例文で解説!「look about」と「look around」のニュアンスと意味の違いと使い方!
今回の記事では「look about と look around の違い」をまとめてみました!
英語を使いこなすには、日本語の意味だけでなく「語句が文中でどういうニュアンスになるのか?」を理解するのが重要です。
そこで、今回の記事では「look about と look around のニュアンスの違い」を解説してみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事の目次
「look about と look around」の違い
語句 | ニュアンス | 主な日本語訳 |
look about | ざっくり周りを見る ※1つの場所からあらゆる角度を見る |
見回す・探し回る |
look around | ぐるっと周りを見る ※別の角度から見る・見て回る |
見回す・探し回る |
「look about」のニュアンス
「look about」の意味:(見回す)
・She looked about nervously.
・彼女は不安そうに周囲を見回した
⇒彼女が不安そうに周辺に目を向けたイメージ
look aboutのイメージは「ざっくり周りを見る」です。
感覚的には「周辺に目を向けた感覚」なので、上記の例文の場合は「彼女が不安そうに周囲を見回したニュアンス」になります。
イメージは「ある場所からいろいろな方向を見る」といったイメージで、イギリスではこちらが使われることが多いです。
※1つの場所からあらゆる角度を見る
「look around」のニュアンス
「look around」の意味:(見回す)
・I was just looking around.
・ちょっと見て回っていたところです
⇒ちょっと周囲を見て回っているイメージ
look aroundのイメージは「ぐるっと周りを見る」です。
感覚的には「周りを見て回る感覚」になるので、上記の例文の場合「私が周辺をちょっと見て回っている」という意味になります。
イメージは「あるところや周辺を見る」といったイメージで、アメリカではこちらが使われることが多いです。
※別の角度から見る・見て回る
「look about と look around」の例文
「look about」を使った例文
・He looks about for a job.
・彼は仕事を探しています
⇒彼が仕事を探しているイメージ
look aboutのイメージは「ざっくり周りを見る」です。
感覚的には「ざっくり周りを探し回る感覚」になるので、上記の例文の場合「彼が仕事を探している」という意味になります。
「look around」を使った例文
・He looked around to find his friend.
・彼は友達を見つけるために辺りを見回した
⇒彼が友達を見つけるために辺りを見回したイメージ
look aroundのイメージは「ぐるっと周りを見る」です。
感覚的には「辺りを見回した感覚になるので、上記の例文の場合は「彼が友達を見つけるために辺りを見回したニュアンス」になります。
いかがでしたでしょうか?
こうやって例文を並べて比べてみると、微妙な違いですが「同じ見回す・探し回るを意味する語句」でも「聞き手が受ける印象が異なる」のが分かりますね。
細かいニュアンスの違いを理解して使いこなすためには、それぞれの単語「look about と look around」のイメージを掴んで掛け合わせることが重要です。また、実際に語句が使われている英文や前後の話の流れなども意識しながら、英語に触れることも英語力を伸ばすポイントになります。
ぜひ、もう一度この記事を読み直して「それぞれの語句のニュアンスの違い」を掴んでいくようにしましょう。
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