例文で解説!「watch over」と「look after」と「take care of」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「watch over と look after と take care of の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「watch over と look after と take care of のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「watch over と look after と take care of」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
watch over | 見守り | ~を見守る |
look after | 見守りとサポート | ~を見守る |
take care of | お世話 | ~を見守る |
「watch over」のニュアンス
「watch over」の意味:(~を見守る)
・She watched over my cat yesterday.
・彼女は昨日私の猫を見守ってくれました
⇒彼女が昨日私の猫を見ていてくれたイメージ
watch overのイメージは「見守り」です。感覚的には「彼女が昨日私の猫を見ていてくれた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は昨日私の猫を見守ってくれました」という意味になります。
基本的には「見守り」がメインになるので「面倒を見る」といった感じですね。
・over ⇒ 上の方を覆って
「look after」のニュアンス
「look after」の意味:(~を見守る)
・She looked after my cat during holiday.
・彼女は休暇中私の猫の世話をしてくれました
⇒彼女が休暇中私の猫の世話をしてくれたイメージ
look afterのイメージは「見守りとサポート」です。感覚的には「彼女が休暇中私の猫の世話をしてくれた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は休暇中私の猫の世話をしてくれました」という意味になります。
基本的には「後ろから見守りながら必要に応じてサポートもする」といった感じです。
・after ⇒ 対称になるモノの後についていく
「take care of」のニュアンス
「take care of」の意味:(~だと分かる)
・She takes care of the cats.
・彼女は猫の世話をしています
⇒彼女が日常的に猫の世話をしているイメージ
take care ofのイメージは「お世話」です。感覚的には「彼女が日常的に猫の世話をしている感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女は猫の世話をしています」という意味になります。
常日頃から「日常的に世話をしている」といった感じです。
・care ⇒ 注意を向ける
・of ⇒ 切っても切れない繋がり
「watch over と look after と take care of」の例文
「watch over」の例文
・The god watches everything.
・神は全てを見守っています
⇒神が全てを見守ってるイメージ
watch overのイメージは「見守り」です。感覚的には「神が全てを見守ってる感覚」なので、上記の例文の場合は「神は全てを見守っています」という意味になります。
文字通り「覆うように(over)見守る(watch)」なので簡単ですね。
神様が見守っているという意味なので「上から覆うように見守る意識はぴったり」だと思います。
「look after」の例文
・They look after each other.
・彼らはお互いの世話をしています
⇒彼らがお互いにサポートをしあっているイメージ
look afterのイメージは「見守りとサポート」です。感覚的には「彼らがお互いにサポートをしあっている感覚」なので、上記の例文の場合は「彼らはお互いの世話をしています」という意味になります。
文字通り「後ろから(after)意識的に目を向ける(look)」なので簡単ですね。
先ほどの「wacth over」に比べると目を向けている分「世話をする意識が強い」のがポイントです。
「turn out」の例文
・She always takes care of her drunk friend.
・彼女はいつも酔った友達の世話をしています
⇒彼女が常日ごろから酔った友人の世話を引き受けているイメージ
take care ofのイメージは「お世話」です。感覚的には「彼女が常日ごろから酔った友人の世話を引き受けている感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女はいつも酔った友達の世話をしています」という意味になります。
先ほどの「watch over」や「look after」よりも世話をする感覚が強く「日常的なお世話や長期的にお世話をする際」に使われます。
文字通り「誰かや何かの(of)お世話を(care)取る(take)」なので簡単ですね。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ見守るを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「watch over と look after と take care of」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
【学校では教えてくれない英語のイメージを知りたい方へ】

英語の本来のイメージを『ネイティブ感覚インストール講座』にてお伝えしております。当サイトではお伝えしていない内容も動画で配信中。
オリジナル英会話教材 ⇒ ネイティブ感覚インストール講座
長い間英語を勉強してきて、英単語もたくさん覚えてきたはずなのに、「英語を話す際に言葉に詰まってしまう」、そんなお悩みがある方にお薦めの講座です。ご興味のある方はぜひご覧ください。