例文で解説!「try to」と「try ~ing」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「try to と try -ing の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「try to と try -ing のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「try to と try -ing」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
try to | これから試す(未来) | ~しようとする |
try -ing | 既に試してみた(過去) | ~してみた |
「try to」のニュアンス
「try to」の意味:(~しようとする)
・He tried to climb the mountain.
・彼は山に登ろうとしました
⇒彼が山に登ろうと挑戦してみたイメージ
※結果的に登頂に失敗した
try toのイメージは「これから試す(未来)」です。感覚的には「彼が山に登ろうと挑戦してみた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は山に登ろうとしました」という意味になります。
山登りなどの「本人にとって難しいことや困難なことに挑戦するニュアンス」ですね。なので「tried to(過去形)」にした場合は「試してみしたけど失敗したときに使うことが多い」です。
・to ⇒ 到達点
「try -ing」のニュアンス
「try -ing」の意味:(~してみた)
・He tried climbing the mountain.
・彼は山に登ってみました
⇒彼が試しに山に登ってみたイメージ
※実際に山に登れた
try -ingのイメージは「既に試してみた(過去)」です。感覚的には「彼が試しに山に登ってみた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は山に登ってみました」という意味になります。
山登りなどの「本人にとってはできそうなことを実際にやってみたニュアンス」ですね。なので「tried -ing(過去形)」にした場合は「実際にやって成功したときに使うことが多い」です。
・-ing ⇒ 動作
「try to と try -ing」の例文
「try to」の例文
・I tried to open the safe, but I couldn’t do it.
・金庫を開けようとしたが開けられなかった
⇒金庫を開けようと挑戦してみたイメージ
※結果的に金庫を開けるのに失敗した
try toのイメージは「これから試す(未来)」です。感覚的には「金庫を開けようと挑戦してみた感覚」なので、上記の例文の場合は「金庫を開けようとしたが開けられなかった」という意味になります。
「try -ing」の例文
・I tried opening the safe, but it was empty.
・金庫を開けてみましたが中身は空でした
⇒金庫を試しに開けてみたイメージ
※実際に金庫を開けるのに成功した
try -ingのイメージは「既に試してみた(過去)」です。感覚的には「金庫を試しに開けてみた感覚」なので、上記の例文の場合は「金庫を開けてみましたが中身は空でした」という意味になります。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ試すを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「try to と try -ing」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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