例文で解説!「remember to」と「remember ~ing」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「remember to と remember -ing の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「remember to と remember -ing のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「remember to と remember -ing」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
remember to | 予定や未来の出来事を覚えている | ~をするのを覚えている |
remember -ing | 過去の出来事を覚えている | ~をしたのを覚えている |
「remember to」のニュアンス
「remember to」の意味:(~をするのを覚えている)
・Please remember to call my mother.
・忘れずに私の母に電話してください
⇒忘れずに私の母親に電話することを覚えておくイメージ
remember toのイメージは「未来の出来事を覚えている」です。感覚的には「忘れずに私の母親に電話することを覚えておく感覚」なので、上記の例文の場合は「忘れずに私の母に電話してください」という意味になります。
文字通り「電話すること(to call)を覚えている(remember)」なので簡単ですね。
・to ⇒ 到達点
「remember -ing」のニュアンス
「remember -ing」の意味:(~をしたのを覚えている)
・He remembered calling my mother.
・彼は私の母に電話したことを覚えていました
⇒彼が私の母親に電話したことを覚えていたイメージ
remember -ingのイメージは「過去の出来事を覚えている」です。感覚的には「彼が私の母親に電話したことを覚えていた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は私の母に電話したことを覚えていました」という意味になります。
文字通り「電話したという動作(calling)を覚えている(remember)」なので簡単ですね。
・-ing ⇒ 動作
「remember to と remember -ing」の例文
「remember to」の例文
・Please remember to tell him the news.
・忘れずに彼にそのニュースを伝えてください
⇒彼にそのニュースを伝えるのを忘れないでおくイメージ
remember toのイメージは「未来の出来事を覚えている」です。感覚的には「彼にそのニュースを伝えるのを忘れないでおく感覚」なので、上記の例文の場合は「忘れずに彼にそのニュースを伝えてください」という意味になります。
「forget -ing」の例文
・I remember telling him the news.
・私は彼にそのニュースを話したのを覚えています
⇒私は彼にそのニュースを伝えたという出来事を覚えているイメージ
remember -ingのイメージは「過去の出来事を覚えている」です。感覚的には「私は彼にそのニュースを伝えたという出来事を覚えている感覚」なので、上記の例文の場合は「私は彼にそのニュースを話したのを覚えています」という意味になります。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「同じ覚えているを意味する語句」でもニュアンスが異なるのが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「remember to と remember -ing」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。
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