英語でお会計「割り勘」と「別々」は何て言う?お支払いの表現
日本に限らず、海外でも何かのお会計時に「割り勘にしたい時」や「別々に支払いたい時」ってありますよね?
日本人同士であれば、日本語で話して折り合いをつければ良いですが、一緒にいる人が外国の方だったり、店員さんに支払方法を伝えたい時などは、英語の表現が必要になってきます。
今回は、そんな状況に出くわしたときに何と言えば良いのか?「割り勘」と「別々の支払い」の表現についてお伝えいたします。
この記事の目次
「割り勘/別々」支払いを分けたい時
今回、最初にご紹介する「割り勘/別々」の表現は「Let’s split the check.」です。
こちらの表現で使われている「split」には「分ける」という意味があるので、それをそのまま使って「支払いを分けましょう」、つまり「別々にしましょう」という意味になります。
ですが、「Let’s split the check.」だけだと、「各自が別々に支払う」と「割り勘にする」という意味の両方に捉えることができるので、もし確実に「割り勘にしたい」のであれば、「Let’s split the check down the middle.(割り勘にしましょう)」や「Let’s split the check evenly(割り勘にしましょう)」などのように半分を意味する語句を付けるようにしましょう。
または、最初から「Let’s go fifty fifty. (半々で)」と言ってしまうのも良いですね。
・Let’s split the check down the middle.
・割り勘にしましょう
・Do you want to split the bill?
・別々にしますか?/割り勘にしますか?
・Aさん : Let’s split the check.
・Aさん : 割り勘にしよう
・Bさん : No, it’s on me this time.
・Bさん : いえいえ、今回は私のおごりで
・Aさん : Thank you. Next time, I’ll get you.
・Aさん : ありがとう、次回は私がおごるね
「お会計は別々で」各自が個別に会計したい時
つづいての「別々で」の表現は「Let’s get separate checks.」です。
こちらの表現で使われている「separate」には、元々「別れた」という意味があるので、それをそのまま使って「支払いを分けましょう」という意味になります。
先程の「split」は「分ける」という意味でしたが、こちらの「separate」は「別れた」という意味になるので、最初から「別々(個別)」という意味になります。
実際、文中に使われている語句を見ると「Let’s split the check.」の方は「check」が単数表現であるのに対し、「Let’s get separate checks.」の方は「checks」と複数表現になっていますよね?そこからも「Let’s get separate checks.」が「個別の支払いで」という意味になるのが分かると思います。
・Let’s get separate checks.
・別々にしましょ
・Bさん : Let’s get separate checks.
・Bさん : 別々にしましょ
・Aさん : No no, This time, I’ll get it.
・Aさん : いえいえ、今回は私がおごるよ
・Bさん : Thank you.
・Bさん : ありがとう
「別々で」店員さんに個別の会計をお願いする
つづいての「別々で」の表現は「We would like separate checks.」です。
こちらの表現は、店員さんに個別の会計をお願いする際の表現で、直訳すると「別々の請求書が欲しいです」という意味になります。
日本の場合、レストランなどで会計をする際にはレジでするお店が多いですが、海外では、席ごとに担当の店員さんがついているお店も少なくなく、会計も席ですることも多いです。なので、店員さんが伝票を用意する前に「We would like separate checks.(個別の会計をお願いします)」と伝えておくと良いでしょう。
・We would like separate checks.
・個別の会計をお願いします
・Separate checks ,please.
・個別の会計をお願いします
・店員 : Together or separate checks?
・店員 : お会計は一緒で?別々で?
・お客 : Separate ,please.
・お客 : 別々にお願いします
「私の分です」あらかじめ自分の分を支払う時
つづいての「別々で」の表現は「Here’s my share.」です。
こちらの表現は、文字通り「Here’s my share.(私の分です)」と自分の文を支払いたい時に使います。シチュエーションとしては、何か用事があって「先に席を外したい時」などにも使える表現ですね。
・I gotta go now. Here’s my share.
・もう行かなきゃ。これ、俺の分ね
・Aさん : The total is 3600 yen.
・Aさん : 合計で3600円ね
・Bさん : Okay, here’s my share.
・Bさん : オッケー。これ、俺の分ね
・Aさん : How much is my share?
・Aさん : 私の分いくら?
・Bさん : It’s 1200 yen.
・Bさん : 1200円ね
「動画で復習しよう」
いかがでしたでしょうか?
英語の辞書で「割り勘」と調べると「Let’s go Dutch!(割り勘にしょう)」というフレーズが出てくることがありますが、このフレーズで使われている「Dutch」という単語には「オランダ人」という意味があり、若干「オランダ人に対しsて軽蔑的な要素が入ってしまう」ので、最近ではあまり使われません。
なので、今回ご紹介した表現を用いて「割り勘」または「別々の会計」をしてみてくださいね。
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