これで完璧!英語で「賢い・頭がいい」を意味する7つの表現!「smart, clever, wise, bright, erudite, crafty」などの使い分け!
今回の記事では「賢い・頭がいい」を意味する語句をまとめてみました!
実際、英語を学んでいると日本語訳では同じ訳語になるのに使い分けが必要になる語句に出会うことがあると思います。
そこで、今回の記事では「”賢い・頭がいい”という訳語になる語句と使い分け」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
英語で「賢い・頭がいい」を意味する語句
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
smart | 賢い・利口 ※頭の回転が速い ※要領がいい |
賢い 利口な 抜けめのない |
clever | 機転が利く ※アイデアやひらめき ※功名さ工夫 |
賢い 利口な 器用な |
wise | 経験から来る知恵 ※経験豊かな賢者 |
賢い 知恵がある 分別がある |
intelligent | 理解力・記憶力・思考力 ※フォーマルで文語的 |
賢い 聡明な 知的な |
bright | 賢い・利発(キラリと光る) ※子供や若者の才能 |
利口な 頭のいい |
erudite | 博識がある ※専門知識や教養の高さ |
博学な 博識な |
crafty | ずる賢い ※狡猾 ※ネガティブな賢さ |
ずる賢い ずるい 狡猾な |
基本的な「賢い・頭がいい」を意味する語句
「smart」を使った例文
・He is a smart and talented actor.
・彼は頭が良くて才能のある俳優だ
⇒賢い・利口(頭の回転や要領が良い)イメージ
・She is street smart.
・彼女は世渡り上手だ
⇒賢い・利口(頭の回転や要領が良い)イメージ
・He is naturally smart.
・彼は生まれつき頭がいい
⇒賢い・利口(頭の回転や要領が良い)イメージ
smartのイメージは「賢い・利口」です。cleverと並んで一般的に使われる語句で幅広い場面で使うことができます。アメリカではこちらの表現がよく使わています。
「clever」を使った例文
・She is a clever and talented actor.
・彼女は賢くて才能のある俳優だ
⇒機転が利く(アイデアやひらめきなど)イメージ
・How clever of he is!
・彼はなんて賢いんだ
⇒機転が利く(アイデアやひらめきなど)イメージ
・He has a clever idea.
・彼には賢い考えがある
⇒機転が利く(アイデアやひらめきなど)イメージ
cleverのイメージは「機転が利く」です。smartと並んで一般的に使われる語句で幅広い場面で使うことができます。イギリスではこちらの表現がよく使わています。
「wise」を使った例文
・We made a wise decision.
・私たちは賢明な決断を下しました
⇒経験から来る知恵のイメージ
・The wise old man is a village chief.
・その賢い老人は村長です
⇒経験から来る知恵のイメージ
・He is wise in dinosaurs.
・彼は恐竜に精通している
⇒経験から来る知恵のイメージ
wiseのイメージは「経験から来る知恵」です。そのため子供や若者にはあまり使われません。smartやcleverとは異なり「経験に基づいている」というのがポイントです。
「intelligent」を使った例文
・He is an intelligent and talented actor.
・彼は知的で才能のある俳優だ
⇒理解力・記憶力・思考力などが高いイメージ
・Chimpanzee are intelligent animals.
・チンパンジーは知的な動物です
⇒理解力・記憶力・思考力などが高いイメージ
・This robot is so intelligent.
・このロボットはとても賢い
⇒理解力・記憶力・思考力などが高いイメージ
intelligentのイメージは「理解力・記憶力・思考力」です。smartやcleverと比べると文語的でフォーマルな印象になります。人や動物にも使えますが、人工物に使った場合は「処理や演算速度の速さなど」の効率の良さを表現します。
※頭の回転が速い
※要領がいい
・clever ⇒ 機転が利く
※アイデアやひらめき
※功名さ工夫
・wise ⇒ 経験から来る知恵
※経験豊かな賢者
・intelligent ⇒ 理解力・記憶力・思考力
※フォーマルで文語的
その他の「賢い・頭がいい」を意味する語句
「bright」を使った例文
・He is a bright student.
・彼は優秀な学生です
⇒賢い・利発な(子供や若者の才能)イメージ
・She is bright so she always gets top marks.
・彼女は頭が良いのでいつも最高の成績をとります
⇒賢い・利発な(子供や若者の才能)イメージ
brightのイメージは「賢い・利発」です。単語自体に「キラリと光る」といったニュアンスがあるため、主に子供や若者の才能や賢さを表現するのに適しています。
特に「賢い」という意味に特化した語句ではありませんが、文脈次第で「賢い」と訳すことが可能です。
「erudite」を使った例文
・He is an erudite man.
・彼は博学な男だ
⇒博識がある(専門知識や教養の高さ)イメージ
・She is an erudite archaeologist.
・彼女は博学な考古学者です
⇒博識がある(専門知識や教養の高さ)イメージ
・He likes to talk to erudite people.
・彼は博学な人々と話すのが好きだ
⇒博識がある(専門知識や教養の高さ)イメージ
eruditeのイメージは「博識がある」です。賢さにもいろいろな種類がありますが、こちらの表現では「知識や教養の高さ」を表現することができます。
「crafty」を使った例文
・He is a crafty guy.
・彼は狡猾な奴だ
⇒ずる賢い(狡猾・ネガティブな賢さ)イメージ
・The murderer had a crafty smile.
・殺人犯は狡猾な笑みを浮かべた
⇒ずる賢い(狡猾・ネガティブな賢さ)イメージ
・They tell me a crafty witch lives in the castle.
・城には狡猾な魔女が住んでいるそうだ
⇒ずる賢い(狡猾・ネガティブな賢さ)イメージ
craftyのイメージは「ずる賢い」です。smartやcleverでも「ずる賢さ」を表現することができますが、craftyはネガティブなニュアンスのみに適用されます。感覚としては「狡猾」といった感じですね。
※子供や若者の才能
・erudite ⇒ 博識がある
※専門知識や教養の高さ
・crafty ⇒ ずる賢い
※狡猾
※ネガティブな賢さ
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると「賢い・頭がいいを意味するを語句」でも微妙にニュアンスが異なるのが分かりますね。
もちろん上記でお伝えした語句以外にも「賢い・頭がいいを意味する語句」はありますが、基本的には今回ご紹介した語句を覚えておけば表現することができます。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴むようにしましょう。
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