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例文で解説!「belong to」と「belong with」のニュアンスと意味の違いと使い方!

 

 

今回の記事では「belong to と belong with の違い」をまとめてみました!

英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。

そこで、今回の記事では「belong to と belong with のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

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「belong to と belong with」の違い

 

語句 ニュアンス 主な日本語訳
belong to 所有 ~のもの
メンバーシップ ~に属している
belong with ふさわしい場所・セット ~に属している

 

 

 

「belong to」のニュアンス

 

 

「belong to」の意味:(~に属している)

・He belongs to the secret society.
・彼は秘密結社に所属しています

⇒彼が秘密結社の一員であるというイメージ

belong toのイメージは「所有・メンバーシップのイメージ」です。感覚的には「彼がある組織の一員であるという感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は秘密結社に所属している」という意味になります。

ポイントは「全然違う別の属性のモノをある所に寄せてくる」という点にあります。実際上記の例文は「彼」という人が「秘密結社」という組織(到達点)に寄っていますよね。

 

・belong ⇒ 属す
・to ⇒ 到達点

 

 

 

「belong with」のニュアンス

 

 

「belong with」の意味:(~に属している)

・He belongs with us.
・彼は我々の仲間です

⇒彼が我々の仲間であるというイメージ

belong withのイメージは「ふさわしい場所・セットのイメージ」です。感覚的には「彼は我々とセットであるという感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は我々の仲間です」という意味になります。

ポイントは「同じ属性のモノ同士が共にある」という点にあります。実際上記の例文は「彼」が「我々」と共にいますよね。

 

・belong ⇒ 属す
・with ⇒ 共に

 

 

 

「belong to と belong with」の例文

 

 

 

「belong to」を使った例文1

 

 

・The land belongs to me.
・その土地は私のものです

⇒その土地が私に属しているイメージ

belong toのイメージは「所有・メンバーシップのイメージ」です。感覚的には「その土地が私の所有であるという感覚」なので、上記の例文の場合は「その土地は私のものです」という意味になります。

 

 

「belong with」を使った例文1

 

 

・This cup belongs with that one.
・このカップはあのカップとセットだ

⇒このカップがあのカップとセットのイメージ

belong withのイメージは「ふさわしい場所・セットのイメージ」です。感覚的には「このカップはあのカップとセットだという感覚」なので、上記の例文の場合は「このカップがあのカップとセットだ」という意味になります。

 

 

注意点として「belong with」を使う際は「別の属性のモノをセットにすること」はできません。

〇 He belongs to sales department.
〇 彼は営業部に所属しています
⇒彼と営業部は別の属性のモノなので「to」を使う
※所有・メンバーシップ

× He belongs with sales department.
× 彼は営業部に所属しています
⇒彼と営業部は別の属性のモノなので「with」は使えない
※ふさわしい場所・セット

実際に例文を比べてみても「彼と営業部はセットです」だと少し違和感がありますよね。

 

 

「belong to」を使った例文2

 

 

・You belong to me.
・あなたは私のモノだ

⇒相手が私に所属しているイメージ
※所有・メンバーシップなので横暴な感覚

belong toのイメージは「所有・メンバーシップのイメージ」です。感覚的には「相手が私の所有であるという感覚」なので、上記の例文の場合は「あなたは私のモノだ」という意味になります。ただし、関係性によっては「相手を所有物のように扱っている感がある」ので注意が必要です。

AはBの持ち物であるという感覚ですね。

 

 

「belong with」を使った例文2

 

 

・You belong with me.
・あなたは私といるべき

⇒相手と私がセットであるというイメージ
※ふさわしい場所・セットなのでしっくりくる

belong withのイメージは「ふさわしい場所・セットのイメージ」です。感覚的には「相手と私はセットである感覚」なので、上記の例文の場合は「彼は我々の仲間です」という意味になります。

AとBは一緒にいる・ペアになっているという感覚ですね。

 

いかがでしたでしょうか?

 

こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ属するを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。

細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの語句「belong to と belong with」のイメージを掴むことが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識することも英語力を伸ばすポイントになります。

ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンス」を掴むようにしましょう。

 

 

 

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