で間違いがない物事)
・予測が正確
・測定が正確
・計算が正確
何かが正確であり「間違いがない時に使われる」のがポイントです。
「exact」のニュアンス
「exact」の意味:(正確な)
・We need to know the exact time.
・我々は正確な時間を知る必要があります
⇒我々が正確な時間を知る必要があるイメージ
exactのイメージは「一致」です。感覚的には「我々が正確な時間を知る必要がある感覚」なので、上記の例文の場合は「我々は正確な時間を知る必要があります」という意味になります。
●具体的な例(寸分の狂いもない物事)
・正確な時間
・正確な距離
・正確な金額
寸分の狂いもなく「何かが何かに正確に合致する際に使われる」のがポイントですね。
「correct と right と true と accurate と exact」の例文
「correct」の例文
・He told us correct information.
・彼は私たちに正しい情報を教えてくれた
⇒彼が私たちに正しい情報を教えてくれたイメージ
correctのイメージは「正解」です。感覚的には「彼が私たちに正しい情報を教えてくれた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は私たちに正しい情報を教えてくれた」という意味になります。
「right」の例文
・His decision was right.
・彼の決断は正しかった
⇒彼の決断が一般的に正しかったイメージ
rightのイメージは「道徳的に正しい」です。感覚的には「彼の決断が一般的に正しかった感覚」なので、上記の例文の場合は「彼の決断は正しかった」という意味になります。
「true」の例文
・This movie is based on a true story.
・この映画は実話に基づいています
⇒この映画が実話に基づいているイメージ
trueのイメージは「真実・事実」です。感覚的には「この映画が実話に基づいているという感覚」なので、上記の例文の場合は「この映画は実話に基づいています」という意味になります。
「accurate」の例文
・His predictions proved accurate.
・彼の予測は正確だということが証明された
⇒彼の予測が正確であることが証明されたイメージ
accurateのイメージは「正確・的確」です。感覚的には「彼の予測が正確であることが証明された感覚」なので、上記の例文の場合は「彼の予測は正確だということが証明された」という意味になります。
「exact」の例文
・I was thinking the exact same thing.
・私も全く同じこと考えていました
⇒私も全く同じこと考えていたというイメージ
exactのイメージは「一致」です。感覚的には「私も全く同じこと考えていたという感覚」なので、上記の例文の場合は「私も全く同じこと考えていました」という意味になります。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ
同じ正しいをするを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「correct と right と true と accurate と exact」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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