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これで完璧!前置詞「about」の3つの意味と使い方!英語のイメージで表現の幅を広げよう!

 

 

前置詞の「about」と言えば、一般的には「~について」という意味でお馴染みですよね?

実際、前置詞「about」は日本語で言うところの「~について」という意味で使うことができますが、それは前置詞「about」のイメージから生みだされた意味の1つにすぎません。では、他に「about」には、どのような使い方があるのでしょうか?

今回の記事では「aboutのイメージと正しい使い方」を例文とイラストでじっくり解説していきます。

 

 

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「aboutのイメージ」

 

 

前置詞「about」のイメージですが「ざっくり・だいたいその周り」になります。そのため、時間と一緒に使うと「約10時」といった感じになりますし、空間と一緒に使うと「この辺り」といった感じで、ざっくりその周辺を表現することになります。

 

●前置詞「about」は「ざっくり・だいたいその周り」のイメージ
・about him ⇒ 彼に関すること
・about 10 ⇒ 約10時
・about here ⇒ この辺
※何かとその何かの周辺が「about」が示す範囲

 

さて、そんな「ざっくり・だいたいその周り」のイメージがある前置詞「about」ですが、大きく3つの用途に分けることができます。

1.話題を表す「about」
2.時間・数字を表す「about」
3.空間・動作を表す「about」

では、せっかくなので、それぞれのか使い方を例文とイラストを交えながら見ていきましょう。

 

 

話題を表す「about」

 

 

1つ目の「about」は「話題を表すabout」です。具体的な例をあげると「その問題について話す」や「動物についての本」など「話題と話題の周辺」を表現できます。

 

 

・We talked about the problem.
・我々はその問題について話をした

⇒問題と問題に関すること

・This is a book about fashion.
・これはファッションについての本です

⇒ファッションとファッションに関すること

・She is tinking about her future.
・彼女は自分の将来について考えています

⇒自分の将来とそれを取りまく環境

ポイントは「ざっくり・だいたいその周り」なので、話の中心になることだけでなく「その周囲を取り巻く環境もひっくるめて」といった感覚になります。

なので、例えば「book about fashion(ファッションについての本)」であれば、髪型や服やカバンといったファッションはもちろんのこと、流行のお店とか、場合によっては人気のデザイナーのコラムとか、そいうったものもひっくるめてといった感じです。

 

前置詞「about」と前置詞「on」の違い

前置詞「on」は前置詞「about」と同じように「~について」を表現できますがニュアンスが異なります。

・book about dinosaur ⇒ 恐竜を取りまくことも含めた本
※話題の中心とその周りのことも含めるのが「about」のイメージ

・book on dinosaur ⇒ 恐竜に関する専門書(学術書)
※常に話題のことから離れないのが「on(接触)」のイメージ

前置詞「about」のイメージは「ざっくり・だいたいその周り」なので、恐竜のことだけでなく「その時代の環境もひっくるめて幅広く扱う感じ」です。一方の前置詞「on」のイメージは「接触」なので、常に恐竜のことから離れない「恐竜の専門書といった感じ」になります。

 

 

時間・数字を表す「about」

 

 

2つ目の「about」は「時間・数字を表すabout」です。具体的な例をあげると「約10時」や「だいたい170cm」や「1000人くらい」といった感じで「おおよその数値」を表現します。

 

 

・It’s about 10.
・約10時です

⇒10時周辺

・He is about 170cm.
・彼は170cmくらいです

⇒だいたい170cm

・There were about 1,000 spectators.
・観客はおよそ千人でした

⇒およそ1000人

ポイントは「ざっくり・だいたいその周り」なので、時間や数字に使うと「だいたいそれくらい・約・およそ」といった感覚になります。

なので、例えば「about 30 years old(30歳くらい)」であれば、まぁ「28~32歳くらい」ですかね。あまり離れすぎず、、、といった具合です。

 

 

空間・動作を表す「about」

 

 

3つ目の「about」は「空間を表すabout」です。具体的な例をあげると「映画が始まるところ」や「街をぐるりと」や「首の回りに」といった感じで「ある動作をやろうとしているところ」や「その辺り」を表現します。

 

 

・The movie is about to begin.
・ちょうど映画が始まるところだ

⇒ちょうど映画が始まるところだった

・I was about to go out.
・出かけるところでした

⇒ちょうど出かけるところだった

・She wandered about the city.
・彼女は街をさまよいました

⇒街をぐるりと歩き回った

・Look about you!
・気をつけて

⇒自分の周辺を見る

・She wore a scarf about her neck.
・彼女はマフラーを首の周りに巻いた

⇒首の周辺

ポイントは「ざっくり・だいたいその周り」なので、動作に使うと「ちょうどやろうとしているところ」といった感覚になり、空間に使うと「その辺り」になります。

 

 

「動画で復習しよう」

 

 

いかがでしたか?「aboutのイメージ」は掴めましたでしょうか?

前置詞「about」は一般的には「~について」という意味で使われていますが、それは「ざっくり・だいたいその周り」から生まれています。

文字通り「ざっくり・だいたいその周り」になるため、話題に使えば「それとそれに関すること」を指し、時間や数字に使えば「だいたい・約・およそ」といった感じになります。また、動作や空間に使えば「ちょうどやるとこと」や「その周辺」という意味になります。

 

 

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