イメージでとらえる「beyond」を使った句動詞や語句の意味と使い方!
今回の記事では「beyondの句動詞や語句」をまとめてみました!
英語で「beyond」と言えば「~を超えて」という意味で知られていますが、それ以外にも様々な意味があります。更に動詞とくっつけることで句動詞となり、爆発的に応用できる範囲を広げることができます。
そんな句動詞を使いこなすには、意味をひとつひとつ覚えていくのも大事ですが、イメージで覚えるのも大事です。
そこで、今回の記事では「句動詞(beyondが使われている語句)」をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
beyondのイメージ
「beyond」のイメージ
「範囲を大きく超えて(空間・水準・範囲・理解・能力・時間)」
1.空間・水準・範囲
2.理解・能力
3.時間
主に使われているイメージは上記の3つイメージです。この3つのイメージを掴むことで「文脈に合わせて句動詞を使いこなすこと」ができます。
句動詞を扱う上で、ポイントになるのは2つの語句のイメージです。なので「動詞のイメージ」と「副詞や前置詞のイメージ」を理解し、それぞれのイメージの組み合わせを意識するのが重要です。
beyondのイメージ①「空間・水準・範囲」
be beyond「超えている」
・His IQ was beyond the average.
・彼のIQは平均を超えていた
⇒IQの平均値の向こう側(範囲を大きく超えて)
・The movie was beyond my expectations.
・その映画は私の期待以上だった
⇒期待の向こう側(範囲を大きく超えて)
・The lake was beautiful beyond description.
・その湖は言葉に表せないほど美しかった
⇒言葉で表現できる範囲の向こう側(範囲を大きく超えて)
・beyondのイメージ ⇒ 「空間・水準・範囲」
go beyond「越える・勝る」
・The cost will go beyond our budget.
・費用は我々の予算を超えるでしょう
⇒費用が我々の予算の範囲を超えるイメージ
・You must not go beyond the line.
・あの線を超えてはいけません
⇒あの線の向こう側に行ってはいけないイメージ
・The results went beyond my expectation.
・結果は私の期待に勝るものでした
⇒結果が私の期待よりも向こう側にあったイメージ
・behindのイメージ ⇒ 「空間・水準・範囲」
beyondのイメージ②「理解・能力」
be beyond「理解できない・手に負えない・届かない」
・The situation was beyond my control.
・状況は私の手に負えないものでした
⇒私の支配力の向こう側(範囲を大きく超えて)
・That was beyond human understanding.
・あれは人の理解を超えていた
⇒人が理解できる範囲の向こう側(範囲を大きく超えて)
・The task is quite beyond his abilities.
・その仕事は彼の実力を大きく越えている
⇒彼の実力の向こう側(範囲を大きく超えて)
・beyondのイメージ ⇒ 「理解・能力」
beyondのイメージ③「時間」
stay beyond「超えてとどまる」
・We can’t stay here beyond closing time.
・閉園時間を過ぎての滞在はできません
⇒閉園時間の向こう側(範囲を大きく超えて)
・They stayed beyond midnight.
・彼らは真夜中を超えて滞在した
⇒時間的に真夜中の向こう側(範囲を大きく超えて)
・beyondのイメージ ⇒ 「時間」
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では「beyondが使われている表現」をまとめてみました。
beyondは「~を超えて」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「範囲を大きく超えて(空間・水準・範囲・理解・能力・時間)」になります。
もちろん、イメージですので、今回紹介したイメージ意外にも紹介しきれていないイメージもあります。ですが、上記のイメージをベースに句動詞の意味を考えると、実際に使う際に応用が利くので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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