英語で「肺炎」は?コロナウイルスの予防と対策!病気にかかってしまった時の英語表現!
今回は「英語で肺炎は何て言うのか?」をお伝えします。
全世界的に広がっている新型コロナウイルスですが、2020年3月の時点では、流行の中心が中国から、ヨーロッパなどの欧米に移り、英語のニュースを耳にする機会が増えてきました。
流石に、この時期に「率先して海外旅行などの行かれる方」は多くないと思いますが、仕事などの用事で「どうしても海外に行かなくてはいけない方」もいらっしゃると思います。
ですが、そんな時、単語を覚えているだけでも全然違いますし、何より安全のためにも役立つと思います。なので、専門的な単語にはなりますが、ご自身のためにも、しっかりと覚えて使えるようにしておきましょう。
この記事の目次
肺炎は英語で「pneumonia」
肺炎は英語で言うと「pneumonia」と言います。
読み方は、動画を見ていただくのが一番早いのですが、あえて「カタカナ」で表現すると「pneumonia(ヌーモニア)」です。
単語の綴りの最初が「p」で始まっているので、ついつい「プヌーモニア」と言ってしまいそうですが、「p」は発音せずに「pneumonia(ヌーモニア)」です。アクセントは「pneumonia」の「mo」の部分に置かれます。
他に、綴りの最初を読まない単語としては、日本語としてもよく耳にする「knife(ナイフ)」があげられますよね。
さて、では「pneumonia」を使って例文を見ていくと、まず「肺炎にかかった」と言いたい場合は、文字通り「I caught pneumonia.(肺炎にかかった)」です。文中で使われている「catch(捕まえる)」という動詞からも推測できるように、その病気をキャッチしてしまうイメージです。似たような表現で「I got pneumonia.(肺炎にかかった)」と言っても良いですね。
もう少し、フォーマルな表現で言うと「I contracted pneumonia. (肺炎にかかりました)」と表現できます。この文で使われている単語「contract」は、名詞だと「契約」という意味で使われていて、一般的な単語ですので、ご存知の方も多いと思いますが、動詞として使う場合は「病気にかかる」という意味で使われることもあります。
・I caught pneumonia.
・肺炎にかかった
・I got pneumonia.
・肺炎にかかった
・I contracted pneumonia.(フォーマル)
・肺炎にかかりました(フォーマル)
肺炎「pneumonia」にかかった状態を英語で表現
つづいては、すでに「肺炎にかかっている」あるいは「肺炎にかかっていた」と状態を表現する場合です。
一番簡単な表現方法は「I had pneumonia.(肺炎にかかっていた)」です。これに関しては、特に説明は要らないですね。
また、この他に違う言い方で表現すると、「I was hospitalized for pneumonia.(肺炎で入院した)」などということもできます。この場合、文中の「hospitalize」が「入院する」という動詞なのですが、それを受動態にすることで「I was hospitalized for pneumonia.(肺炎で入院していた)」と表現することができます。
この文は、綴りの中に「hospital(病院)」が入っているので「入院」が連想しやすいですし、覚えやすいですよね。
・I had pneumonia.
・肺炎にかかっていた
・I was sick with pneumonia.
・肺炎にかかっていた
・I was hospitalized for pneumonia.
・肺炎で入院した
肺炎「pneumonia」と診断された
では、最後に「肺炎と診断された」という文を英語にしてみましょう。
一番簡単な表現が「I was diagnosed with pneumonia.(肺炎と診断された)」という文です。この文では「diagnose」が「診断する」という動詞になので、それを受動態にして「was diagnosed(診断された)」になります。
尚、今回は「pneumonia(肺炎)」という病気を使って例文を作りましたが、病名のところを他の病気、例えば「stomach flu.(胃腸炎)」にすれば、「I was diagnosed with stomach flu.(胃腸炎と診断された)」のように応用することも可能です。
・I was diagnosed with pneumonia
・肺炎と診断された
・I was diagnosed with stomach flu.
・胃腸炎と診断された
海外での新型ウイルス性肺炎の呼び方
余談ですが、英語で「ウイルス性肺炎」は「viral pneumonia」と言います。
今回の「新型ウイルス性肺炎」を英語にすると、実際には「a new type of viral pneumonia」という表現になりますが、アメリカのニューヨークタイムスやワシントンポスト、イギリスのロイター通信など、多くの海外のメディアでは「Coronavirus」や「Coronavirus outbreak」と伝えているところが多いようです。
また、新語として、中国の武漢で発生したウイルスのため「Wuhan virus(武漢ウイルス)」や「Wuhan coronavirus (武漢コロナウイルス)」と表現しているメディアもあります。なので、今回流行している「新型肺炎」を英語で伝える場合は、「Wuhan virus outbreak」のように、固有名詞で言う方が周りに伝わりやすいと思います。
関連記事 ⇒ 新型コロナウイルスの英語の語源!新しい病気やウイルスの名前の由来は?
「動画で復習」と「簡単な予防と対策」
2020年3月現在、まだまだ終わりの見えない「新型コロナウイルス」による肺炎ですが、一刻も早く、終息すると良いですね。
こういった、ウイルス性の病気の場合、まずは「自分が感染しないこと」、そして「他人に感染を広げないこと」が、一番重要になります。そのためにできる対策が「手洗い」です。
コロナウイルスは、脂肪の層に包まれており、手を石鹸で洗うだけで、その脂肪をバラバラにすることができます。そうすると、ウイルスは感染力を失いますので、非常に効果的です。
些細なことですが、しっかりと感染の対策を行っていくようにしましょう。
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