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例文で解説!「think of」と「think about」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「think of と think about の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「think of と think about のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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「think of と think about」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
think of 明確に考える
率直な感想
~のことを考える
~を思い返す
~を思い出す
think about あれこれ漠然と考える
いろいろな感想
~について考える
~に思いを巡らす

 

 

 

「think of」のニュアンス

 

 

「think of」の意味:(~のことを考える)

・I’m thinking of you.
・あなたのことを考えています

⇒恋人や会えない家族や友人のことを考えるイメージ
※特定の人物事について考える

ofのイメージは「切っても切れない繋がり(分離・出所)」です。

感覚的には「相手を分離して(相手の存在)を考える感覚」になるので、上記の例文の場合は「相手のことそのものを考えるニュアンス」になります。

 

・think of ⇒ 明確に考える

 

 

 

「think about」のニュアンス

 

 

「think about」の意味:(~を知っています)

・I’m thinking about you.
・あなたについて考えています

⇒相手と相手を取り巻く環境について漠然と考えるイメージ
※漠然と人物事について考える

aboutのイメージは「だいたいその周り(関係:~について・関連)」です。

感覚的には「相手と相手を取り巻く環境について考えている感覚」になるので、上記の例文の場合は「相手そのものだけでなく、相手の周囲のことも考えるニュアンス」になります。

 

・think about ⇒ あれこれ漠然と考える

 

 

 

「think of と think about」の例文

 

 

 

「think of」を使った例文1

 

 

・I think of studying abroad.
・留学を考えています

⇒既に出発先や渡航日などの計画を立てているイメージ
※特定の人物事について考える

ofのイメージは「切っても切れない繋がり(分離・出所)」です。感覚的には「留学について具体的に考えている感覚」になるので、上記の例文の場合「留学についての準備を始めているニュアンス」になります。

 

 

「think about」を使った例文1

 

 

・I think about studying abroad.
・留学を考えています

⇒いつかは留学したいなと漠然と考えている
※漠然と人物事について考える

aboutのイメージは「だいたいその周り(関係:~について・関連)」です。感覚的には「留学について漠然と考えている感覚」になるので、上記の例文の場合「いつかは留学したいなと考えているニュアンス」になります。

 

 

「think of」を使った例文2

 

 

・What do you think of the new project?
・新しいプロジェクトについてどう思いますか?

⇒新しいプロジェクトに率直な感想を求めるイメージ
※特定の人物事について尋ねる

・I think it is good.
・いい思うよ

⇒新しいプロジェクトへの率直な感想を述べるイメージ
※率直な感想を述べる

ofのイメージは「切っても切れない繋がり(分離・出所)」です。感覚的には「率直にプロジェクトへの感想を尋ねる感覚」になるので、答える側も「プロジェクトの良し悪しを答えることが」多くなります。

 

 

「think about」を使った例文2

 

 

・What do you think about the new project?
・新しいプロジェクトについてどう思いますか?

⇒新しいプロジェクトに対する漠然とした感想を求めるイメージ
※漠然と人物事について尋ねる

・I think the cost is too expensive. We can keep costs down more.
・費用が高すぎると思います。もっとコストを抑えられるよ

⇒新しいプロジェクトへの漠然とした感想を述べるイメージ
※漠然と人物事について述べる

aboutのイメージは「だいたいその周り(関係:~について・関連)」です。感覚的には「プロジェクトに対する考えを尋ねる感覚」になるので、答える側も「自由にプロジェクトへの意見や感想を述べること」が多くなります。

 

 

「think of」を使った例文3

 

 

・I think of my childhood.
・子供の頃を思い出します

⇒子供の頃のことを思い出しているイメージ
※特定の人物事について考える

ofのイメージは「切っても切れない繋がり(分離・出所)」です。感覚的には「子供の頃のことを具体的に思い出している感覚」になるので、上記の例文の場合「特定の出来事(子供の頃のこと)を思い出すニュアンス」になります。

この「思い出す」や「思いつく」は、特定の人物事に対しての動作になるため「think of」のみに適用されます。

 

 

「think about」を使った例文3

 

 

・What are you thinking about?
・何を考えているの?

⇒今考えていることについて尋ねるイメージ
※漠然と人物事について尋ねる

・I’m thinking about holiday.
・休日のことを考えています

⇒漠然と休日にすることを考えているイメージ
※漠然と人物事について述べる

aboutのイメージは「だいたいその周り(関係:~について・関連)」です。感覚的には「今考えていることを尋ねる感覚」になるので、答える側も「漠然と休日にしようと考えていることを述べるニュアンス」になります。

相手に今考えていることを尋ねる場合は、基本的には「think about」を使います。というのも、相手が考えていること知らずに尋ねている訳ですから、特定の人物事を尋ねる「think of」との相性が悪いからです。なので、自由度が高いニュアンスの「think about」が使われます。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ考えるを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの単語「think ofとthink about」のイメージを掴んで掛け合わせることが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識しながら、英語に触れることも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴んでいくようにしましょう。

 

 

 

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