例文で解説!「speak」と「speak to」と「speak with」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「speak と speak to と speak with の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「speak と speak to と speak with のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「speak と speak to と speak with」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
speak | 声を発する | ~を話す |
speak to | 人に話しかける | ~に話しかける |
speak with | 人と話す | ~と話す |
「speak」のニュアンス
「speak」の意味:(~を話す)
・He speaks English.
・彼は英語を話します
⇒彼が英語を話すイメージ
speakのイメージは「声を発する」です。
感覚的には「英語を発する感覚」なので、上記の例文の場合は「彼が英語を話すニュアンス」になります。
「speak to」のニュアンス
「speak to」の意味:(~に話しかける)
・He spoke to her in English.
・彼は彼女に英語で話しかけた
⇒私がその製品に関するリクエストを彼の会社に送ったイメージ
speak toのイメージは「人に話しかける」です。
感覚的には「彼女に英語で話しかけた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼が彼女に英語で話しかけたニュアンス」になります。
「speak with」のニュアンス
「speak with」の意味:(~と話す)
・I spoke with her in English.
・私は彼女と英語で話した
⇒私が彼女と英語で話したイメージ
speak withのイメージは「人と話す」です。
感覚的には「彼女と英語で話した感覚」なので、上記の例文の場合は「私が彼女と英語で話したニュアンス」になります。
「speak と speak to と speak with」の例文
「speak」を使った例文
・I spoke about the matter.
・私はその件について話しました
⇒私がその件について話したイメージ
speakのイメージは「声を発する」です。
感覚的には「その件について話した感覚」になるので、上記の例文の場合「私はその件について話した」という意味なります。
つまり「その件について発信した」というニュアンスですね。
「speak to」を使った例文
・I spoke to her about the matter.
・私はその件について彼女に話しました
⇒私がその件について彼女に話したイメージ
speak toのイメージは「人に話しかける」です。
感覚的には「その件について彼女に話した感覚」なので、上記の例文の場合は「私はその件について彼女に話しました」という意味になります。
つまり「その件について彼女に話した」というニュアンスですね。
「speak with」を使った例文
・I spoke with her about the matter.
・私はその件について彼女と話しました
⇒私がその件について彼女と話したイメージ
speak withのイメージは「人と話す」です。
感覚的には「その件について彼女と話した感覚」なので、上記の例文の場合は「私はその件について彼女と話しました」という意味になります。
つまり「その件について彼女と話し合った」というニュアンスですね。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ話すを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの単語「speak と speak to と speak with」のイメージを掴んで掛け合わせることが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識しながら、英語に触れることも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴んでいくようにしましょう。
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