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イメージでとらえる「at」を使った句動詞や語句の意味と使い方!

 

 

今回の記事では「atの句動詞や語句」をまとめてみました!

英語で「at」と言えば「~で」という意味で知られていますが、それ以外にも様々な意味があります。更に動詞とくっつけることで句動詞となり、爆発的に応用できる範囲を広げることができます。

そんな句動詞を使いこなすには、意味をひとつひとつ覚えていくのも大事ですが、イメージで覚えるのも大事です。

そこで、今回の記事では「句動詞(atが使われている語句)」をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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atのイメージ

 

 

「at」のイメージ

 

「ある一点(目指す点・地点・位置・数値・順位・原因)」

 

1.目指す点
2.場所・地点・位置
3.数値・順位
4.原因・理由

主に使われているイメージは上記の4つです。この4つのイメージを掴むことで「文脈に合わせて句動詞を使いこなすこと」ができます。

 

句動詞を扱う上で、ポイントになるのは2つの語句のイメージです。なので「動詞のイメージ」と「副詞や前置詞のイメージ」を理解し、それぞれのイメージの組み合わせを意識するのが重要です。

 

 

atのイメージ①「目指す点」

 

 

be good at「~が上手です」

・He is good at English.
・彼は英語が上手です
⇒彼は英語(いろいろある中でも)が上手というイメージ

 

・beのイメージ ⇒ 「○○の範囲内にある」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

come at「(問題などが)降りかかる」

・Life comes at you sometimes.
・人生は時々あなたに襲いかかってきます
⇒人生の問題が我々を目指して向かってくるイメージ

・A big problem came at me.
・大きな問題が私に降りかかってきた
⇒大きな問題が私を目指してやってきたイメージ

 

come at「襲いかかってくる」

・He came at me with a knife.
・彼はナイフを持って私に向かって来ました
⇒彼がナイフを持って私に向かって襲い掛かってきたイメージ

・Come at me with all you got.
・全力で掛かってこい
⇒相手が襲い掛かってくるイメージ

 

・comeのイメージ ⇒ 「話題の中心にやってくる」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

get at「ほのめかす」

・I couldn’t understand what he was getting at.
・彼が何を言いたいのか理解できませんでした
⇒彼が伝えようとしていたことを得ることができなかったイメージ

・It was what he was getting at.
・それが彼が言いたかったことだった
⇒それが彼が言いたかったことだったと分かったイメージ

 

・getのイメージ ⇒ 「ない状態からある状態へ」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

 

go at「襲いかかる・攻撃する」

・The cat went at a mouse.
・猫はネズミを襲った
⇒猫がねずみに向かって行ったイメージ

・He went at the food like a starving animal.
・彼は飢えた獣のように食べ物にむしゃぶりついた
⇒彼が飢えた獣のように食べ物に向かって行ったイメージ

 

go at「(仕事などに)取りかかる」

・We went at the project with enthusiasm.
・我々は熱心にプロジェクトに取り組みました
⇒我々が熱心にプロジェクトに向かって行ったイメージ

 

・goのイメージ ⇒ 「離れて去って行く」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

laugh at「~を笑う」

・He laughed at me.
・彼は私のことを笑った
⇒彼が私を対象にして笑ったイメージ

・I was laughed at by them.
・私は彼らに笑われた
⇒私を対象に彼らが笑ったイメージ

 

・laughのイメージ ⇒ 「笑う・面白がる」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

look at「~を見る」

・Hey, Look at that!
・おい、あれを見てみろ!
⇒意識してあれに目を向けるイメージ

 

look at「観察する・調べる・考察する」

・The doctor looked at his throat.
・医者は彼のノドを診た
⇒医者が意識して彼のノドを診たイメージ

・He was looking at the problem from another side.
・彼はその問題を別の側面から見ていました
⇒彼が意識してその問題を別の側面から見ているイメージ

 

・lookのイメージ ⇒ 「意識的に目を向ける」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

pick at「ちょっとずつ食べる」

・He picked at the ramen because it is super hot.
・ラーメンが辛すぎたので彼は少しずつ食べた
⇒彼が激辛ラーメンを突いて(少しずつ)取ったイメージ

 

pick at「いじくる・指で突く」

・Don’t pick at the pimples.
・ニキビを突いてはいけません
⇒ニキビを目指して突くイメージ

 

・pickのイメージ ⇒ 「突いて取る」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

run at「向かって走る・飛びかかる」

・The dog ran at her.
・その犬は彼女に襲いかっかった
⇒その犬が彼女に向かって進んだイメージ

 

・pickのイメージ ⇒ 「突いて取る」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

stare at「じっと見つめる・凝視する」

・They were staring at each other.
・彼らはお互いを見つめ合っていた
⇒お互いの方をじっと見つめていたイメージ

・Why are you staring at me?
・なぜ私を見つめているのですか?
⇒私の方をじっと見つめているイメージ

 

・stareのイメージ ⇒ 「じっと見る」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

stick at「継続してやる・コツコツする・固執する」

・He can’t stick at anything.
・彼は何をやらせても長続きしない
⇒彼が何にも一点集中することができないイメージ

・He sticked at his tasks.
・彼は自分の仕事をコツコツこなした
⇒彼が自分の仕事に一点集中したイメージ

 

・stickのイメージ ⇒ 「突き刺す」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 


 

 

work at「取り組む」

・We are working on the new plan.
・我々は新しい計画に取り組んでいます
⇒我々が新しい計画に向かって機能を発揮しているイメージ

・He works at the problem.
・彼はその問題に取り組んでいます
⇒彼がその問題に向かって機能を発揮しているイメージ

 

・workのイメージ ⇒ 「本来持っている機能を発揮する」
・atのイメージ ⇒ 「目指す点」

 

 

atのイメージ②「場所・地点・位置」

 

 

come at「至る・達する・得る」

・He finally came at the truth.
・彼はついに真実にたどり着きました
⇒彼がついに真実(位置)にたどり着いたイメージ

・We came at the facts.
・我々は事実にたどり着きました
⇒我々が事実(位置)にたどり着いたイメージ

 

・comeのイメージ ⇒ 「話題の中心にやってくる」
・atのイメージ ⇒ 「場所・地点・位置」

 


 

 

get at「手が届く・掴む」

・She can’t get at the box on the fridge.
・彼女は冷蔵庫の上の箱に手が届きません
⇒彼女の手が冷蔵庫の上の箱に届かないイメージ

 

・getのイメージ ⇒ 「ない状態からある状態へ」
・atのイメージ ⇒ 「場所・地点・位置」

 


 

 

keep at「続けてやる・続けてやらせる」

・She keeps at reading those books.
・彼女はそれらの本を読み続けている
⇒彼女が読書(位置・状態)を維持しているイメージ

・He kept them at their task.
・彼は彼らに任務を遂行させた
⇒彼が彼らに任務の遂行(位置・状態)を維持させたイメージ

 

・keepのイメージ ⇒ 「持ち続ける」
・atのイメージ ⇒ 「場所・地点・位置」

 

 

atのイメージ③「数値・順位」

 

 

run at「(速度で)走る」

・They are running at their own pace.
・彼らは自分のペースで走っています

⇒彼らが自分のペース(点:速度)で走っているイメージ

・The train runs at 200 kilometers per hour.
・電車は時速200キロで走ります

⇒電車が自足200キロ(点:速度)で走るイメージ

 

・runのイメージ ⇒ 「ある方向に連続して真っ直ぐ進む」
・atのイメージ ⇒ 「数値・順位」

 


 

 

 

stand at「(数値・金額)~である・~に達する」

・The temperature stands at 35 degrees.
・気温は35度に達している

⇒気温が35度の状態に達してるイメージ

・The price for this watch stands at 10,000 dollars.
・この時計の価格は1万ドルです

⇒この時計の価格が1万ドルに達しているイメージ

・Our market share stands at 60%
・当社の市場シェアは60%です

⇒当社の市場シェアが60%数値に達してるイメージ

 

・standのイメージ ⇒ 「立っている・立ち上がる」
・atのイメージ ⇒ 「数値・順位」

 

 

atのイメージ④「原因・理由」

 

 

be surprised at「~に驚く」

・He is surprised at the news.
・彼はそのニュースに驚いた

⇒彼がそのニュース(原因)に驚いたというイメージ

 

・beのイメージ ⇒ 「○○の範囲内にある」
・atのイメージ ⇒ 「原因・理由」

 


 

 

 

get at「(真実など)分かる・発見する」

・They got at the causes of the accident.
・彼らは事故の原因を突き止めた

⇒彼らが事故の原因を得たイメージ

 

・getのイメージ ⇒ 「ない状態からある状態へ」
・atのイメージ ⇒ 「原因・理由」

 


 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の記事では「atが使われている表現」をまとめてみました。

atは「~で」という意味でお馴染みですが、英語本来のイメージは「ある一点(目指す点・地点・位置・数値・順位・原因)」になります。

もちろん、イメージですので、今回紹介したイメージ意外にも紹介しきれていないイメージもあります。ですが、上記のイメージをベースに句動詞の意味を考えると、実際に使う際に応用が利くので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

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