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イメージでとらえる「by」を使った句動詞や語句の意味と使い方!

 

 

今回の記事では「byの句動詞や語句」をまとめてみました!

英語で「by」と言えば「~によって」という意味で知られていますが、それ以外にも様々な意味があります。更に動詞とくっつけることで句動詞となり、爆発的に応用できる範囲を広げることができます。

そんな句動詞を使いこなすには、意味をひとつひとつ覚えていくのも大事ですが、イメージで覚えるのも大事です。

そこで、今回の記事では「句動詞(byが使われている語句)」をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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byのイメージ

 

 

「by」のイメージ

 

「すぐ側(手段・原因・側に・側を通る・対して)」

 

1.手段・原因
2.側に・側を通る
3.対して

主に使われているイメージは上記3つです。この3つのイメージを掴むことで「文脈に合わせて句動詞を使いこなすこと」ができます。

 

句動詞を扱う上で、ポイントになるのは2つの語句のイメージです。なので「動詞のイメージ」と「副詞や前置詞のイメージ」を理解し、それぞれのイメージの組み合わせを意識するのが重要です。

 

 

byのイメージ①「手段・原因」

 

 

be known by「~で判断される」

・A man is known by his friends.
・人は友達で判断できる
⇒人を判断する手段(○○の範囲内にある)イメージ

 

・beのイメージ ⇒ 「○○の範囲内にある」
・byのイメージ ⇒ 「手段・原因」

 


 

 

 

go by「信用する・従う・に基づいて行う」

・She goes by looks.
・彼女は面食いだ
⇒彼女は容姿に従って進行するイメージ

・He always goes by the rules.
・彼はいつもルールに従って行動します
⇒彼がいつもルールに従って進行するイメージ

・We went by the compass.
・我々はコンパスに従って進みました
⇒我々がコンパスの指針に従って進行するイメージ

 

・goのイメージ ⇒ 「離れて去って行く」
・byのイメージ ⇒ 「手段・原因」

 

 

byのイメージ②「側に・側を通る」

 

 

come by「手に入れる」

・The ticket is hard to come by.
・そのチケットは入手困難です
⇒チケットが話題の中心(手元)に来るイメージ

・She came by a large amount of money.
・彼女は大金を手に入れた
⇒大金が話題の中心(彼女)に来たイメージ

 

come by「立ち寄る・訪れる」

・She came by a convenience store.
・彼女はコンビニに立ち寄った
⇒彼女が話題の中心(コンビニ)に立ち寄ったイメージ

・They came by the bar to watch the soccer game.
・彼らはサッカーを見るためにバーに立ち寄った
⇒彼らが話題の中心(バー)に立ち寄ったイメージ

 

・comeのイメージ ⇒ 「話題の中心にやってくる」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 


 

 

drop by「短時間訪れる・立ち寄る」

・I’ll drop by your place tomorrow.
・明日あなたのところにチラッと立ち寄ります
⇒明日相手のところに短時間だけ立ち寄るイメージ

・Drop by at your convenience.
・都合の良い時に立ち寄ってください
⇒都合の良い時に短時間だけ立ち寄るイメージ

 

・dropのイメージ ⇒ 「ポトンと落ちる・落とす」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 


 

 

get by「(金銭的に)何とかやっていく・(物事を)切り抜ける」

・He got by this month with only 10,000 yen.
・彼は今月わずか1万円だけで暮らしました
⇒彼が今月1万円でけでやりくりを可能にしたイメージ

・We had to get by on a small salary.
・私たちは少ない給料でやっていかなければなりませんでした
⇒私たちが少ない給料でやりくりを可能にしたイメージ

 

get by「通り抜ける」

・Let me get by.
・通してください
⇒側を通った状態になるイメージ

・He got by the border guards.
・彼は国境警備隊をすり抜けた
⇒彼が国境警備隊の側をすり抜けた状態になったイメージ

 

・getのイメージ ⇒ 「ない状態からある状態へ」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 


 

 

go by「通り過ぎる・側を通る」

・A taxi went by me.
・タクシーが私の横を通って行きました
⇒タクシーが自分の側を通り過ぎていったイメージ

・The car went by.
・車が通り過ぎていきました
⇒車が側を通り過ぎていったイメージ

 

go by「時間が過ぎる」

・Time goes by so fast.
・時間が過ぎ去るのはとても早い
⇒時間が側を過ぎ去るのは早く感じるイメージ

・10 years go by since we met first time.
・初めて会ってから10年が経ちました
⇒初めて会ってから10年の時間が過ぎ去るイメージ

 

go by「立ち寄る」

・We went by a convenience store on the way home.
・私たちは帰りにコンビニに寄りました
⇒私たちが帰り道にコンビニの側を通った(立ち寄った)イメージ

 

・goのイメージ ⇒ 「離れて去って行く」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 


 

 

pass by「側を通り過ぎる」

・He just passed by the river.
・彼はさっき川の側を通り過ぎたところです
⇒彼がある地点(川の側)を通過したイメージ

・We passed by the station.
・私たちは駅の側を通り過ぎた
⇒私たちがある地点(駅の側)を通過したイメージ

 

pass by「無視する」

・We can’t pass by your talk.
・我々はあなたの話は無視できない
⇒あなたの話の側を通れない(無視できない)イメージ

・I can’t pass by such behavior.
・そのような行為を見過ごすわけにはいかない
⇒そのような行為の側を通れない(無視できない)イメージ

 

・passのイメージ ⇒ 「ある地点を通過」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 


 

 

put by「取っておく・貯めておく」

・She put money by for the future.
・彼女は将来に備えて金を貯めている
⇒彼女が将来のためにお金を脇に置いているイメージ

 

・putのイメージ ⇒ 「何かをどこかに位置させる」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 


 

 

stand by「支持する・援助する・支援する」

・We stand by the vice president.
・私たちは副大統領を支持します
⇒私たちが副大統領側に立っているイメージ

 

stand by「待機する」

・He stands by all day.
・彼は一日中待機しています
⇒彼が一日中側で待機していたイメージ

・She stands by at home.
・彼女は自宅で待機しています
⇒彼が一日中家で待機していたイメージ

 

stand by「傍観する」

・He stood by doing nothing.
・彼は何もせずに傍観していた
⇒彼が何もせずただ立っていたイメージ

 

・stand ⇒ 「立っている・立ち上がる」
・byのイメージ ⇒ 「側に・側を通る」

 

 

byのイメージ③「対して」

 

 

do by「~に対して振る舞う」

・He did well by me.
・彼は私に良くしてくれた

⇒彼が私に対して良く振る舞ってくれたイメージ

 

・doのイメージ ⇒ 「物事をちゃんと行う」
・byのイメージ ⇒ 「対して」

 


 

 

run by「人に~についての意見を求める」

・Can I run something by you?
・ちょっとあなたの考えを聞かせてくれますか?
⇒相手に対して何かを意見を求めるイメージ

・We run something by him.
・我々は彼に意見を求めた

⇒我々が彼に対して何かを意見を求めたイメージ

 

・runのイメージ ⇒ 「ある方向に連続して真っ直ぐ進む」
・byのイメージ ⇒ 「対して」

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「byが使われている表現」をまとめてみました。

byは「~よって」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「すぐ側(手段・原因・側に・側を通る・対して)」になります。

もちろん、イメージですので、今回紹介したイメージ意外にも紹介しきれていないイメージもあります。ですが、上記のイメージをベースに句動詞の意味を考えると、実際に使う際に応用が利くので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

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